search サーチのレビュー・感想・評価
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「近い」からこそ「遠い」、「遠い」からこそ「近い」 SNSのパラドックス
物語がすべてPC画面上で進行するという試みは面白かったが、そうでなければいけない必然性が見出せなかった。ある事件を捜査していくうちに、被害者や被害者遺族の思いもよらない素顔が明らかになるのはよくあるパターンだ。
親は子どもと「近い」。そして、それまでの関係の履歴を前提に振る舞う。すると逆に、子どもの真の姿が見えない。ネットで知り合った見ず知らずの他人は「遠い」。関係の履歴がないからこそ、真の姿がわかるかのように振る舞うことができる。女子高生が親にも打ち明けていない秘密をオンライン上の他人と共有している。そんなことが起こるのは、まさしく相手が「赤の他人」だからだ。
本作は、いわば「アームチェア・ディテクティブ」を現代の情報環境でシミュレーションしてみた、そのチャレンジの記録ではないのか。ある手がかりから探偵が推理し、助手がその推理を裏づける証拠を見つけ、徐々に真犯人に迫る。決定的な証拠が見つかったところで、探偵は言う。「関係者を集めてくれ」と。そんなミステリーがウェブ上の情報だけで成り立つようになった。探偵と助手をひとりでやれる訳だ。
現代版アームチェア・ディテクティブの誕生を目撃した。『search サーチ』はそんな体験をもたらす映画なのかもしれない。
なるほど
JAL×カタール航空のコードシェア便の機内で見た。
人気なのは知っていたが、中々見る機会がなくて見ていなかった。
ラストはどんでん返しで面白いが、そこにいくまでが私的には微妙だったかな、、。10時間以上飛行機に乗ってる中で見たから、単純に眠かったというのもあるかも。
母親を亡くして娘に対してどう接していいかわからなく、厳しくしてしまった父親。娘のことは全部知ってるつもりだったけど、事件を追うごとに明かされる娘の秘密、、。お父さんからすると悲しいだろうなぁ。
警官のお母さん強し!正義感が強い。ダメな方向にだけど、、。
ずっと暗くてラストは少し盛り上がるが、そんなに面白い訳ではなかった。
あと、チャットのやり取りが多いから英語が分かるともっと情報が入ってきて面白いのかな、とも思った。
パソコンの画面だけで映さない構成が斬新で面白い
2に向けて今更ながら初鑑賞。パソコンの画面だけで映さない構成が斬新で面白かった。マウスカーソルの動きと、クリックする動きだけで父のマーゴットを捜し出すという執念が伝わってくる。
最悪の展開になるかと思いきやハッピーエンド。待ち受け画面を父と娘に設定して締めるのは後味良い終わり方でほっこりした。
子供を思う親の気持ちは誰しも同じ。
妻を病気で亡くしたアメリカ人男性が、15歳のマーゴットと言う娘と平凡な毎日を過ごしていた。
ところが、ある日、娘が何の痕跡も残さず行方不明に。警察は最初は、家出だと言っていたが、娘のSNSを探していたら、父親の知らない娘の姿が出てきた。
捜査を買って出た女性刑事が、病気持ちの息子のため、薬物中毒者を犠牲にしてしまう。
また、息子は、マーゴットを見て、思いを寄せていたが、実際には近づけず、SNS上で全く別人の若い女性になりすまし、肉親がガンで週に25時間も働いているとマーゴットに告白する。
マーゴットは同情し、自分のピアノ・レッスンの代金の2500ドルを息子にあげる。
マーゴットは確か、5日間も行方不明だったので、絶望かと思われたが、捜索できなかった雨天時に、マーゴットはその水を飲んでいるから、生きている可能性があると言い、崖の下にいたマーゴットを見つけ、ハッピーエンド。
結局、娘を思う父親と、息子を思う刑事の母親の映画だと言う結末。物語がSNS上でほとんど、進んでいくのが面白かった。
ザ・父親と娘
母を亡くして娘のとの接し方がわからずどんな子と友達なのかもどういう事が好きなのかも把握できていない"父親"らしい前半からインターネットを駆使して娘を捜索していくまでテンポが良く面白かった。
どんな結果になっても絶対に諦めない(警察を信用しない)父親の愛が最後無事生還していてすごかったし、サスペンスものなのにほっこりな気持ちで終われで良かった。
パソコン上の画面だけで物語が進む! 発想が面白い!
