ターミネーター ニュー・フェイトのレビュー・感想・評価
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時代は1991年から2019年に、舞台は米国から墨西哥へ、主人公は米国人男性からメキシコ人女性へ、人類の敵のはずだったスカイネットは存在していない。製作と配給に中国企業。ラストシーンで胸熱!
Movix堺で映画「ターミネーター ニュー・フェイト」
(Terminator: Dark Fate)を見た。
土曜日の朝一番の上映回で客入りは満席の4分の一くらい。
午後や日曜日にはもっと入るだろうと思う。
本作は1991年公開のTerminator 2: Judgmant Dayから28年ぶりのキャメロン監督による続編。
本作は「『ターミネーター2』に残してきたものを再開する物語」とされている。
製作には中国企業も携わっている。
『ターミネーター』シリーズの映画化権を持つスカイダンス・プロダクションズの株式を取得した中国の企業テンセント・ピクチャーズが共同製作に加わっている。
1989年には日本の家電大手のソニーが、豊富なコンテンツを入手することを目的にコロンビア・ピクチャーズ・インダストリーズを48億ドルで買収したことを世界中が驚き、当時のバブル景気を背景にした買収であることなどを理由に米国で少なくないバッシングを受けたことが思い出される。
ハリウッド映画でも今では中国企業の傘下であったり、影響下にある会社はいくらでもある。
ターミネーター2はトライスター・ピクチャーズと東宝東和の配給だったが、
ターミネーター ニュー・フェイトはパラマウント映画(米国)、20世紀フォックス(日本)、そしてテンセント・ピクチャーズ(中国)の配給である。
監督は「デッドプール」のティム・ミラー監督。
興行的には予想されていた客入りとはなっていないらしい。
そのため、興行収入的には赤字が予想されている。
主人公を守る長身の米国人女性グレイスは、
強化人間(Enhanced Human Being, エンハンスド・ヒューマン・ビーイング)とされている。
時代は1991年から2019年に、舞台は米国から墨西哥へ、主人公は米国人男性からメキシコ人女性へ、人類の敵のはずだったスカイネットは存在していない。製作と配給に中国企業。ラストシーンで胸熱!
ラストシーンの主人公のセリフ「2度と彼女を死なせるようなことはしない」
にちょっと胸が熱くなった。
軽く泣けるシーンであると思った。
上映時間は129分。長いが長さは感じなかった。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
タイトル改め「サラ・コナー/フェイト一発!」
ただの35周年作品
これがジェームズ・キャメロンが作りたかった作品なのかな?・・と思いました。
PART2の正統な続編というキャッチフレーズがありますが、未来からターミネーターが送り込まれる度に歴史の流れは変わるので、PART3やジェニシスも、続編と位置付けしてOKと思いますよ。
それから、作品名をカタカナ表記にするのであれば、原題通りにするのが普通だと思うのですが・・。何でニュー?
これは日本側の配給会社の問題ですね。
今回の作品に関しては、「生誕35周年で制作してみた」みたいな作品と思えばいいのかな?と思いました。
まあ、色々と愚痴を言いましたが、リンダ・ハミルトンの初登場シーンはカッコ良かったです。
撮影中もトレーニングをしていたそうですね。
彼女なら、世界を救えそうな気がします。^_^
リンダ・ハミルトンからの返答
序盤のとある展開は賛否があると思いますが、その後のダニーが何者であるのかも含めてT2後の世界についての1つの回答をくれたと思っています。スカイネットの野望が打ち砕かれた後の世界は? サラコナー役のリンダ・ハミルトンがこの脚本ならと納得して出たと言われているこの作品。しっかりとT1・T2のベースを踏襲してくれていました。
そして何よりこの映画の特徴としてはとにかく主役3人の女性が強くてカッコいい。アクション、アクションでアクション映画の真骨頂でもある。盛り上がりどころを各所にキッチリと押さえているので2時間全くダレずに見ることが出来ました。
問題としてはT2でやることは全てやり終えているのである程度焼き直しになってしまうこと。そして液体ターミネーターというのも敵としてこれ以上なく完璧な設定なのでこれ以上のものがないこと。倒し方をどうするかが一番の問題ですよねこれw
ただ、ターミネーターらしいターミネーターを見れた。そしてターミネータという作品、中でもサラコナーに関する物語はこれにて完結という完全なる回答をいただいた満足感は大きいです。ターミネーター好きなら絶対に見ておくべき作品だと思います。
新しさがなかったので残念です。
迫力あり
オマージュと、チップと
エンタメ度200%越えの満足感!
