「美しい田舎の風景が一層・・・」ラストレター 映画イノッチさんの映画レビュー(感想・評価)
美しい田舎の風景が一層・・・
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日本の映画は、洋画と違って予備知識がなくても、スッと入ってくる
言葉が日本語だからというだけではなく
描き方の丁寧さや、見慣れた自然・風景・文化・風習が
観ている日本人を柔らかく包んでくれるからではないかと、最近思うようになった
洋画では、出演者の顔も、有名な人以外だとよく似ていると感じる場合が多く
区別がつきにくい
更にファーストネーム、ミドルネーム、ラストネーム、イングリッシュネーム
が入り交じり、裁判物でも恋愛物でも全てが"探偵物"になってしまう
(この人って誰だっけ???)的な捜査が自分の中で始まる
鏡史郎を演じた2人(福山雅治&神木隆之介)が似ていなくても
キャスティングミスだなって、即、思えるくらいの余裕がある
阿藤こと- 豊川悦司の役柄と、昨年逝去したサカエこと- 中山美穂の役柄が
痛々しかったけど
予想をよい意味で何度も裏切る脚本に「天晴れ!」と叫びたい
特に遠野未咲が、乙坂鏡史郎からのラブレターを大切にとっていた辺りから・・・
涙腺が崩壊★★ こんなに泣いたのは、何年ぶりかな
本当に素敵な恋愛映画でした
SNSでは味わえない"手紙のよさ"も、改めて感じたストーリーでした
岸辺野昭子(水越けいこ)と正三との関係も、ドキドキしてよいスパイスになったし
PS 広瀬すずは、可愛いさと綺麗さを両方兼ね備えた、希有の女優ですね
彼女を観るためだけに、この作品を観てもいいくらいだ
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