無限ファンデーションのレビュー・感想・評価
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これは教師が悪いが、話はこうならないだろう。
因数分解とか展開とか苦手なんだよね。これは数学ではない。ただのパズルだ。出来ないからと言って、数学を嫌いになってはいけないんだけどね。
小雨ちゃんと未来ちゃんは時空を超えた繋がり。
胸に付けているリボンが違う。
26分まで鑑賞
僕が高校の時一番好きな場所はワンダーフォーゲル部の物置。そこで昼寝する事。誰にも邪魔されずに寝られた。
女性の洋服ってなんで、背中にファスナーがあるのか不思議。女性は男より体が軟らかいのか?
これは即興劇なの?
ファウンデーションになる台本があって、即興劇で無限が作られるって事?
ウ~ン!
だから、ファウンデーションになる台本に疑問を持っても良いと言う事だと思う。
とどのつまり、ただの男目線なファンタジーって事なんだね。
こう言った部活動は課外授業故に、学校の教師は無視しなけりゃいけない時代になりつつあると思う。スポーツに限らず、団体の活動は高校の枠を外れるべきだ。学校はファウンデーションな学問を取得する場所と思うべし。
やりたい事は高校の枠にとらわれず、自分で探すべきだ。
滑舌が悪い役者が多くて、しかもセリフが即興との事。歌も含めて字幕が欲しいと思った。
西山小雨さんのアイドルとしてのプロモーション映画なんだね。興行的にどうだったんだろう?66歳のジジイが見て、心には刺さらなかった。
あとから演出家をwikiして理由は分かった。若者の感覚での青春ではない。微妙に中学生日記が混じっている。真面目にレビューした僕が恥ずかしい。
彼女達の世代とうまくはまっていた
青春がすごいヒリヒリする作品。
元々西山小雨のMV企画から映画に変化した企画で、全編即興という意欲的な作り。
まず、冒頭の歌で持ってかれた気がします。
アドリブ長回しで作っているだけあって、舞台のようなライブ感がありました。
この、地に足がついてない危なげな作りが、揺れ動く彼女達の世代とうまくはまっていたと思います。
そんなフワッとした感じなんですが、西山小雨の歌が入ると途端に芯が入ったように感じるんですよ。
元々そのために作ったから、そう感じたのかもですね。
正直すごい面白いってのとは少し違いますが、何かストンときました。
それぞれの若く不器用な思いがぶつかった青春劇
最近好きになった南沙良さん主演でまだ観てなかったので鑑賞。
特に予習なしに観ましたが、凄く良かった。
皆さんが厳しくて結構驚いています。
SPOTTED PRODUCTION作品が“若手発掘”みたいな感じだなと昨今思っていて、
今作も南さん以外も注目株がそこそこ出ていたので、期待していたが、内容も音楽も風景も自分にはドンピシャでした。本当、10代の頃ってちょっとした小さいことでぶつかったり泣いたりと、感情が忙しく、それを完全に大人になった自分は、今は客観的に観れて純粋に感動できる。
即興劇という事で、確かに個々でセリフ量のばらつきとか、あんま強くでないな、とかあったが、
それもこの手法の醍醐味。
最後10分は涙涙でした。
僕は好きです。かなり好きです。
タイトルが何かアジカンの曲みたいですが(笑)
何でファンデーション❔
2021年9月4日
映画 #無限ファンデーション (2018年)鑑賞
高校演劇部を舞台に女子高生の青春映画
全編即興で撮りあげたということのようですが、即興で撮るってどういうことをいうんでしょうか?
