「よく練られたストーリーに感服！」スパイダーマン　ファー・フロム・ホーム　ミッチさんの映画レビュー（感想・評価）

アイアンマンこと、トニー・スタークから託された重みはピーターにはそりゃ無茶があるよね。
ごく普通の高校生活を送りたいだけのピーターには少し無理があり、苦悩や葛藤を生む。
ストーリーが進むと共にオープニングのあの曲が脳裏に浮かんで心を離さない。

そこにマーベルファンなら納得のいく理由で現れる怪物もスーパーヒーローも、スパイディーの行く先に都合よく出てくるなぁと思いきや・・・
そりゃ皆観客もみんな騙されますよ、
ホログラム、拡張現実を使った意外なヴィランにまんまと嵌められるスパイディー、ニック達、観客も(自分だけかな笑)。

しかもその敵を産み出したのは・・・

もうストーリーが本当に練り倒されてて、スパイディーの決意と覚醒からテンションMAX、ヴィランの攻撃、絶対絶命ハラハラドキドキの展開から安堵に浸るラストまで最高の展開です！

と思いきや、エンドロールで！？

特にあの人も出て来て、えっーーー！？

そっか、スタッフはサム・ライミ版に最大の敬意を払ってこの作品を作ったんじゃないかなと思わせるよね。

とにかくこれからは次のフェーズに変わっていくのが、とても楽しみになる締めくくりでした。
誰もトニーやキャップに成れない。逆に言えばトニーもキャップもピーターには成れないんだから、自分の信じる道を進んでほしい！