劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateramのレビュー・感想・評価
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作画は改善されたけど
ストーリーはゴミ。尺が足らないから話を削ったりある程度変えるのは仕方ないというのはわかるけどここまでストーリーを改悪するとは思わなかった。
周りの人はアグラヴェインとランスロットのシーンを絶賛しているけど、俵藤太の登場削って三蔵が自分のいのにと引き換えに如来掌で城門をこじ開けるシーンを蓮の花咲かせて退去とか訳の分からない展開にきてぶち壊してまでやる必要があったのか、絶対に必要ない。監督と脚本家のキャラに対する待遇の差が酷すぎて見てられなかった。あのシーンはこだわって作ったのかも知れないけどそのせいで作品をダメにしているのでやるべきではなかった。
作画が前編と比べてどれだけ改善されても中身がアレじゃ意味がないと感じた。
ゴミを綺麗に見せてもゴミに変わりはないんだ。
でもベディヴィエールかアグラヴェインが好きで他のキャラがどんな扱いされても気にしない人にはおすすめの映画です。
前編よりは面白かった
元々こういう作りの予定だったのか、前編の評価を受けてのものだったのか分からないが、他の方が言うように前編よりは面白かったです。
元のゲームシナリオのアレンジも丁度良かったです。
ゲームで最後にベディヴィエールが特別枠召喚されたシーンが無かったのは、やはりゲームのようにガチャされる訳ではないので、その差別化ですかね。(期待はしていましたが)
後、Fate/Zeroで吠えまくってたランスロット、カッコよかったです。
円卓の物語
ベディヴィエールの物語であり円卓の物語である後編、藤丸の言葉、マシュとランスロットの戦いでのマシュの言葉で気付いたベディ、円卓達の考えや感情を全面に出し、けしてベディ達カルデアや円卓は勿論最後のシーンの人達にも無意味ではない物語でした、fateいえば戦闘シーンも上げられますが前編でセーブしていた発言の通りとんでもない戦闘シーンでサーヴァントの戦いという感じなのもあれば泥臭い殴り合いな場面もありとても良く是非見てほしいです
前編で観るのをやめた人は特にみてほしい
前編がすごい悪いわけではなかったけれど、やはりクオリティというか、すべてが格段に良くなっているしテンポも良かった。
特にバトルシーンは胸熱。
マシュvsランスロット、トリスタンvs2人のハサン、三蔵ちゃんvsモードレッド。
各キャラに見せ場があり、その見せ場もとても満足のいくものだったのでそれぞれを推しているファンの方には特に勧めたい。
女性陣が皆美しくカッコいい。
山の翁は存在感がすごすぎて、また声優さんの声、演技が素晴らしかったです。
また、未だ召喚に応じないアグラヴェインの活躍シーンも多く、最後の髪が乱れボロボロになったシーンはただのイケメンでした。
ゲームでは見られない各キャラのボロボロの姿も貴重です。
ランスロットvsアグラヴェイン、どうなったかわからないまま終わりか?と思ったところ、最後にアグラヴェインに救いがあって良かったです。観てよかったと思える映画でした!
(制作が違うとは言え)そのままカウンターへ行き、ソロモンのチケットもかいました。
FGO映像作品でもトップクラスの作品
事前情報を全く仕入れず、前編がアレだったので期待3割お布施7割くらいの感覚で見に行きました。
結果、下がったハードルを軽々と飛び越え雲の上までぶっ飛んでいった神作でした!
最初の方は前半と同じような雰囲気で唐突に場面が変わったりどんよりとした雰囲気で、「あぁ、後編もこんな感じかぁ…」と思ってみてました。
が、vsランスロット戦から雰囲気が一変。
各声優さんの凄まじい演技や戦闘描写に度肝を抜かれます。
ホントに前編と同じ会社が作ったのか?!と思うくらい素晴らしい出来です。
その後も声優さんの魂をこめた演技や熱い演出、いい意味での原作改変をしながらもゲーム経験者が原作を思い浮かぶ様な表現が素晴らしい。私は太陽ゴリラのトラウマが蘇りました。
最後の決戦は本当に感動で、映画館のそこかしこから涙のすすり声が聞こえてきました。
FGOは7章アニメが素晴らしい出来でしたが、この作品はソレに勝るとも劣りません。
このご時世、映画に行きづらい世の中ですが、見る価値は多いにあります!
前編の評価が低かった人は楽しめるかも。
■3行でまとめると
・私は前編の方が好きだった
・奈須きのこさんは後編の方が好きらしい
・なので、前編が物足りないなーと思った人は後編は楽しめるのではないか。
■好きなところ
・前編で整えた土台の上で暴れ回ったという感じ。
・とにかくアクションがすごい!
