ターミネーター ニュー・フェイトのレビュー・感想・評価
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サラ・コナー。待望の復活!!! "You metal mother fu〇ker!”
"The future is not set.
There is not fate but what we make for ourselves."
この映画を見る前にあまりにも期待が大き過ぎる自分がいて、しらけすぎることしか考えられない自分がいる。その映画の始まりが、前作の映画”T2”のワンシーンから始まる。鍛え上げられたサラ・コナーの”T2”でのテレビモニターからの彼女の次の言葉.....。
It's like a giant strobe light, burning right to my eyes.
Somehow I can still see.
The children look like burnt paper,
black, not moving. Then the blast wave hits them...
and they fly apart like leaves.
-Dreams about the end of the world are very common, Sarah.
It's not a dream, you moron. It's real.
I know the date it happens!
-I'm sure it feels real to you.
On August 29th,1997 it's going to feel pretty fu〇king real to you too!
Anybody not wearing two million sunblock is gonna have
a real bad day, get it?
God, you think you're safe and alive.
You're already dead. Everybody, him, you, you're dead already!
This place, everything you see, is gone.
You're the one living in a f〇cking dream, Silberman!
Because I know It happens.
It happens!
そして場面が変わり、サラ・コナーが語り始めることで、この映画の本当の幕が、あがる。その言葉は....
“My name is Sarah Connor. August 29th 1997 was supposed to be judgement day. My son and I stopped that. We changed the future. Saved three billion lives............”
サラとジョン親子の住むグアテマラのリビングストン。スクリーンでは、1998年にフラッシュバックした場面で、オープンバーでくつろいでいる2人。’De-aging’が施されたサラと体は子供の俳優ジュード・コリーで顔はCGIで合成された12歳のエドワード・ファーロング、その上、声は、アーロン・クニッツが吹き替えをして、1人の子供時代のジョンを再構築している。その驚異的映像技術を観ているヒマもなく、次の瞬間、この方もまた’De-aging’が施されたターミネーターとしてのシュワちゃんのご登場となる。平和なはずが、意外な事が起こり、この世界が終わる。そして、皮肉なことに、この映画が始まる。映画の掴みは、すごく良すぎるが? そんなことしてもいいのか? パラレルワールドか? 映画を見ている者を唖然とさせ、置いてきぼりにしたシーン。(映画のクレジットでは、エドワード・ファーロングは、John Connor ”Reference”として記載されている。 )
"A machine took him from me and I am terminated."
スカイネットの世界は存在しないが、愚かな人間は繰り返す・・・⁉ 新たな敵、リージョンの誕生。
この様なかたちで映画は、幕を開けたが、考える暇もなく、次のシーンが待ち構えていた。前半の一大イベント、高速道路での追撃戦が始まる。’コミコン’で監督が述べていた”現実的で迫力のある映像”と言わしめるそのアクションシーン。ここに登場する新たなターミネーター’ Rev-9’の存在がその事と言える。迫力以上の映像を見ることが出来る新たなるマシーンの歪ともいえる特徴であるT-1000のアドバンス型ターミネーターとして強靭な骨格と形状シフト液体金属外装の2つの別々のエンティティに分割する能力を備えているリージョン制作のターミネーター。一言では形容がしがたいT-1000とは別次元の’ Rev-9’が操るVolvo N 10トラックでの追撃シーンは映画"T2"のオマージュか? 2042年の未来から送られてきた”Enhanced Human Being(強化人間)”グレースが’ Rev-9’の攻撃を阻む。しかもサラ・コナーも参戦し、前半の最大ともいえる手に汗握る場面であり、壮絶という言葉がチンケに聞こえてしまうほど素晴らしい。そこで不思議なことが一つ。何故サラ・コナーは、その現場に突然現れることが出来たのか? その理由として、未来からのメッセージを受け取ったというが、寡聞な者には、理由がはっきりしない。無理やり作ったようにも思える。そんな事は、ご愛嬌ということで.....
映画の後半となる80分を過ぎたころより、’ Rev-9’との死闘が激しさを増し、シュワちゃんを含め、4人ともキレキレなアクションを見せていて、その中でも軍事輸送機内における無重力状態になった時のアクションが特に見栄えがよく、70歳を超え、なおかつ心臓の手術後とは思えない動きをシュワちゃんはされています。そして大団円に突入する...!
