記憶にございません!のレビュー・感想・評価
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最高でした!!!
母親と久しぶりに映画館へ行きましたが、映画の内容のせいかお客さんたちの年齢層がかなり高めでした。それがとても心地良かったです。
声を出して笑ってしまうくらい笑いっぱなし、そして時々少し泣ける映画でした。
素敵な映画に出会えて幸せです。
ぼーっと楽しむ職人芸コメディ。
中井貴一が態度悪い総理大臣だった、ってのは全然はまってません。記憶喪失になってうろたえて、「えーー」とか「むりーーー」とかゆってるほうが、ハマってます。
中井貴一にヒールは似合わない。困り顔のいいひとがよいです。
多分、記憶が戻ったのは、自宅のキッチンで料理人にどつかれた時なんでしょうね。あのフライパンばこーん!でオチは読め、予想の範囲に収まって、面白かったです。
2019年の夏は私にとって37回目だったのですが、一番やる気が起きない夏で、出かける気が全くしなかったので、6月~9月に本来なら観たかった映画を殆ど見逃しました。その上9月上旬に左足首の靭帯損傷(歩いていてこけただけ…)。ギプスと松葉杖では更に出かける気力も失せ、「記憶にございません!」を見に行く気になった時には10月になっておりました。
これがそんなに人気なかったら、10月には一日1回上映で、朝だけとかおっそいレイトショーだけとかになっているところ、ありがたいことに18:30上映が残っていた(仕事帰りに行きやすいので18:30~19時台の上映を好みます)。うれしいな、楽しいな。そんな気持ちがありまして、点も甘くなっております。
見た後に何かが残るとか、映像やお話が画期的であるとか、そうゆうのではありません。三谷幸喜が三谷幸喜らしい笑えるコメディーを作った。それだけです。でも久しぶりの映画だったので、丁度良かったです。
田中圭が冒頭だけだったらもったいないなーと思っていたら、汗だくのSPとして再登場して大活躍で面白かった。
佐藤浩市のキャディー扮装最高。
中井貴一の息子役、誰やっけ?染谷将太にも見えるし、古川雄輝にも見えるが、どちらとも違うしでも似てるし、だれやっけー?ともやもやしていたが、エンドロールで濱田龍臣だとわかってすっきり。でもあんなにおっきくなってたんだねー光陰矢の如し…
エンドロールに天海祐希の名が見えたけど、どこ?どこにいた?わからんかった!
目じりのつけまがばさばさ過ぎて人相分からんTVキャスターは有働由美子さんでした。
楽しめる内容
総理大臣である黒田首相、石が当たったことがきっかけで記憶をなくすということから始まる。設定や世論の反応に若干の違和感はありつつも楽しく観れる内容。
何がきっかけになるかは分からない。様々な情勢などが重なる中で常に正義感を貫くことだけが正しいとは限らない。でもきっかけが結果的に良い方向転換の機会を与えてくれることもある。記憶がなくなったからこそ、これまでの形にこだわらないという舵を切れたのかもしれない。
恐ろしい男
これまでの三谷幸喜作品の中で、政治を題材にした作品は今作が初めてなのではないでしょうか。政治を喜劇として扱ったらどんな形になるのか…!(しかも三谷幸喜によって!) ずっとワクワクしながら公開を待ちわびておりました。
やはり、期待を裏切らない安定の三谷幸喜劇場。観客を笑わせる手腕は衰えておりません。
ただ、本作にはこれまでの作品とは明らかに違うところがあります。今回鑑賞して、喜劇がもつ底知れぬ魅力と力を思い知らされました。
それは、風刺や政治批判の要素も垣間見えるが、同時に政治への期待をも込められているという事です。一体、この作品は今の政治に対してどんなスタンスをとっているのか。批判をしているのか、それとも応援しているのか、断定ができないのです…! この作品をどう捉えるかは観客に委ねられているとしか思えません。
政治を題材にしておきながら、どちらにも捉えることができる。そして何よりも観客を楽しませることは忘れない。改めてこの三谷幸喜という男を恐ろしいと感じました。
三谷幸喜監督はこの作品を安倍総理にみせたらしいです。彼は首相に対してどんな思いを抱いていたのでしょうか…
「三谷映画の真骨頂」
今年107本目。
三谷幸喜監督の4年ぶりの新作。映画は8作目。
かなり面白い邦画と感じました。三谷映画の真骨頂が出たと思います。
特に良かったのが吉田羊と有働由美子アナ。
吉田羊はお色気ありの演技をしたり、有働アナは事前に知らなかったら「誰?」ってなってたと思います。
三谷幸喜監督は舞台でも活躍されてますが、映画撮影の時は必ずスーツで行くと、映画にリスペクトがあると言っていました。
最後のひねった着地も好きです。
三谷幸喜ならでは安心して見られるコメディ
安心して笑っていいんだろうなと、見られるコメディ映画。
予告編からして最終どう落ち着くかの予測がついて、安心していた。
その安心通りの結末で、満足。
とりあえず嫁さんと二人で見に行くには程よい映画だった。
好みが違う二人だけれどそういうの気にせず朗らかに笑って見終わった。
三谷幸喜の映画というかんじ。
政治をバカにし、総理を軽く扱い、どうしようもない無能な人間に日本をまかしていると、見ている人に勘違いを誘う。
コントだから、最初からわかっていたが、気楽に見られて、たまーにクスッと笑うところもある。派手なつけまつげのアナウンサーが有働さんとは、驚き。中井貴一がいなければ、コントすぎてどうしようもない話。木村佳乃の英語アクセントもなかなか。
使い古された小ネタでクスクス笑いを獲得するも、残念なテンポ。芝居に...
