ターミネーター　ニュー・フェイトのレビュー・感想・評価

死闘の仕掛けは極大化させても、物語は当事者数名の個をはみ出さず隠密に極小のままなのが良い。
結果が担う未来の被害の甚大さも併せて、その大小の乖離幅の馬鹿デカさこそが本連作の肝と知るキャメロンだから出来た。
当事者を減らし、2よりも小さい物語サイズが良い。

最近の映画って…昔の名作の続編を、主人公を女性に変えて作るのが多すぎです。
スターウォーズも、ゴーストバスターズも、メンインブラックも、オーシャンズも。
アニメでもインクレディブルファミリーがお母さんになりました。
多様性が必要なのは分かるけど、それなら女性が主役の新たな映画を作ればいいじゃないか！
なぜ名作の続編でそれをやるのか…。
と、前々から思ってましたのでこのターミネーターを見たときも、初っぱなでジョンコナーが退場させられてキレイな女の人が出てきた時点で「またか！」ってなりました。
これ、ずーっとジョンをいかに守り、生き残らせるかの映画でしたよね。
今までのシリーズなんだったのって感じです。
シュワちゃんもすっかり脇役で影が薄く…
見なきゃ良かった。

悪評が結構多くてビックリしました。
個人的には楽しく観れました！やはりサラ・コナーはいいキャラだと思いました。

グレイスの悲壮感と一途さは初代カイルを彷彿とさせる名演技。
冒頭の暗殺シーンは本当によくできている。映像技術で驚く幸せ。

サラのキャラ設定に違和感。ジョンが死んだとしてもあんなやさぐれポテチババァにはならないと思う。

ダニーとサラの絡みがもっとあるべきだった。

ターミネータ3以降の作品に共通してる欠点「成長」「愛」の描写が足りない。

ダニーの悲劇→経験→覚醒はまずまず良い。
しかし
グレースは最初から最後まで「可愛そうな戦士」のまま消費されて終わる。
初代カイルは
可愛そうな戦士→愛を知る→愛するものを守り死ぬ→新たな希望へ
という王道的なストーリー。死んでしまうけど、「愛」や「希望」を知り成長する。

ニューフェイトのサラは2と同じことをイージーモードで繰り返しただけ
物語の初めと終わりで特に変化してない。
救済されたわけでも、前に勧めたわけでもない。ダニーの守護者みたくなったけど
サラなら当然そうなるだろうから経験を通して変化したとは言い難い。
ジョンの死を乗り越えたことが成長なのだろうが
それは物語が始まる前にほぼ完了してるように見える。

すんげーつまんない。
あからさまにCGだって分かるアクションシーンは白けるし、
やたらサラ・コナー推ししてくるのもちょっと鼻についた。
やってることもけっきょくT2の焼き直しで、ただスポイルしただけに感じた。

とりあえずシリーズの限界は見えたと思う。

開始早々衝撃的な展開でした。

アクションは最高で、見ててハラハラドキドキが止まらない感じです。
まさかの展開とカッコいいターミネーターとサラコナーが良い！

なんだかんだでT−800が一番ってのがわかりました笑

あまり期待せず観たので意外と面白かったです。
「なるほど〜」って感じです。

劇伴で鳥肌。
１が良いとか２が良いとかとりあえず置いといてリンダハミルトンがクソほどカッコいい。
シュワちゃんと2人で写ってる。
それだけで満足だわ。

未来から新たに送り込まれたREV-9に殺されそうになるグレースを助ける為に
同じ未来から来た女性戦士グレースが阻止する。
そして、駆けつけたサラ・コナーも彼女を守る為に一緒に戦う。

なんかシュワルツェネッガーもサラ・コナーも年取ったな。
って事は自分も同じだけ年取ってんだけど…。
なんか最後まで命を変えるシュワルツェネッガーに目頭が熱くなった。
やっぱり1作目から知っている者としてシリーズの歴史を感じる。
本当に1作目をみた時の衝撃とかいまでも鮮明、
なんか昔を思い出しつつ、新たなステージへ。