#南沙良、#小野花梨 出てました
歌に救われるムーラボらしい作品、即興劇と思えない仕上がり
ちょっと整理をするのが難しいな…。でも、不思議と嫌いになれない。西山小雨のウクレレといいピアノといい、ムーラボに則った作品作りが作る空気が上手い1本。
意外にも鬱な展開が長いので、正直このトンネルを抜けても気持ちよくはならないだろうと思っていた。しかし、西山小雨の歌がとにかく染み渡って、靄が晴れていく。迷える女の子たちの未来と行く末をそっと見守っているという感覚が、不思議と画面を伝わってくる。しかもこれが即興劇と聞いて、にわかに信じられない。それ故の空気感もあるのだろうけど…凄かった。しかし、道中に走るピリピリとした空気はやっぱり怖い。ラストの余韻がグッと来ているんだけど、作品の評価を上げるほどのモノではなかったかな…。
またもや南沙良の主演。ムーラボにとっても稀有なブレイク女優の主演。やっぱり華はあるが、ボソボソで内気な女の子をやらせるには勿体ない気がする。しかし、原菜乃華と小野花梨を置いているだけで厚みが全然違うと思った。片岡礼子もすごいんだけ凄いけど。子役上がりで鍛錬された表現力が即興とは思えない空気感を作る。また、受けの緊張感とかを作っていくので、グイグイ引き込まれる。それがさっきから言うような怖さに繋がっているのかもしれないけど。その辺の支離滅裂な所がやっぱり良くは思えなかった。
結構ムーラボ作品を好んで漁るのだが、これまたファンが多いこともあって好きな作品になりそう。サラッと作品の核を投入するような粗さも、ファンシーな世界観を映すためのピントのズレも、そこに意図した感じがして良い。寧ろ濁すより出していった方が伝わることも多いし。また、歌が作品を装丁した印象が大きい。西山小雨、覚えておこう…。
意外と可愛くない青春モノで、桐島が辞めるくらいの喪失感と希望で周る、高校生の焦燥が臭ってきて堪らない。踏み出す一歩の足りなさは自分にも当てはまる。少しヒリヒリして、ラストに掴まれる…不思議な作品だった。
【等身大の揺れ動く感情】
大人が見て、どうして、そんなふうに考えるの?とか、行動するの?って思う場面は沢山あると思う。
でも、これは、彼女たちの等身大の揺れ動く感情を非常によく表しているのではないのか。
昔、通っていた学校で、道徳の授業があった。
正式なカリキュラムに従ったものではなくて、教育研究の一環だったどう思う。
まあ、僕達は研究対象になっていたのだ。
ただ、安倍晋三フリークの好きな、あの森友学園ばりの教育勅語のような愛国教育は一切なくて、与えられた課題(とはいっても、短い、短編小説よりも短いかもしれないストーリー)を読んで、正解などない議論をクラスでするのだ。
この映画だったら、
ナノカの行動についてどう考えるかとか、
ナノカはどうするべきだったとか、
どんな気持ちで衣装をペンキで汚したのだろうかとか、
他のみんなはナノカやペンキで衣装を汚した子にどう向き合うべきかとか、
一方で、ナノカのように皆も夢や目標に向かってクラブ活動をすることは大切なのではないのとか、
未来のような才能を見出してあげることは、実は皆んなも欲しているはずだとか、
小雨とは誰なのかとか、
もし、小雨がいたら、皆んなにとってどんな存在なのかとか、
ある時点で時が止まったような先生をどう思うかとか、
その気持ちはどんなだろうかとか、どう踏み出すべきだとか…。
こんなことを止めどなく議論するのだ。
この作品は、中学生や高校生、或いは、先生を目指すような人が見て欲しい気がする。
でも、親も絶対見たほうが良い。
まあ、皆んなが見るべきかもしれない。
高崎商科大学附属高校の21年3月の卒業式での小雨さんのプチコンサート映像付きの上映で、歌は本当に良かった。
安倍晋三フリークの好むような愛国教育は要らないけど、僕たちの受けた授業は良かった。
僕は、金八先生は押し付けがましくて好きじゃなかったけど、NHKの中学生日記はいい番組だったと改めて思う。
押し付けられるのではなく、自ら考える教育の環境は日本にもっとあっていいと思う。
タイトルは素敵
無限ファンデーション。ベテラン大崎章監督からは想像つかないタイトルです。
インディに近い作品と割り切って観賞すれば南早良の魅力や西山小雨の心地良いメロディに気づくだけでも儲けもんでしょう。
全編即興劇という実験的試みをしてます。これはどうでしょうか。上手い人とそうでもない人がいるため、なんかちぐはぐ。放課後行くリサイクル施設がやけにポップですね。先生役が全く駄目。
夢への階段途中、広がる無限ファンデーション。
人付き合いが苦手で尚且つ夏休みの補習を受けている未来は帰り際リサイクル場からある歌声が聴こえて、小雨と出会う。
彼女の出会いから趣味で服飾デザインを好む未来には、演劇部より服飾デザイナーの勧誘も来て人付き合いがよくなり、自分の道が開けて行くが、、、、。
即興劇だと知らなければ、しどろもどろ感、たらたら感があるので嫌がる鑑賞者もいるだろう。
「演劇部ネタを即興で演じる」設定には好感は持てる。
夢への階段途中生徒達映画にはピッタリな雰囲気でしたし。
しかし、メジャー作品が都合上作れない配給会社らしく、あくまでも「演劇部ウラ話」であり「演劇」には力は入っていない。(入れれない理由も役者で悟れる。)
即興感は「ワンテイクにもっと気持ちを込めて撮影出来なかったのかな?」と思うシーンがあり残念である。
(演劇部顧問の独り言シーン、小雨独り言シーン。言葉が詰まり、ギリギリで編集カットしているがそこは監督の見せ所では?)