パソコンの画面だけで進むサスペンス!
設定だけでも面白いけど中身もしっかり面白かった!
伏線は張りつつ、最後まで犯人が分からない、サスペンスの要素も良かったけど、家族の愛が感じられるストーリーも良かった!
舞台のアイデアが全て
話が全て、誰かが開いているPCや携帯電話などのデバイスの画面の中だけで進行していく。
つまりすべての画像・動画・音声は一度コンピュータを経由したものである訳で、ということはすべての画像・動画・音声が加工し放題ってことじゃないか!
となると失踪した娘を父親が探すのがストーリーの骨子だけど、娘は本当に失踪したのか、主人公の男は本当に失踪した娘の父親なのか、そもそも娘は実在したのか、そのレベルをさえ覆すどんでん返しをいくらでも仕込める!
この設定を考えた人は天才だ!
これは歴史に残る不条理ものの名作に違いない!
・・・と、おおいに期待して観に行ったんですけどね・・・。
何一つ不条理なところがなくて本当にがっかりした。
制作側はむしろ不条理を嫌って話の解りやすさのために腐心したようで、どんでん返しはない訳じゃないがこういう特殊な舞台装置でなくても普通にできるものだけ。
何なら『デバイスの画面の中だけで進行する』っていうアイデアを、制作側は持て余したんじゃないかと思う。
登場人物はみんな、いちいちストーリーがちゃんと端末のカメラに撮られるよう行動していて不自然にさえ感じた。
都合のいいときに限ってPCをシャットダウンし忘れたり。
電話をかけるのに端末を顔から離して自撮りで話したり。
挙句どこの誰とも知らない人が見ているワンセグのニュース番組、なんてのに至ってはもはや反則だろ。
結局、『デバイスの画面の中だけで進行する』という舞台装置以上に面白いものは私は見出せなかった。
だいたい、娘の遺体と対面もしないうちから葬式の手配はしないだろ。
わりと好み
テンポが良かった。二転三転する話をいいリズム感で繋いでる。
SNSでの周りの反応のくだりとか弟のくだりとかを引っ張りすぎない感じが良かった。
結末への感想は、結局親が子を思う気持ちに変わりないってことで、行動と結果は違えどそこに主人公も犯人も大きな差はなかったのかなと。犯人の意外性もある中で納得もできたから割と好みの終わり方。
子供の生死は、この映画が胸糞映画として評価されてない時点でまぁそうだろうなって予想できるけど、それでも感動はある。
一方で、いくら捜査主任?だと言っても、捜査してない範囲を捜査済みに出来たり、偽の情報を父親に流していることがバレなかったり、周りの警察を無能にしすぎ?
さらに犯人役を押し付けられて殺された人と同じ写真に写ってたのは流石にやりすぎかも。女刑事と繋がりがある人を麻薬中毒のレイパーとして犯人に仕立て上げるのは無理がある。っていうかあの男はなんで自分が犯人って嘘ついたんだ...?一回で理解できなかったからもう一度見ればわかるかも。
あと見間違いかもしれないけど最後のFacebookで弟の名前も連絡履歴にあった?個人的にはそこは無くて良かったかも。
疲れるけど、意外なラスト
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主人公のおっさんの高校生くらいの娘が急にいなくなる。
おっさんは警察に頼む傍ら、娘のPCからネット使用状況を調査。
そこから交友関係を知り、直接話を聞いたりして行く。
娘は勝手にピアノを辞めてた。で学校サボってキャンプへ行く予定で、
でもキャンプには来ず、連絡してもつながらなかったらしい。
また実は主人公の弟とマリファナ仲間になってたことも判明。
弟が犯人かと疑ったが、彼はただ話を聞いてあげてただけだった。
