劇場公開日 2019年11月8日

  • 予告編を見る

「シュナーベルの自己満足で作り変えられた、悪趣味なゴッホ像」永遠の門 ゴッホの見た未来 Imperatorさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0シュナーベルの自己満足で作り変えられた、悪趣味なゴッホ像

2019年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
Imperator
カンタベリーさんのコメント
2020年2月2日

これは映画だ。ドキュメンタリーではない。
絵画が自然そのままではないのと同じ

カンタベリー
Imperatorさんのコメント
2019年11月11日

ゴッホが描いた絵は、ゴッホのものです。だから、別に写実的でなくても構わないでしょう。
しかし、シュナーベルが描いたのは、シュナーベル自身ではなく、実在した別人物です。
よって、(この映画が広く流布することも考慮すれば)対象の「解釈」というレベルを超えて、ゆがめて描くことには慎重さが求められると考えます。
暴行事件、自身をイエスになぞらえたこと、自身の病気を肯定したこと、この3点は自分には是認しがたいものでした。何のためにそんな解釈を?という気分です。
むろん、「ゴッホの人生にインスパイアされた、架空の画家の物語」と銘打っていれば、何の問題もありません。
“エッセンス”などは、自分には全く感じられませんでしたね。ヴィニィさんが、“エッセンス”を見いだされたなら、ご自分でお書きになったらいかがでしょうか?
むしろ、ゴーギャンとのアート談義や、葦ペンの挿話、ジヌー夫人の模写のような枝葉の部分に、シュナーベルというアーティストならではのアプローチによる面白みがあると思っています。

Imperator
ヴィニィさんのコメント
2019年11月11日

この方は史実に基づく再現ドラマを期待したのでしょうか?

すいません、わたしには
ヴァンゴッホに君の描く自然は写実的でないと仰っているのと同じ様に聞こえます

本質的なエッセンスを作品から感じられればまた違ったものが見えたかもしれませんね

ヴィニィ
Kayoさんのコメント
2019年11月10日

あなとの視点が素晴らしい!賛同でなく勉強になりました!もう一回映画みたきになれました!

Kayo