T2から時間が経ち過ぎてるので、時代に取り残された感あり。サラ登場シーンは鳥肌たったが…
これでターミネーターシリーズも完ですかね？残念！

シュワルツェネッガー演じるT-800の登場よりもサラコナーの登場に痺れた。

とりあえず，みんなしぶとい。

そして今回の主役はシュワちゃんではなく
3人の女性たち。

今回の敵は言うなれば，最強じゃないか。分裂もするし。

過去シリーズでいくつもの未来が描かれ、タイムパラドックスの濫用でもう訳分からなくなってきてたので、一旦リセットというのはありかなとも思ったが…
制作側も見る側もまだやりたいのだから多少の事には目をつぶってよという甘えが垣間見えてなんだか意気消沈。(初代ターミネーターが普通に年取ってるところとか典型例)。ましてや前作までのストーリーに傷入れちゃあいかんでしょう。
考えたら審判の日がもう20年以上前なので、もういい加減いじり回すのやめようよというのが実感。ターミネーターとダイハードは2まででスッパリ割り切るべきでしたなあ。

過去を変えると、つながる未来にも影響がでる、って話は割と納得。
T2に続く続編という位置づけなのもあって、T3以降真面目に見てない適当ファンでも楽しめた。

そしてシュワちゃんも、思ってた以上によかったな。重厚感。
BSで見たけど、吹き替えが当時のお二人だったのもいい。

ただ渋すぎる２人の個性が強すぎて、いまいち新しいメインキャラが影が薄く感じてしまうのは仕方ないのかな。グレースはかっこよかったね。

最近の映画は人の動きまでCGにしちゃうから、激しいアクションでも興ざめしてしまうのが残念。

　ターミネーター2よりさらに強いREV-9。あんなのに人間が勝てるわけ無い！冒頭のカーアクション、どんな映画を観ても思ってしまうことは、ああ、巻き添えで死んでしまう人はなんて気の毒なんだって事。映画だからただ凄ーい、と楽しめばいいのだが、ついつい、、、🥴
　ターミネーター3と4は観たけれど、イマイチであまり記憶にも残っていない。なのでジェネシスも観なかった。今回はサラ・コナーが復活って事で、観ようと思い、4DXで観る予定でいたのが、諸事情で見逃した。(こんな事ばかりしている💦ホントに愚か者だ😭)
wowow放送待っての観賞。んーやっぱり映画館で観たかった、でもダムのあたりは4D怖かったかも😱
　ターミネーター2の正統な続編、その通りで面白かったし、T-800も機械なのに老いるのも感慨深い。グレースも強くて美しくてカッコいい。そして何よりサラ・コナー。実年齢も確か62歳、確実に年齢を重ねているのに鍛え抜かれた肉体、なんてかっこいいんでしょう😍あっぱれリンダ・ハミルトン👏👏👏

リンダハミルトンがめっちゃカッコいい。
1や2のファンとしては最初の始まり方は悲しいけど、ターミネーターを続けてくれるキャメロン監督に感謝。
シュワちゃん(T-800)の新しい設定は少し強引な気がしますが、私は、まぁ面白ければいいか、って感じのスタンスなので、大丈夫でした。

第1作の怖さを経験してると麻痺しちゃうね。

シュワちゃんの熱演、感動的ですらあった。
35年かけての完結は素晴らしかった。

未来の女戦士ナタリアを守る往年のリンダ・ハミルトン、未来から送り込まれた半分人間のマッケンジーと3人の女性が主役。ジョンを殺した旧型ターミネーター、シュワちゃんも機械なのに改心して、家族を持ち年とって生きている。老けてるのは不思議だけど。最新型ターミネーターは普通に話すし、顔も怖くない。スカイネットはなくなったけど、未来で機械が反乱を犯し、過去に遡って歴史を変えるという大筋は変わらない。当時のCGには驚いたが今は既視感あり、ヴェノムみたかった。

たまらん！ターミネーターファンのための映画！イイねイイねー。
今となってはツッコミどころとなってしまった設定だけど、いいの。これが観たかったの。ファン目線で作ってくれてありがとう。

ただねえー、シュワちゃんの使いかたがねー。予告見たときはてっきり、設計した人なのかと期待してたのよ。自分の姿に似せて作った、という。だから歳とってたのかなと。それでこう熱い展開になるのかとさ…。そこだけちょっと期待はずれ。