「1日を生きろ」太陽は動かない bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
1日を生きろ
原作は既読。吉田修一らしいサスペンス・アクションと期待していた。内容もスパイ合戦が、かなり複雑に入り組んでいたので、どのように羽住監督が演出するのか楽しみにしていた。
予告編でも、海外撮影をふんだんに取り入れ、かなりのハードアクション場面が紹介されていていたが、正直な鑑賞後の感想は、今ひとつ!
その原因は、『太陽は動かない』だけの作品ではなかったから。本作では、鷹野の生い立ちを巡る『森は知っている』も取り入れ、2本分を1本にまとめてしまった為、肝心なサスペンス的な要素が抜けてしまい、内容が飛ばし飛ばしとなっていた。多分、原作を読んでないと、展開についていけなかった人もいたのでは…。
エンディングロールで流れたWOWOWドラマの方が、きっと原作をちゃんと描いていたのだと思う。
それでも、今回の主演の藤原竜也は、いつもの『藤原竜也』をかなり抑え、ハードボイルドの役どころに、相応しい、渋い演技だった。また、竹内涼真も、あのゾンビ相手の、どこかのパクリドラマとは違った、ハード・アクションにも挑戦し、迫真の演技をみせていた。
まぁ、邦画のアクション映画としては、ブルガリアでの撮影も含めて、そこそこ頑張っていた。
アンディびっとさん(^^)コメントありがとうございます😊
本作は、WOWOWありきで、たくさんの内容を詰め込みすぎた為、原作の『太陽は動かない』の面白さがストーリーてしては、薄まった感じがしました。アクションは、邦画にしては、よく頑張っていましたね。
bunmei 21さん、おはようございます☁️
WOWOWのドラマも、原作の本筋は描いているけど、オリジナル色が強いと感じました。映画はその続きって感じですね。
映画だけだと解りにくいという意見が多いのもわかる気もします。
でも邦画にしては迫力があって面白かったです☺️