「最高の映画!……の筈が……」スパイダーマン ファー・フロム・ホーム ジェブさんの映画レビュー(感想・評価)
最高の映画!……の筈が……
まず1回目、私は字幕版で鑑賞。
エンドゲームの暗い出だしから一転。明るい雰囲気で始まります。
個人的にトム・ホランド演じる最年少のピーター・パーカーが好みなので、かなり楽しめました。
次のアイアンマンは誰か、葛藤するピーターから目が話せません。
戦闘シーンも迫力があってとても見応えがありました。私はIMAXシアターでの鑑賞なので、さらに迫力がありました。
今回登場するミステリオの戦闘シーンでは、不思議で面白く、見ごたえがあります。
アベンジャーズを前作見てきた身としては、とても感動する映画でした。
しかし、問題は吹き替え版。
今回、スパイダーマンには、やる気があるのか?というような棒読み俳優や、吹き替えの仕事を頼むから断ってくれ、というような芸人も出演していません。
何が問題なのかというと、エンディング曲です。
今回エンディング曲を歌うのは、『凛として時雨』。
吹き替え版も好きだった私は、エンディングでこの曲が流れてショックを受けました。
「え?合ってなくね?」
ミスマッチオブミスマッチ。
スパイダーマンでは誰も発狂なんかしないし、ましてや陰鬱な雰囲気もありません。
スパイダーバースでも謎だったのに、本当にやめてほしいです。
凛として時雨ファンの方には悪いですが、映画好きとしては、最悪です。ヴェノムより最悪です。
日本は洋画には一切“余計”なことをして欲しくないですね!
MCU初の日本語エンディング曲。
悲しいです。いつもはマーベル映画は大抵吹き替えで購入するのですが、今回は字幕での購入とさせていただきます。
最後にホームカミングの時のピーターのセリフを借りて一言。
「日本語主題歌なんて最低!カレン二度と使わないで!」
映画自体の評価は★5ですが、凛として時雨でー1とさせていただきます。