スプレー事件はどうにもならんだろう💦
エンディングは志乃ちゃんですか?w
設定・即興劇は悪くない。しかし、演劇部ネタとすれば別映画「幕が上がる」の方が役者に心がこもっているし、やる気も上。
(少し映画の種は違いますが)
未来、小雨、ナノカ以外の役者どうにかならなかったか?
即興劇<素人役者であり残念。
即興劇でしか出せない青春
全編即興劇。7日間で撮影されたそうだ。
元々は西山小雨(本作で初めて知りました...すみません)のMVを撮る予定が膨らみに膨らみ、脚本も膨らみ、結局即興劇に落ち着いたそうだ。凄いな。
少女の鬱屈とか、諦めとか、夢とか、目標とか、恐れとか。即興劇だからなのか、出てくる言葉に飾りというか、遊びがない。特に部活のシーンなどは。
南沙良が演じる未来は、大変な奥手というか、自己表現が下手で、補習中も絵ばかり描いているような、どこか夢想的な女の子だ。だからこそ彼女は「小雨」と出会うことになるのだ。
上昇志向とプライドの高さに無自覚なナノカ(彼女は役名そのまんまなのね)、それを身を持って体感して複雑な思いを抱くユリ。そして未来。ちょっとした女子三角関係。あるよね、ああいう微妙な関係性。女子は特に。
高校1年生ってまだあまりにも未来があるしなんでも選べるのに、ああいう風に惑うんだよなあという気持ちになった。そして逆に、ものすごく自分を信じていたりもする。まだ見ぬ挫折を恐れたり、挫折というものを知らなかったり。
そういう女の子を見守る大人たち。母、先生、そして小雨(大人、ではないけど大人)。さりげなく写真で出演する渋川清彦も。
これから先も色々あるんだろうなあ、という終わり方だし、ひとつの結末で終わりでない人生、青春の物語かな、と。だから主題歌が「未来へ」なのがしみる。
ところで、先生と小雨が突然インタビューっぽくなるシーンは、あれは「2/デュオ」のオマージュなのだろうか?