・宝具の表現がめちゃくちゃいい!オジマンディアスのあの宝具めちゃくちゃかっこいいじゃん……ってなった。
・それぞれの散り際が丁寧に描かれている。個人的にぎゅっときたのは、ベディヴィエール、アグラヴェイン、ガウェイン、モードレッド、オジマンディアス。というか大体全員。
■気になったところ
・ベディヴィエールが実は英霊ではなかった、ところの驚きがあんまり無い。私はゲームプレイ済みで知ってるっちゃ知ってるけど、マシュと藤丸の驚きが全然足りない。知ってたのか?って思うくらい。
・藤丸の顔が、カットのたびに変わる
・藤丸の顔がわかりやすいけど、全体的に作画が安定しない。特に顔・表情。いい時もあるけど、崩れたなーと思う時の方が多い。
・やたら顎を細く描く癖のあるアニメーターがいる。大体顔が歪む。ガヴェインが幼くなったり、ベディヴィエールの顔がゴツくなったり、ウエストがやたら細くなったり。ベディヴィエールは顔こそ女子と見紛うような印象あるけど、ガタイはいいはずなので、違和感がある。
・喋ってる時に口しか動いていないなーとはっきりわかる時が何回かある
・アクションシーンはまぁいいけど、繊細な動きはぎこちない。
・話の切り方が唐突なのとゲームやってないとわからない説明不足なところがある。
・ランスロットの最後が描かれてないような…?あそこで決着ついたってことか?
・ランスロットとマシュの決闘シーンは、笑わせたいのか、アクションに力を入れたいのか、どっちなんだ?アクションは良かったけど、ギャグパートとしては不発。
・身長差がめちゃくちゃ。さっきまでベディヴィエール方が藤丸より背が高かったのに急に差がなくなった、または逆、とかがよくある。
・ギフトの件はちゃんと説明した方が良かったのではないか。突然『反転』とか言われても…敷いてもいない伏線を回収されるとズッコケるからやめて欲しい。確か前編の不夜もわかりづらかった。
・アクションシーンは大味だなーと思ったけど、アポクリファとか好きな人は好きなんじゃないかとおもう。
・アクションシーンでランスロットとアグラヴェインの戦い、二人の体のデッサンというか形?が巨神兵みたいになるところがあって、なにか強いぞ!すごいぞ!と言うのを表現したかったのかもしれないけど、ただただなんだこれ?何見せられてるの?って思ってしまった。
・この映画は、ベディヴィエールの戦いの話だったはずなのに、エンドロール後のあのシーンはなんなのか。アグラヴェイン好きな人が脚本書いてるのかもしれないけど、主題がブレるからそういうのはいらない、と思った。
■その他(ほんとに個人的な好みの話)
・なんでベディヴィエールがその後のカルデアに来る描写がないんです!?!?ベディは1500年の旅を終えてこの世をさりました、で終わり。感情の持って行き場がない。
・5/13の竹箒日記の初っ端で、前編を貶してて、ハァ?と思ってしまった……。
「(前編は)勢いと外連味が抑えられていた」「(前編は)ギア的にはセカンドぐらいに留まっていた」……後編を誉めるために、そんなこと言わなくてよくない??むしろ私は、前編くらい抑えめの方が好きだが?後編は飛ばし過ぎでは?って思ったが?いやはや、ほんとに評価が逆で笑ってしまった……でもそれを考えると、単に『私がこの映画の色々が気に入らなかっただけで、作品としては大変良い作品である』と言うことかもしれないので、良かったと思う。映画はどうあれ、キャメロット好きなので。
オーディオドラマとしては超一級品
中でもモーさん、ベティ、アグラヴェイン、呪腕さんの演技は至高の領域に在る。ただし、藤丸テメーは駄目だ。
そして、映像、演出、音楽は押並べてド級にクソ。オジマンの見せ場をBGMと効果音被せて潰すって素人か?
戦闘シーンにちょくちょく宗教的かつ抽象的な表現が入るのは何でさ?
特に五行山・釈迦如来掌をアレでゴーサイン出した奴は首括るべきレベル。
つか、登場した鯖でシッカリ宝具使った奴って誰だ?くらいシナリオと演出が雑。
作中で敢えて良かったところを挙げればエクスカリバー返還後のアルトリアの美しさ。獅子王(剣)としてゲームに実装して欲しい。
総括:よかったね、アグラヴェイン。
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