劇場公開日 2019年11月8日

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「熱いターミネーター映画」ターミネーター ニュー・フェイト りんたろさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0熱いターミネーター映画

2019年11月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

シュワちゃんが出てきて暴れてくれるだけで往年のターミネーターファンは大喜びです。

シリーズはドラマを除けば全部見てるけど、3,4,ジェネシスのストーリーはあまり覚えてない。

3,4の評価が悪く、ジェネシスでリブートからの新3部作が始まると思いきやそれもコケて、満を辞して正統続編なる今回の映画が公開した。

いよいよ失敗は許されないぞ。

1作目を除いて、ターミネーターの映画は基本的にターミネーター同士の熱い肉弾戦。タイマン。

しかし今回は、いつものシュワちゃんに加え、未来から来た強化人間、そしてもはや人外と化したサラコナー、という超人揃い。

サラコナーなんて、普通の映画なら立派な主人公クラスの強さです。

彼らが組んで最強格のターミネーターと戦う。

この、チーム戦というのは意外にも珍しいのでは?

アクションは非常に激しく見応えあり。ラストバトルも手に汗握る展開で、熱いターミネーターが帰ってきた。

だがね、やはりT2を超えることはできないんですよ。

この映画が悪いわけではないんだ。ただ、もう物理的に不可能なんです。

思い出というのは美化されるもので、時が経てば経つほどに、T2への想いは膨らむばかり。

いくらシュワちゃんが映画に再登場しても、あの頃、ジョンコナーと絆を深め父親的存在になり、地獄で会おうぜベイビーと言った、あの個体は、溶鉱炉で溶けて永遠に復活はしないんです。

それだけは揺るがない。

今のシュワちゃんも機械ならざる行動を見せるが、どうしても冷めて見てしまう自分がいるのは確かです。

繰り返すけど、この映画は非常に面白いです。とてもよく出来ていると思う。

だからこの評価には是非誇りを持って欲しい。

北米の評価が悪いのは残念です。笑

りんちゃん