取り組みは面白いが…
即興劇らしいセリフ回しや間があまり好きではなかったが、そこも緊張感があって良かったと思うべきなのだろう。
南沙良はこういう役が多すぎる。もっと明るい役を見てみたい。
カメラワークはよく分からなかった。
いくら即興劇とはいえ、ワンカットでは無いのでカメラは数台用意されていた。
全部回しながらセリフに合わせてカット割りをしたんだと思うけれど、それにしても役者と役者の被りが多すぎて見ていられないし、
1台のカメラはずーーーっとレンズに汚れがあってそればかり気になってしまった。
撮る側としてはカメラが多ければ映り込みを気にするのは分かるけれど、喋ってる俳優さんを撮るだけではなく次に誰が喋るかを予想したカメラ回しが必要なんだと感じたし、
それが難しいのであればもっと広角で撮ればよかったのではなかったろうか。(特に教室?でのシーン)
ただし、小雨さんの曲はそれはそれは最高でした。あの曲があって成り立つ映画でした。
本気で応援したい。
即興芝居と知って、腑に落ちました。
この作品の予告編を観て
あ、主演が「志乃ちゃん」の子だ。
音楽もいい感じかも。
ということで鑑賞してみることにしたのですが
何かこう、共感できない場面の連続にフラストレーションが溜まりました。
仲間との演劇公演を捨てて、一人で映画オーディションに行ってしまう子。
演劇の衣装に塗料スプレーを掛けてダメにしてしまう子。
オーディションに落ち、また仲間に戻らせて欲しいと言い出す子。
そして最後には、
自分たちを見捨てようとした子を、何も無かったかのように受け入れている仲間たち。
なんでそうなるのかなと、もやもやしていたのが
少女たちの会話が「即興芝居」と知って腑に落ちました。
お話全体がアンバランスな感じがするのも無理ないかなと。
試みは面白いとは思いましたが、私には何となく残念な作品になりました。
南沙良ちゃんは笑った顔の方が魅力的ですね。
西山小雨さんの歌声、素敵でした。
映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じ
た映画ファンもいるということで。
即興芝居である意味
南沙良って静止画だと可愛いのに芝居をすると可愛さが薄くなるの何故なのだろう(悪い意味ではない)。この作品、即興芝居である意味はあったのだろうか。おそらく「意義」としては大いにあるのだろうが、客観的に「芝居力」の差が如実に現れてしまい作品としては惜しい印象。
前半きつかったが、一番最後が音楽と感情とマッチして、途中退席しなく...
前半きつかったが、一番最後が音楽と感情とマッチして、途中退席しなくてよかったと思えた。即興だからこそ良かったのもあったが、違和感ある部分もあってうーんだった。
ザ・ノンフィクション的ドキュメンタリー映画
前情報なしでしたが、不思議と引き込まれる作品でした。主役の南沙良さん、西野七瀬さんに似てました。後で調べたら鼻水芸がすごい方とのこと。なるほど今回もちゃんと披露してました。原菜乃華さんが入ると締まりますね、さすがです。映画の日に拾い物の逸品に出会うとはミニシアターも侮れませんね。
シンデレラと魔法使い
作中にも登場する西山小雨という方の「未来へ」という曲を題材につくられた作品で、群馬県の高校生が部活を通じて将来を考えたりぶつかったりする話。
数学の補習を受けている服飾に興味のある退屈少女の書いたデザイン画が、演劇部の子に見初められ、衣装担当としてスカウトされてことが起こって行くストーリー。
曲は別として、西山小雨の役所はファンタジーだし無くても話が通じるという…。
基本全て即興芝居とのことで、ぐずぐずになる手前の危ういところを上手く編集で繋いでいるところもあるけれど、拙い言葉の選び方やのめり込み具合がじれったくて、初々しくて、良い感じ。
揉めても責める様な発言ばかりで建設的な発言がないとか女子高生らしいよね。
ヘタにセリフを読むより上手くみえるというところも狙ったのかも知れないけれど、先生はちょっと頂けない感じもあったし他の演者さん達のセンスが良いとみるべきかな。
スプレーちゃんの処遇はすっ飛ばされた感じでちょっと解せない感じもあったし、先生とウクレレ少女はちょっと浮いていたし、ストーリーとしてはまあこんなものかという感じはあるけれど、青春映画という意味でなかなか楽しめた。
これが、普通の映画で全部台詞が決められている中でやっていたら通り過...
