イット・カムズ
2018年製作/75分/カナダ
原題または英題:The Ninth Passenger
スタッフ・キャスト
- 監督
- コーリー・ラージ
- 脚本
- コーリー・ラージ
- スティーブ・M・アルバート
- 撮影
- トーマス・ビリングスリー
- 音楽
- スコット・グラスゴウ
- 編集
- マーク・ラトリッジ
-
ジェシー・メトカーフ
-
アレクシア・ファスト
-
ティモシー・V・マーフィ
-
トム・メイデン
-
チンタ・ラウラ・キール
2018年製作/75分/カナダ
原題または英題:The Ninth Passenger
ジェシー・メトカーフ
アレクシア・ファスト
ティモシー・V・マーフィ
トム・メイデン
チンタ・ラウラ・キール
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2023年2月15日 日課なのだろうか、ダイビングを終え海から上がってきた男は車に戻り一服しつつ留守電を確認する。用件はお金の催促ばかりで、どうやらお金に困窮している様だ。
助手席に置いてあった見知らぬ封筒に目を通すと、中には船の図面やら何やらが。ターゲットとなる人物が所有するクルーザーに潜入し情報を取ってこいとの事。これが彼の生業なのだろうか。
ロースクールに通っているという久しぶりに地元に帰ってきた昔馴染みの女友達と恋バナに花を咲かせる環境活動家(?)の女性。2人きりの休日を楽しんでいたところナンパされる。
ナンパしてきたのは引っ越してきたばかりだというアイビーリーグに通う男2人。1人は絶賛失恋傷心中の男で、もう1人は彼を慰めようとベタベタしている連れ。友人と連れが勝手に意気投合し、彼の父が所有するクルーザーへと招待されることに。
そのクルーザーでは自身を船長と名乗る男がソワソワしながら女を連れ込んでおり、そこに先ほどのダイバーが定期点検と偽り潜入してきたのも束の間、ボンボングループも合流。なんやかんやあって出航し、勝手に漂流することに...
その日はクルーザーに誰もいないはずだから潜入し、また誰も来ないはずだから女を連れ込み、またまた誰もいないはずだから女を連れ込んだ。元カノも来ないはずで、出航もしないはずだった。図らずもその日その時にクルーザーに居合わせてしまった者たち。
美男2人と美女2人には経済的格差が見て取れ、普段は住む世界が違う者たちだろう。
環境破壊推進企業の御曹司と環境保護を訴える女性は、こんなカタチでも無ければ交わらなかったはず。
自称整備士の男はどの企業も同じようなものだと、仕事の依頼を受けなければ秘密を知る由も無く告発など以ての外だったのではないか。
御曹司は父の肩書きから受ける批判に辟易しているが、その特権をふんだんに利用し元カノとの復縁を迫る。成功すれば自分のおかげ、失敗すれば他人の所為とする性分だが、彼女はいったいどこに惹かれ、また復縁を受け入れたのだろうか?
嘘偽りの肩書きを掲げた男とそれに釣られた外見娼婦の女性は互いに互いをどう受け止めていたのだろうか。
彼らに襲い来るのは意図的かエラーか突然変異によって生み出された怪物であること、また自然淘汰というワードへの意識付けが為されることを鑑みると、おそらくは進化における偶発性のお話を根底に置いた、本来出会わなかったはずの者たちが一堂に会するというシチュエーションなのだろう。
また、肩書きやレッテル、諸々のシチュエーションにおける判断(男が行くべきでしょ(*´ε`*)チュッチュ!!...今なら許してくれそうだから告白します(/o\)...圧倒的誤射(;゚Д゚)!!...etc.)といった、偶発の原動力推進力となる要因が散りばめられていたようにも見えるが、そこから何が言いたいのかがわからない。
偶発性との兼ね合いで意図的に排除しているのだと思うが、劇中の人物の日常や普段の姿が全く以て見えてこないのと、隠蔽体質生物工学企業の実態もあまり突っ込まないので、自然そのものの定義もそうだし、自然の摂理に対して人類をどこに位置づけるのか、また干渉度合いの線引きができないので、正直こちらとしてはどうしようもない。
それすらも狙いなのかな??
「ジュラシック・パーク」シリーズ...「バイオハザード」シリーズ...「オープン・ウォーター2」(2006)...「ファイナル・デッド」(2006)...「絶海9000m」(2017)...「シー・フィーバー 深海の怪物」(2019)...「死霊船 メアリー号の呪い」(2019)...「OUTLAST」...
予告は面白かったのに色々いれすぎて中途半端!
島とか、怪物、組織全部???
ラストも、え、これで終わり!?って。
音を立てたらおしまい、って面白そうなのに本編ではそんな設定まるでなくて普通に叫んだり話したりしてるし。
残念