本シリーズは全ての作品が満足度高めな印象。
今回は3人の女性を中心に話が進むんだけど皆さんカッコ良い!!
特にリンダ・ハミルトンさんが演じるサラ・コナー!
メチャクチャカッコ良くて下品な言葉も最高でした!
流石の人類を救った立役者(笑)
前半は派手なシーンが控えめだったけど中盤からド派手なシーンが満載。
輸送機のシーンからもう目が離せません。
新型のターミネーターのパワーアップ度も凄い。毎回これは倒せないだろ!と思いながら観賞していましたが本作も同様。
そしてシリーズの中でも本作が一番泣けたかもしれません。
過去作品を思い出すシーンもあって最高でした。
最近、観賞後にビールが飲みたくなる作品ばかりで、ドイツビール。缶ビールに続いて本作はコロナビールが飲みたくなりました( ´∀`)
納得できないけど楽しんでしまった
ターミネーター初期2作は、その後のアクション映画・SF映画に多大なる影響を与えたレジェンド的な作品。私もリアルタイムで観てしびれた人間の一人だ。でも、その後の続編やリブート作はうまくいかなかった。それくらい初期の2作は脚本として完成されていたと思う。
さて、本作は諸々の続編たちを一切なしにした正統派続編。でも!オープニングから力技でT2の結末をなしにして、新たな設定をぶちまけた。これが正統派?シュワちゃんはサングラスもかけないし、あの名台詞を言うわけでもない。そりゃそうだ。T2に出てたT-800ではないんだもんな。
でも、なんだかんだで襲ってくる新型ターミネーターの迫力にドキドキしてしまった。やっぱり自分はターミネーターが好きなんだなーと思いながら最後まで楽しんだ。サラ・コナーをはじめ、3人の女性たちがとにかくカッコいい。
でも、話の構造は既視感の強いものだった。少し設定を変えて、新しいキャラをぶっ込んでT2を焼き直した感じ。そして1のような決意あふれる結末。乗ってたジープも似てたし。納得はしてないんだけど、受け入れることにした。
迫力ありました
この作品には“痛み”がない
女性は出産という痛みを乗り越えて自身の子と出会う。ゆえに自己犠牲を払っても息子を守るという“母性愛”の強さこそがこのシリーズの肝であったはずだ。『T2』の正当な続編と銘打ってお披露目となった本作であるが、ストーリーの中心が従来のコナー親子から一人の少女に変わっている時点で、続編というよりはスピンオフ感が拭えないし、実際、このシリーズのストーリーは完結しきっていると作り手も含めて理解してるのではないだろうか。
それゆえに物語的にはやや軽い印象を受けてしまうが、テンポの良いアクションとシュワルツネッガーとリンダ・ハミルトンが手を組んで戦うシーンを再び見せたということで映画ファンへのサービスはやり遂げたと思うし、一見優しい表情でありながら残忍なREV-9はT-1000とは違った悪役の魅力もあった。
だが、この作品には“痛み”がない。人間とマシンとの違いの一つに“痛覚”がある。生物にとって痛覚は身の危険を知らせるシグナルであるが、マシンにはそれがない。銃で撃たれようが、腕が破損しようが、上半身だけになろうが、執拗にターゲットを追ってくる。『T1』はそれが怖かった。だが、一方でマシンも痛みというデータは持っている。だからこそ『T2』でサラの肩を刺して痛みを与えながら脅迫するシーンが恐ろしかったのだ。
リンダ・ハミルトンがシリーズにカムバックしたのは喜ばしい。しかし、マシンに対して何の躊躇も怯えもなく戦いに挑む彼女の姿に興奮するよりは、落胆してしまったし、何よりもアクションが今まで以上に派手なのに、生身の身体が傷つく痛みが感じられず、もはや登場人物全員がマシンであるのと変わらないような印象を受けてしまうのだ。ケガを負う、出血する、満身創痍になっても尚、戦わなければならない過酷な彼女の運命にこそ“Dark Fate”のタイトルは相応しかったのではないだろうか。
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