これが、普通の映画で全部台詞が決められている中でやっていたら通り過ぎてしまうであろう気持ちがたくさんあった。
この映画は、即興演劇でやっているからこそのリアリティーと言葉の重みを感じられる。
特に、はらなのかちゃんが未来に放つ言葉と、見えるはず、聞こえるはずのない小雨ちゃんの歌がなのかちゃんの胸に届いているというシーンは、とても表情が良かった。
私が高校1年生の時、ダンス部を退部した時に少し似たような理由で辞めた。
だけど、私はその当時から仕事をしていて忙しくて両立が難しいという事を周りの先輩や同年代は分かっていたから思っていたよりもスムーズに物事が進んだけど、
あんな自分勝手で、最悪な捨て台詞をはきながらも、仲間に入れてあげる周りも優しい。
でも、シンデレラをやれないと言った時の周りの反応がもし自分に降りかかってたら…と思うと怖かった。
そこらへんは、すごくリアリティーがある。
即興劇ならではのリアルさとキラキラ感。
仕事で新潟に行った際に新潟の大手系ではない映画館で映画が観たくて、「シネ・ウインド」に行ったら上映してたので鑑賞しました。
なので、前情報は「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」に出演していた、南沙良さんが出ている以外は一切無し。
で、感想はと言うと…結構良いかも♪
女子高生で服飾デザイナーを夢見る未来と未来のスケッチブックを偶然目にした演劇部のナノカが未来のデザインした絵に惚れ込み、自身が所属する演劇部の衣装を担当して欲しいと頼み込む。
また、偶然リサイクル工場で出会った幽霊の女の子、小雨との交流。
友達のいなかった未来の周りがいろんな問題も起こりつつ、動き出す…
と言うのが簡単なストーリー。
上映後に監督の大崎章さんと出演していた日高七海さんのトークショーで分かったのが、全部アドリブの即興劇で進行すると言う事。
どおりで所々聞きづらい部分のセリフなんかもあったりしたが、その分生々しいと言うか、妙にリアルなセリフなんかもあったり、たまに呟いたりする言葉が面白かったしてたので納得。
それでも即興劇と聞いて考えると確りと進行していたので、結構感心しましたw
未来役の南沙良さんの役柄はどうしても志野ちゃんに似通るなぁと言う感じはしました。
性格は志野ちゃんよりもかなり前向きですが、それでも内向的で自身の主張が上手ではない。でも純粋で真に秘めた強さを持ってたり。
ラストで自転車に2人乗りするのなんて、志野ちゃんの時のシーンとそっくり。違うのは後ろに座っているのか、前でこいでるのかだけw
シンガー・ソングライターの西山小雨さんが幽霊役で出演してますが、結構好きですね。
歌詞も良いし、歌も良い。
演技もなんとなくホッとする様な感じで、特にちょっとした時の間の呟きとかがなんかツボです♪
未来を演劇部に誘ったナノカが中心でいろんな事が動くし、問題を起こしますが、一番リアルではないかな。自分の夢に正直でチャンスがあれば、頑固になる。ここまでいろんな側面を持った女の子はなかなかいないかも知れませんが、結構良いです。
未来のお母さん役の片岡礼子さんと未来との掛け合いや交流もなんか良いなぁ。
難点はウクレレ弾きの小雨が幽霊だとはラスト近くになるまで分かんなかった事。
なんとなくそうなのかなぁとは思っていましたが、確証が得れたのは上映後のトークショーで監督のお言葉からw
この辺りはもう少し、幽霊だと言う描写がもっと分かりやすかったら良かったかな。
あと、顧問の先生と小雨の関係性が少し取って付けた感じがしなくはないかな。
あと、出ている役者さんは少ないのに、どうしても比重が片寄ってるので、この人要るか?と言う感じもありますw
ちょっといろんなカット割りや転換も荒いかなと。
そこはインディペンデント系の作品ならではと言えますが、それでもそこを直せば良くなるのではと言う部分も多々有りで、でもそう言う部分を全て綺麗に直していくと、作品自体の持つ未完成ながらに原石の様な輝きの良さも消えてしまうかもで…難しいですね。
それでも、荒々しくも良い感じの作品で、高校生達の真夏の一コマを儚く脆く、そして眩しく描かれてます。
前情報が無かったので思いがけない拾い物の感じはします。
