「連ドラみてないとダメなヤツ?」太陽は動かない Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
連ドラみてないとダメなヤツ?
原作未読、WOWOWドラマ未観賞…というかそんなものがあったのは知らずに観賞。
企業の秘密を入手して売る秘密組織「AN通信」のエージェントがエネルギー開発に関わる任務にあたる話。
まあ、所謂産業スパイのエージェントの話で、このエージェント達は心臓近くに爆弾が埋め込まれており、24時間毎の定期連絡を怠ると、裏切り者と判断されて情報漏洩防止の為に殺されるという設定。
邦画なので爆破CGの付け足し感は否めないながら、なかなかスリリングなオープニングで期待値は上昇。
ただ、爆弾解除に際しまどろっこしさが否めないし、そもそもこれって本人じゃなくても解除できる筈だし、この定期連絡システム自体、非効率で生産的じゃないんじゃ?と嫌な引っ掛かりもあった、そんな序盤。
突然子供のシーンになり、これは今どこかで起きていること?主人公の昔の話?となかなか判然とせず、名前を呼ばれて判ったけど、ちょっと不親切に感じる。
現在のこと、過去のこと、更にはもっと昔のことにも触れながら、展開して行き、起こっている出来事も過去の物語も、それぞれ悪くはないんだけれど、結果、全てが浅く成果はそれだけ?
エージェントの活躍や凄さをみせたいのか、主人公の人物像をみせたいのか…まあ両方みせたいのでしょうけどねw
それにしても、ボスが客にエージェントの身元や経歴をペラペラ喋るとか、そんな組織信用出来ませんって。
連ドラの中の数話を切り取った様な感じだなと思っていたら、やっぱりその通りで、この映画単体でみた自分には色々と中途半端に感じて響かなかった。
ゆたぼーさん
総集編というより話が広く浅かったり、もっと他に観せるものがあるんじゃないか?というイメージですかね。
あちこち話が飛んで入りにくいということはなかったですが、最初に島のシーンになった時は暫く状況がわかりませんでした。
Bacchusさん、毎度です。
連ドラの方は単なるエピソードって感じでした。
まぁ鷹野と田岡の出合いとか性格付けとか、たいした内容ではなかった気がします。
エンドロール映像はドラマ版そのままだったかな…