劇場公開日 2019年11月8日

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「☆☆☆★★ ♬ウチら陽〜気なかしまし娘、誰が言ったか知らないが〜、...」ターミネーター ニュー・フェイト 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0☆☆☆★★ ♬ウチら陽〜気なかしまし娘、誰が言ったか知らないが〜、...

2019年11月12日
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☆☆☆★★

♬ウチら陽〜気なかしまし娘、誰が言ったか知らないが〜、女3人寄〜ったら、かしまし良いとは愉快だね!♬

って事で、女3人組のアクションロードムービーでござ〜い!

しっかし金掛かってんな〜!ちょっとしたアクション場面だけで、日本映画何本製作出来るんだろ〜なあ〜( ゚д゚)

昔のシンプルなアクション映画で興奮していた世代だけに。昨今の凄まじいアクション映画のつるべ打ちには、こちらも少しずつ麻痺して来ているのですが…。
例えば、つい最近に観た『ジェミニマン』のバイクアクション。
物凄いアクションシーンではあったものの、その前には『M :I』でのトム・クルーズや、韓国映画の『悪女』のバイクアクションを先に観ているだけに、の感は否めないところでした(-_-)
…って言うか、バイクシーンを始めとして。この監督のアクションシーンの処理が今ひとつに思えたんですがね〜(u_u)
(全てのアクションシーンは、アクション監督が演出しているのかも知れないけれど)

『ターミネーター2』の正統な続編…がウリですが。(どうやら)もう1つ付け加えるならば、ドラマ版の『サラ・コナー』シリーズも加味しないといけないのかも?
実を言うと、ドラマ版の『サラ・コナー』シリーズは未見の為に。冒頭の場面で一瞬「アレ?」と思ってしまった。
ただしそれにより、2人のサラ・コナーが登場し。初代には幾多のメッセージを送る人物が居て。しかも、この2人のサラ・コナーが。映画の最後には。3人それぞれが同じ名前の人物と言って然るべき…とゆう流れ。
更には、【奴】と彼女が20年の時を超えての再会には。共に共通する人物への想いを胸にとゆう胸熱なストーリー。

でも…。

時の流れってのは非情だね〜!
シュワちゃんもリンダ・ハミルトンも、流石に歳を重ねていて。画面に登場した瞬間は色々と考えさせられてしまう。

『ターミネーター2』の正統な続編として。サラが見る悪夢が起こらない為の《審判の日》に対する闘いでもあった。
その面から言うと。ラストシーンには、サラ・コナーが見た悪夢の結論が、新たな希望として描かれていたのは見逃せないところでした。

ただ、映画を観てちょっとだけ気になった点が…。

《審判の日》が起こらない為に…。

それはアクション映画の名作『ターミネーター2』とは切っても切り離せない部分でもある。
その点では、例え闘う敵が違えども決して譲れない!
だけど、個人の闘いとなると果たしてどうだったのだろう?
あの男は(確か)「家族を守る為」と言い、大量の武器を所有していた。
この短絡的な考えこそが、アメリカが銃社会からの脱皮が出来ない原因の大きな要因でもある。
「単なるアクション映画に対して何のたくってんだよ!」と、言われそうではあるけれど。
寧ろ、ハリウッドを代表するアクション大作であるだけに。この辺りの処理は慎重を期して描いて欲しいところだった。
大体、持って行くのは精々1人2丁程度なんだから(-.-)

ところで、『ターミネーター』と言えば。新作が登場する毎にフアンが楽しみにしているのが、新しいターミネーターで間違いない。
今回のターミネーターは、まさにシリーズ最強と言っても良いか…と。
それだけに、「これ?どうやってやっつけるんだ?」と、何度思う事か。勝手ながら「強すぎるってのも考えものだなあ〜」との思いも(u_u)
思えば、シリーズ第1作目の倒し方は秀逸だった。
名作『ターミネーター2』は、溶鉱炉に沈みゆくシュワちゃんのサムアップを含めて感動的でもあった。
それから言うと今回は、「これを使えばやっつけられる」と言われてもなあ〜。
どうにもこうにも、説得力が足りない感じが強いんですよね〜(´-`)
最初に書き込んだ様に、今回はアクションシーンが今ひとつ…ってところも大きいんですが。
そしてシリーズ他の作品は…。他の作品は…。あれ?あんまり覚えて無いわ_| ̄|○

ラストショットは『ターミネーター2』が好きな人ならば、確実に鳥肌だろう。

2019年11月11日 TOHOシネマズ上野/スクリーン3

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松井の天井直撃ホームラン