片親な上に短気で押しつけがましい父に、娘は話せなかったのだ。
やがて娘の車が湖に沈んでるのが発見される。本人は行方不明。
でも前科者が、自分が殺したと自供した動画を残して自殺。
こうして遺体は見つからないまま、事件は終了。
でもおっさんは、あるおかしなことに気付く。
捜査の指揮をとってた女性警察官は、志願してのことだったらしい。
でも自分には、任命されたと説明してた。矛盾してる。
実は湖に娘を呼び出したのは女性警察官の息子だった。
悪意はなかったのだが、娘はその時マリファナで興奮状態にあった。
そしてはずみで谷底に落ちてしまったのだった。
息子から連絡を受けた女性警察官が証拠隠滅で車を湖に沈めた。
そして自ら志願して指揮をとり、前科者に偽の自供をさせて殺した。
で谷底が捜索される前に捜査打ち切りとしたのだった。
すぐに谷底が捜索され、娘はギリ生きてた。
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中盤くらいまで、とにかく疲れた。説明が少なく設定が分かりにくい。
PCやスマホの画面のアップばかりで、そこから状況を理解せなアカンから、
ずっと画面を凝視しとらんとアカンからしんどい。
状況が大体分かった中盤からは面白くなってきたが、主人公がバカ。
娘が消えたのは同情するけど、とにかく感情的になり過ぎでウザい。
でも女性警察官が犯人ってのは、さすがにビックリしたなあ。
アメリカって仕事とプライベートを完全に分けてそうやのに、
見上げた警官もいるもんやなって思ってたから。
夜中の3時か4時に主人公のおっさんから感情的な電話をされて、
怒りもせずに、おっさんが向かった湖にすぐ向かったもんな。
ええ警官やなあ、もしおれの娘が誘拐されたらこの人に頼もうって思った。
そしたら犯人かい!犯人やったら、そりゃすぐ行くわなw
ヴァン・ダインの二十則の第4則に反するミステリー
奇を衒う内容表現だと思う。4K8Kリマスターとか言う時代に逆行していると思う。少なくとも、NET配信だけにしてもらいたい。大画面でパソコンのディスプレイは無い。まさか、スクリーンセーバーまで見せられるとは!?また
ストーリー的には結末は予想出来たし、アニメでやるとかなら分かる。
私みたいな老人には白地に白い字幕はきつい。せめて、黄色て見れば良かった。ネトフリは出来るのか?
もっとも、もう一度この話を見る気にはならないので、どうでも良いか。
ネタバレになるので言えないが、ストーリーの結末は直ぐに分かる。『何故分からない?』と考えれば、直ぐに分かる。
しかし、ヴァン・ダインの二十則に反するミステリーだ。
普通の話かとおもいきや
始まりのあたり普通の話かと思いきや
犯人フェイクが3回もありすごい終わり方をする
良作映画ちゃんと娘も生きていてハッピーエンドで終わる
めちゃくちゃおもろしい
失踪した娘を探して、パパが娘のPCからSNSにアクセスし、犯人を探すストーリー
ほとんどの映像がパパが操作する画面のビデオキャプチャとなっている。
手がかりを探して行く中で、陽キャだと思っていた娘がボッチ飯してたり、ほとんどが形だけの友達だったりと、知りたくない事実が浮き彫りになっていく過程に釘付けになった。
ラストまで読めない展開が続き、ずっとハラハラさせられた。
今年見た映画の中で3本の指に入るぐらいおもしろかった。
娘を検索するーはじめて知る闇
原題
Searchig
感想
娘が行方不明。唯一の手がかりは24億8千万人のSNSの中にある
全く新しい映画体験=100%すべてPC画面の映像で展開するサスペンス•スリラー
パソコンの画面上で展開される異色の作品でしたが面白かったです。
予想もつかない展開だったので驚きもありました!
