「今を生きるスパイアクション映画」太陽は動かない カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
今を生きるスパイアクション映画
アマプラにて鑑賞
原作未読
冒頭のアクションシーンはCGも少なめで見応えがあるものであったと思う。
またラストで柳の生存を匂わせるデビッドキムの言葉には少しグッと来るものがあった。
ただ、
物語として産業スパイが定時連絡をしないと胸の起爆装置が発動し爆死すると言う小学生が考えるような設定と、幼少期の虐待経験を救われたと言うだけでこんなにリスクと報酬のバランスが極端に悪く割の合わない仕事をするという事への説得力の乏しさなどから中々入り込んで観ることができなかった。
また鷹野の昔と現在が交差する構成が非常に見づらかったことも集中力を欠く要因となっているのかなと思う。
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