記憶にございません!のレビュー・感想・評価
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いざ自分が政治家になったら、と思いました。
政治が全く分からない、と言いますか、知りたくもない、という人間でした。
総理なんて誰がなっても同じ、若しくはエリートが勝手になるもの。
自分はただ自分の学問分野に没頭すれば良い。
そのような自分でしたが、この作品を観て、ガラリと考えが変わりました。
「もっと政治のことを知りたい」と、思えるようになりました。
そして「いざ自分が総理になったら?政治家になったら?」と思うと、ゾッとしました。
この映画ではファンタジー要素が多く描かれており、とてもほのぼのとしましたが、実際問題、かなり大変だと思っています。
政治家も人間ですよね。
それを皆さん、よくやっているなと、改めて感謝しました。
そして国民も変わらなければ、政治も変わらない、とも思えました。
この映画は、そのきっかけを作ってくれた。
そして笑いとほのぼのさで、満足させてくれた。
このような点において、満点でした。
喜劇を映画にできることは、やっぱり才能なのでしょうね
所々に笑いを持ってくる、さすがの三谷喜劇といったところ。
配役それぞれの見せ所ありの、年齢問わず気軽に見れる作品でした。中井貴一をイメージと違う こういう役に人選したのはさすがだと…
ラストもうひとつ盛り上がりが欲しかったかな。
さすが三谷幸喜!
某
三谷ファン以外は非推奨
役者が光る!
内容が薄かった
三谷映画の真骨頂
程よい三谷ワールド感
これぞ三谷映画!
「ギャラクシー街道」「清洲会議」など、近年の三谷映画はちょっとイマイチだったけど、久しぶりに見たかった監督の映画でした。
平日にも関わらず、映画館は結構席が埋まっていて、終始聞こえる笑い声。
細かい笑いと、見事な伏線回収。最後はすっきり終わって、あっという間の2時間でした。
それぞれの俳優さんに見せ場があり、どれもさすがと思わせる見事な演技。鑑賞後パンフレットを読んで、もう一回見たくなりました。
ちなみに当方、監督の映画では「THE 有頂天ホテル」が一番好きです。他には「ステキな金縛り」「ザ・マジックアワー」この辺りが好きな方はとても楽しめる映画になっていると思います。
政治ものですが、リアリティーはありません。コメディーですから。シリアスかつ上品な笑いが散りばめられています。役者さんの演技の賜物ですね!
やっぱり、監督のこの世界観好きだなー。
笑いの「玉手箱」
笑いの要素満載で、どこを切り取ってもおかしさがある。少し適切でない言い方かもしれないが、コメディの正統派、「教科書」のような印象を受ける。記憶を失った総理大臣をめぐるドタバタ喜劇的な面白さである。中心にインパクトのある設定があり、敵味方入り乱れてテンポよく進行し、意外な結末も待っている。人によって笑える場面が違っても、大多数は自分なりのおかしさを見つけて楽しむことができる。
この優れたコメディの中で一番成功しているのが人物設定だ。ストーリーの中でそれぞれの人物が果たす役割が実に明確になっていて、役者さんが見事に演じ切っている。フィクションだから許される単純化で、人間の下司な面と愛おしい面の両方が人物に詰まっている。人物設定にぶれがないから、考えることなく安心して三谷幸喜の仕掛ける笑いにまんまと乗せられる。
「教科書的な」コメディと表現したが、傑作かというとそれほどでもないというのが正直な所である。爽快感はあるが少し物足りなさも残る。
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