劇場公開日 2019年6月28日

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「ヨーロッパ修学旅行気分を味わえる傑作」スパイダーマン ファー・フロム・ホーム KI (@mebaru0141)さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ヨーロッパ修学旅行気分を味わえる傑作

2019年7月5日
iPhoneアプリから投稿

エンドゲーム 後の世界を描く本作
またもやネタバレ厳禁ですねw

学園モノ
MCUはそれぞれのヒーロー単体作品でテーマや雰囲気が違うのも魅力の一つ。だからこそアベンジャーズでクロスオーバーした時の高揚感が半端じゃない。
スパイダーマンの魅力は学園モノってとこ。アクションだけでなく恋愛や友情など要素が豊富。

エンドゲーム 直後の世界
エンドゲームのラスト、ネッドとピーターが再開したシーンで感じた疑問「5年経た世界での学校はどうなってたんよ?」を校内放送で解消。
先生たちも半分くらいだっただろうから、恐らく休校してたのだろうね。指パッチン組とはねww

ヨーロッパへの修学旅行✈️
前作はワシントン、今回はヨーロッパへ修学旅行。初っ端の飛行機、誰と隣の席になるかとか、もう最高でした!!
ヨーロッパの街並みを登場人物たちと同じ視点で見れて、水の都ヴェネツィアではスパイダーマンと忘れるほど観光に特化してる。名所が改修工事中とか、バスで移動中に10分トイレ休憩とかのあるあるで修学旅行気分を味わいました。
中世ヨーロッパの建物が並ぶ夜景がめちゃくちゃ綺麗。若干雰囲気を壊してくるMJのブラックな豆知識が面白かった。あとネッドとベティ、可愛すぎるだろ君達。
ハッピーとメイおばさんの大人2人もなかなか可愛いではないか笑

庶民的なヴィラン
前作の悪役ヴァルチャーも良かったですが、今作の悪役も良かったです。サノスのような力強さはないけど、私利私欲のために野心があり狡猾で、進むべき道を間違えてしまっただけで、どこか憎めない。あっと驚く展開があるのも良き。

トニー・スタークを哀悼
ロバートダウニーJrは亡くなってはないんだけど、喪失感はなんなのだろうか。
ロバートダウニーJrはトニー・スタークであり、アイアンマンでもあり、映画としてもリアルとしても偉大だったのだ。(今後MCUで見れなくなってくるのが寂しいです。)

彼の後を継ぐ、それはあまりにも責任が大きいことであり、高校生ピーターには背負いきれない役目である。
しかしスタークは、特段力が強いわけでも、知力が高いわけでもない、純粋無垢な1人の高校生ピーターに託したかったのだと思った。

世界のために必死に生きようと2人が
"あろうとする自分の姿を作るDIY"で重なった。

絵作りもコミカルであり、MCUのスパイディーやっぱり好きだなぁ

定番のポストクレジット2回あるのでお見逃しなく。定番といえば、MCUは予告のセリフや映像を本編では使わないフェイク予告が定番化してるようですね。

フェイク...?

K-TA