妻が病気で他界し父親がなかなかの過保護かなーと思いつつ…でも父親の愛、執念のおかげで娘を見つけられたとも言えますね。
娘を捜索してる間のSNSはあることないことひどいですね、犯人は父親だとか、同級生はフォロワー増やしたいがための親友だったとか…。
自分もSNSやっていて、更新とかは全くしてませんが親に見られるのはちょっと恥ずかしいですね笑
SNSで娘を探すって凄いと思いつつもパスワードを解かれたりすると一気に個人情報、プライベートが丸見えしちゃうのでちょっと怖いとも思いました。
※最高の父親賞
※PS お前を誇りに思う...ママだってそうだ
あの名作を思い出した
ギルティを彷彿させた。画面はあまり変わり映えしないのだが、
独特の緊張感、展開で最後まで一気に見れた。
最初から出てる奴が実は、、な展開は、ポートピア連続殺人事件を思い出させたのは、私が歳をとったからか。。
面白かった。
新鮮で面白い映画。
最初から最後までPC上での展開というのが初めてで、食い入るように観ていた。
他人が知らない本当の姿という部分に翻弄される父の姿が辛く、中々しんどい映画。
「最高のパパ」というような文字が書かれた娘が映るビデオを削除したりと、胸が痛くなる。
はたして娘は生きていたのか?このやりとり相手は誰?となったところで、父娘の写真がトーク画面に。上手いなぁと思った。
最後の最後、冒頭で送るのをやめた「ママもそう思っている」という文章を送る父。
これを最初に送っていれば、母の誕生日に触れていれば……と思いながらも、生きていたのでよし。
父と同じ行動(シャットダウンをしようとしてやめる)をして、その画像を壁紙に設定する娘も良いですね。
ピアノの大学に進むことを決めたということは、母のことに関して、父と分かり合えたんだろうなぁ…良かった。
刑事が「逃走」にこだわる理由は最後まで観て納得。
どちらも子どもを想っているのには変わりないんだろうなぁ…。
また、「水なしで5日は生きられない」「2日だ」のやりとりになんでだ?となった後での、そういえば嵐来てたわ!と思い出させる展開。
あれも、捜索への想いの差だなぁと感じられて最高。
「娘の生死はどうでもいい」と思っている?刑事(生きていれば自分の息子の罪も軽くなると思うから、どうでもいいとは思ってないかな?)と、生きていてほしいと思っている父の差ですね。
弟のハッパに関しても、最初に触れていたのにもかかわらず、父と同じ考えに至って少々反省。いや、あのトーク画面でハッパとすぐには思えなかったなぁ。
「仲良くない」といいつつ、娘失踪に乗っかり株をあげようとする学友に少々イラっとしつつも、まぁこれもありえることなんだろうなぁと。
道中が割と疲れる展開で観終わった後も結構な疲労があるのですが、もう本当に面白かった。
中弛みもなく展開が早くて面白い!
ずっとPCの画面だけで展開するって、飽きちゃうんじゃないのー?って思って見始めたら、なんとメタクソ面白い…!
お父さんがwebディレクターなのかエンジニアで良かったよねー。視聴者側もITの理解度で面白さの幅が変わる気がするけど、どうなんだろ?
偶然が重なりまくって、ちょっと無理があるんじゃ…?ってところはご愛嬌。妻に先立たれ、一人娘が失踪したとしたら、あんなに冷静に違和感を感じとれないだろうに、父の愛は偉大ってことか。
展開がコロコロ変わって、伏線回収もあり、最終的に娘も無事に見つかって、最後は父と娘の親子愛も復活してめでたしめでたし。いやー、後味のいい作品だな!
企画負けしてない映画
こいつ…怪しいなと思ったけど、証拠には紐づけられなかった—!
PC画面ならではの示唆の仕方が新しく、PC画面眺めてるだけのツマラナイ映画ではない。
映像的にも結末的にも、家で見るのにもおすすめです。
(びっくり演出もないし、もやっとした終わり方でない)
PS
mac使ったことないのですが、あのスクリーンセーバーはmacユーザーにはお馴染みなんでしょうか。
最後のどんでん返し秀逸
親の勘が鋭くて本当に良かった!
まぁ、あの男が犯人なら、映画としては面白くないけど、まさか…。
まぁ、関係ないはずの息子が割りと出てくるなとは思ったけどね😃
とにかく、生きてて良かった!
個人情報に神経質な時代だけれど、子供の友人関係は、ちゃんと把握しないとね。
助かって良かった
事件を担当していた警察管が息子を罪から逃せようと別人を犯人に仕立て上げたサスペンス。この作品はフェイスブックを筆頭にしたSNSの活用で事件の解決に役立てることができるという事実を示唆した作品。
斬新で面白い。のめり込むけど集中は必要かも
パソコン画面であんなに進められるとそらもう想像掻き立てられるはで面白いですよ。
集中してないと置いてかれる感は否めないですが、監督すごいですね。
ただ父の思い込み、束縛感強いのに、何も分かってないのは観てて痛々しく辛かった。
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