そんなにハードルを上げずに、細かい所も寛大な心で観てみたら、なんか良いモノを観た様な気持ちになる作品ですよ♪
自転車二人乗り常習犯の南さん
大会を目指す高校演劇部の中で起きる、女子達の揺れ動くココロと、ぶつかり合う想い「ひと夏分」を、「まるでドキュメンタリーなタッチ」で描いた、ゆーーーるい進度の物語。まぁ、とろい。話が進むのが。で、ネガポイントはそれだけ。ちなみに演劇部には男子も一人いますが存在ユーレイ。
一般的な価値観からは3★以上の評価は、おそらくありえないと思う完成度だと思うけど、どうしても嫌いになれない。どころか、大好きだと言いたいし、2回目も3回目もアリです。
理由は二つ。
まず「西山小雨」さんの歌が素晴らしすぎる。この映画で存在を知りました。弾き語りのウクレレと透明声が、沁みる沁みる。ウクレレならジェイク・シマブクロの「In my life(Live ver.)」が大好きで、1日30回聞いても飽きないくらいだったけど、ジェイク超えてます。彼女の存在はオカルト・ファンタジーですが、ラストのピアノ弾き語りとか泣いてしまう。もう、この人の存在が天使(ルックスは微妙です)。小雨そぼ降る夜のリサイクル工場で、ちょこんと座って背中で弾き語る姿とか、完全にココロ奪われました。ずっと聞いていたい。
二つ目は「南紗良」その人。「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」も、そうだったが、独特の世界観に私たちを引き込んでしまう、奇妙な何かを持ってる。としか表現できない。特別な美人でもなく、特別可愛くもなく、芳根京子みたいに演技力がある訳でもないのに。緩い展開の中で、ぽつぽつとしか出て来ないセリフが「待ててしまう」から不思議。
ゲに恐ろしきは女子の嫉妬なり、な展開には、ちょっと困ったが、ちゃんと収束、大団円。ドジって事故死した「小雨ちゃん」の透き通った歌声に涙した後だが、一つだけ注意させて下さい。なんぼ田舎道だからって、あなた、また二人乗りですか?今度見つけたら補導します。
MOOSIC LAB 2018 9作目、これでお終い。ってことで総括。
① 「左様なら」3.5★ (志乃ちゃん系)
② 「無限ファンデーション」3.0★ (志乃ちゃん系)
③ 「ドキ死」3.0★ (ストーカーコメディ)
④ 「デッド・バケーション」2.0★ (ルームロンダリング系)
⑤ 「ゆかちゃんの愛した時代」2.0★ (吉本系明るいコメディ)
⑥ 「日本製造」2.0★ (劣化タランティーノ)
⑦ 「普通は走り出す」1.5★ (栃木県大田原のウッディアレン。もしくは所ジョージ)
⑧ 「内回りの二人」1★(ちょっと長めのアイドルMV)
⑨ 「松永天馬殺人事件」0.5★ (知性不足を露出し続ける単に下劣なフィルム)
4作くらい見損ねてます、多分。
大崎章…60前のおじいさんが撮る作品じゃない
先年のムージックラボ2018にて拝見。若いキャストで女子高生たちの一夏の青春物語…
まずスポッテッドが、この可愛い女の子たち使って映画作ってる時点で吐きそうになる。サブカル気持ち悪い系のオッサンが集まって気持ち悪い映画を作ってるようにしか思えない。日本映画の終焉。
内容は…ビックリするぐらいチープ。即興劇でワンテークにこだわりましたって、アホな顔した監督が言ってたけど。先ず即興劇やるなら、彼女たちにそれなりの能力や展開力が無いと、そら何も起こらないよな。素人でもわかる、ギクシャク感、親子に見えない即興演技。友達に見えない即興演技。幽霊って、感じない即興劇。先生に全く思えない先生の即興演技。
あのさ,即興劇こだわるんならちゃんと設定やらエチュード繰り返してからワンテーク勝負しろよ。何も考えてない若い子たちが、その場に行って奇跡みたいな映画撮れるわけねーだろ。 考えてる瞬間がみずみずしく見える?はあ?って感じ…
音楽いきなり弾きだす幽霊も、設定が弱いから何も感じない。こじつけだろう。
あの監督のアホな顔見てたら吐き気が催してくる。女子高生の映画作ってどうすんだよ
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