記憶にございません!のレビュー・感想・評価
全526件中、201~220件目を表示
恐ろしい男
これまでの三谷幸喜作品の中で、政治を題材にした作品は今作が初めてなのではないでしょうか。政治を喜劇として扱ったらどんな形になるのか…!(しかも三谷幸喜によって!) ずっとワクワクしながら公開を待ちわびておりました。
やはり、期待を裏切らない安定の三谷幸喜劇場。観客を笑わせる手腕は衰えておりません。
ただ、本作にはこれまでの作品とは明らかに違うところがあります。今回鑑賞して、喜劇がもつ底知れぬ魅力と力を思い知らされました。
それは、風刺や政治批判の要素も垣間見えるが、同時に政治への期待をも込められているという事です。一体、この作品は今の政治に対してどんなスタンスをとっているのか。批判をしているのか、それとも応援しているのか、断定ができないのです…! この作品をどう捉えるかは観客に委ねられているとしか思えません。
政治を題材にしておきながら、どちらにも捉えることができる。そして何よりも観客を楽しませることは忘れない。改めてこの三谷幸喜という男を恐ろしいと感じました。
三谷幸喜監督はこの作品を安倍総理にみせたらしいです。彼は首相に対してどんな思いを抱いていたのでしょうか…
「三谷映画の真骨頂」
今年107本目。
三谷幸喜監督の4年ぶりの新作。映画は8作目。
かなり面白い邦画と感じました。三谷映画の真骨頂が出たと思います。
特に良かったのが吉田羊と有働由美子アナ。
吉田羊はお色気ありの演技をしたり、有働アナは事前に知らなかったら「誰?」ってなってたと思います。
三谷幸喜監督は舞台でも活躍されてますが、映画撮影の時は必ずスーツで行くと、映画にリスペクトがあると言っていました。
最後のひねった着地も好きです。
三谷幸喜ならでは安心して見られるコメディ
安心して笑っていいんだろうなと、見られるコメディ映画。
予告編からして最終どう落ち着くかの予測がついて、安心していた。
その安心通りの結末で、満足。
とりあえず嫁さんと二人で見に行くには程よい映画だった。
好みが違う二人だけれどそういうの気にせず朗らかに笑って見終わった。
三谷幸喜の映画というかんじ。
政治をバカにし、総理を軽く扱い、どうしようもない無能な人間に日本をまかしていると、見ている人に勘違いを誘う。
コントだから、最初からわかっていたが、気楽に見られて、たまーにクスッと笑うところもある。派手なつけまつげのアナウンサーが有働さんとは、驚き。中井貴一がいなければ、コントすぎてどうしようもない話。木村佳乃の英語アクセントもなかなか。
使い古された小ネタでクスクス笑いを獲得するも、残念なテンポ。芝居に...
使い古された小ネタでクスクス笑いを獲得するも、残念なテンポ。芝居に反発力がない感じ。
今、プライムでラヂオの時間観てる。この人のピークここ。
ところどころくすっとくる
この映画の見どころは個人的におディーン様のハマり役っていうのが1番大きい。なんとなく怪しい日本人離れした役が似合う気がする。最後総理はそうだったのね、家族再生のところは感動した。シリアスになりすぎずおもしろい感じで飽きずに見れました。
スクリーンで観る演劇
三谷幸喜さんの作品はいつも映画ではない。映画と思って観ると落胆する。
舞台喜劇だからである。
木村佳乃さんをキャスティングする段階で、喜劇に徹しているのが解る。
彼女を石原さとみさんにしてくれれば、もっと面白かったのに!僕ならそうしたな。
ディーンさんのワイシャツ色を替えてくれたのが、親切でいい。
ティーンにも気楽に観れるいい若年齢用映画だ。
中井貴一さんが良い
軽めの内容も、中井貴一さんのおかげで、なんとか重厚感ができて良かったです。役者さん、皆さん、とても良かった。笑いは、クスッとぐらいでした。でも白けることは無かったです。観て良かったです。
strong, funny, realistic reflection of Japanese politics
Mitani Koki is a great director. And this film is as funny and entertaining as his others. Excellent performance from Nagai Kiichi, with strong supporting cast from Fujioka Dean and Koike Eiko.
Nice dig at the current political establishment.
The story is a little too far fetched in that there is no doubt that the state of politics is not going to change anytime soon.
ずっと面白い
なかなかの喜劇に、最後まで入り込んで楽しめた。政治家の体たらくの描写は、かなりの誇張と分かりながらも、実際に、どこか似た様な思考が現政治家にもあるのではと、思わせる描き方は、さすがの三谷幸喜さんだと思った。久しぶりに、記憶喪失になった総理を応援したくなった。
最初から最後まで……
何度も笑わせて頂きました。
出演者も豪華ですね。
ちょい役で、この人出るの?って…
最後の作文が良かったです。
人生変えるか、人格変えるか?
チャンスは、ホントに小さい事かもしれませんが、決断はとてもとても大きい勇気です。
いつか、私も決断してみたいです。
シリアスドタバタコメディ
前作の三谷作品があまりに酷すぎたし、だいぶ時間が空いたのでもう映画はやらないと思っていたけれど、久々にぶっ込んできたこの映画はなかなか面白かった。
三谷作品のドタバタは残しつつ、描いている内容が結構重いので、これまでの作品とはなんだか違った印象。
なんと言っても中井貴一が最高にハマり役だ。これほどまでに感情が顔や目に出るのはさすがとしか言えない。
個人的には斉藤由貴が1番のツボだった。
現実に起こりそうな、無責任な政治の世界を映画にしたという挑戦的な内容と、ドタバタコメディというメリハリでずっと飽きずに見れたけれど、もう一山欲しかったなぁ、という印象。
全526件中、201~220件目を表示