使い古された小ネタでクスクス笑いを獲得するも、残念なテンポ。芝居に反発力がない感じ。
今、プライムでラヂオの時間観てる。この人のピークここ。
ところどころくすっとくる
この映画の見どころは個人的におディーン様のハマり役っていうのが1番大きい。なんとなく怪しい日本人離れした役が似合う気がする。最後総理はそうだったのね、家族再生のところは感動した。シリアスになりすぎずおもしろい感じで飽きずに見れました。
スクリーンで観る演劇
三谷幸喜さんの作品はいつも映画ではない。映画と思って観ると落胆する。
舞台喜劇だからである。
木村佳乃さんをキャスティングする段階で、喜劇に徹しているのが解る。
彼女を石原さとみさんにしてくれれば、もっと面白かったのに!僕ならそうしたな。
ディーンさんのワイシャツ色を替えてくれたのが、親切でいい。
ティーンにも気楽に観れるいい若年齢用映画だ。
中井貴一さんが良い
軽めの内容も、中井貴一さんのおかげで、なんとか重厚感ができて良かったです。役者さん、皆さん、とても良かった。笑いは、クスッとぐらいでした。でも白けることは無かったです。観て良かったです。
喜劇
安定の中井貴一さん。
いや、面白かった。
以前程のパワーは感じないものの三谷監督が帰ってきたって感じの今作だった。
人物の配置が面白くて、それぞれのキャラにしっかりとした設定と背景がある感じは、舞台を主戦場においていた監督ならではかと感じる。
中井さんの抜けた芝居もさることながら、名優草刈正雄の懐の深さに感銘。
木村さんの英語に舌を巻き、日本語のスピーチにグッとくる。
小池さんも好演であった。
ただちょっと食い足りないのが、前半のディーン氏。
彼は冷徹ではあっても横柄であってはいけないと思われる。彼の立ち位置が記憶を失くした総理よりもはるかに上であった為、それまでの総理の傍若無人さが霞む。
彼を通してみる総理は小物であった。
距離感と高低差が周囲が感じていた総理像やVTRとちぐはぐで気持ち悪かった。
後半になり総理を支える立場になってからは良かっただけに、ディーン氏には荷が重かったのかなぁと思う。
佐藤さんと中井さんのカットは長回しが目立っていて、佐藤さんには…喋る以外の余白がないのが、少し…残念でもあった。
若干のミスキャスト感も感じる…。
若干の中弛みや、なんじゃそら的な展開はありはするものの、俳優陣の伸びやかな息遣いを堪能し、喜劇らしい喜劇を見た感じ。
ぶっ飛んだシーンはあったにしても、それはそれでいいのだ。枠から飛び出てくれた方がコメディは面白い。
それもこれも、そこを履き違えない俳優陣がいるからこそ。
変化球ではない真向勝負な作品であった。
strong, funny, realistic reflection of Japanese politics
Mitani Koki is a great director. And this film is as funny and entertaining as his others. Excellent performance from Nagai Kiichi, with strong supporting cast from Fujioka Dean and Koike Eiko.
Nice dig at the current political establishment.
The story is a little too far fetched in that there is no doubt that the state of politics is not going to change anytime soon.
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