話を現実に引き戻すと.....現地時間2019年7月18日にポップカルチャー・サブカルチャーのアメリカ最大級の祭典、サンディエゴで開催された”コミコン・インターナショナル”通称:コミコン。その時、ティム・ミラー監督がインタビューに答えている。「映画”デッドプール”の後、私が選ぶことができた多くのプロジェクトがありましたが、私は本当にリンダ・ハミルトンが戻ってサラ・コナーとして彼女の物語を個人的に続けることを望みました。ジェームズ・キャメロンのように、私は常に女性についての話は男性が銃を扱うよりかは、ずっと面白いと感じていました。ジムの映画は現実とキャラクターに基づいており、たまたまタイムトラベルとロボットの存在があり、また、それが同じようにつながっている訳です。私は聴衆にサラとこれらの新しいキャラクターについての物語を提供し、他のすべてを可能な限り現実的にしたいと思っています。私は映画の観客と一緒になって、これが私に現実的に起こる可能性があると信じています。それが私がアプローチしている方法です。」
同じコミコンでジェームズ・キャメロンが、トリロジーの第一作目と位置付けているとコメントをしていたが、その後、"ただしこの映画がヒットすれば"の話と断りを入れている。このような事をするから、原作者でなくなり、裁判まで発展させるような穏便に物事の進められない人に見えてしまう。申し訳ございません。ミスター・キャメロン。
ここで新しいキャラの主な3名の俳優さん。辛らつな言い方かもしれないが、面白くないし、人としての色気がなく、魅力も感じられない。ひどい言い方かもしれない。とくに’ Rev-9’役のメキシコ系アメリカ人の俳優、ガブリエル・ルナ。T2の時の特出したT-1000のキャラと比べると’ Rev-9’は、能力が飛躍的に向上しているにもかかわらず、見た目が逆行しているように個人的には見えるし、彼は身長が185㎝とハリウッド映画ではあまり高くはないが、それ以上に小柄に見えて恐ろしさの’さ’の字もない。また未来のレジスタンスのリーダーとなるダニー役のナタリア・レイエスさん。キュウトな可愛い人であるのは間違いないが、155㎝という身長の低さでは.....?”Enhanced Human Being(強化人間)”グレースって? 能力が判りづらい上にヒョロヒョロの印象が....? 何故プロヂューサーのジェームズ・キャメロンが彼女たちを人選したのか、奇をてらったとしか考えられない。ヒスパニック系の俳優さんを使う事で、映画製作者側が、単に人種差別主義の意味合いのある”ホワイトウォッシング”を避けるためなのか個人では、分るはずもない。色々と失礼なことを言いました。謝るぐらいなら、書くなってか?
待ってました! リンダ・ハミルトンの久々の復活。諸手を上げて喜びたいが、少しカッコつけすぎか?まあそういう事は置いといて、彼女と言えばCBSテレビで放映された「美女と野獣(1987)」ディズニーのものとは全然違う内容なので悪しからず。その時の彼女の美しさは、今でも思い出されるが、その彼女がノーメイクに近く、また眉間のしわを見せつけてご登場とは、ため息だけがただ、ただ出てきてしまう。彼女もコミコンでのインタビューに答えている。インタビュアからコミコンの会場の雰囲気を尋ねられると「言葉では言い表せなほどのお客さんに感動をし、信じられないくらいの人たちが集まってくれて感謝しています。(中略)....アーノルドとの共演は、長年を通じて、不変のもので深くかかわっていることを喜ばしく思っています。」シュワルツェネッガーが州知事選に出馬したとき、彼女は民主党支持者にもかかわらず、共和党の彼に投票するほど35年にわたる友人として公にしている。80年代後半から90年代にかけて彼女は、"Bipolar disorder"と診断され、彼女自ら語っていることによると20~40歳代頃を空白の20年と位置付けをしている。オプラ・ウィンフリー・ショウで語られたジェームズ・キャメロンとの破局も吐露していた。「"私は彼と戦った、私は彼の人生のすべてと戦った"と...彼女の2度目の結婚は崩壊し始め、娘が生まれた後、リンダは彼女のうつ病のために子供たちに関する幻覚さえも抱き起こしたと言います。」と解説されていた.....
しかし、コミコンでの彼女はとても晴れやかでした。
T-2でのシュワちゃん”Bad To The Bone ”の曲に合わせるかのように登場した彼が、機械ではなく”人間臭い” マシーンが人の生命を守るひたむきさが映画のシンボルと言える映画だったけれども、こ映画はただのSci-Fiになっています。
映画.comに一言。重箱をつつく者より。この映画の配給会社はディズニーではなく北米向けがパラマウント社で全世界向けが20世紀フォックス社となっています。中国向けは...?
It's Time for myself to Say " Hasta La Vista " .
Finally パチパチ
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