「東映任侠映画」夜明けまで離さない いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)
東映任侠映画
クリックして本文を読む
多分狙っての制作だったのだろうと思う。それこそ大スター高倉健の作品をノスタルジックにリメイクしたようなストーリー構成である。
なので、お決まりの無口なヤクザと男勝りだが情に脆いヒロインの掛け合い、そして、ラスト前の濡れ場とそしてラストの、男が撃たれて、無情さがこだまするシーンでエンドロール・・・という一つもイレギュラーがない展開である。
あとは、主演両人の大物感しか頼るところがないのだが、確かに男優は、他の役よりこの役の方が適任かも知れないが、でもまだまだまだ小物感が否めない。どうしてもチンピラ感が拭えないように見えるのだ。あまりアクション的な演出が無かったせいか、益々演技力の弱さが目立ってしまう。
で、宮地真緒だが、年齢にしては体型のスリムさを維持しつつ、それ相応年齢の女性の乳房や乳頭に崩れてきていたことは、歓迎すべき姿態である。これからも出し惜しみしないで、ドンドン脱いでいって欲しいと願う。ま、演技はベテランだから、可もなく不可もなく・・・
正直、特出すべきものはなく、Vシネマのレベルだから、映画館で観なくて良かったと安堵である。
それにしても、映画館で上映してる最中にDVDレンタルされているのも、なんだか、騙されたような気がするのだが・・・
コメントする