「表と裏と」サンセット Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
表と裏と
1913年ブダペストの創業30年の高級帽子店を部隊にした貴族と民衆のドロドロしたお話。
先代オーナーにして創業者の娘が今は人手に渡ったレイター帽子店の求人に応募するところから兄の存在を知り展開していくストーリー。
多くを語らない上に強情というよりも超絶自己中な主人公に共感は出来ないし、当時のハンガリーの情勢を知らず観賞したからというのも大いにあるのだろうけれど、直接みせずに想像させる部分が多過ぎる。
一人称視点はまだしもドアップ狭小視野の多用で情報は入り難い、人の視野はもっと広いですよ。
ものものしくしたいであろう空気感も詰め込み過ぎの内容にムダに長いマッタリ描写等テンポが悪くダルいだけだし、何となく言いたいことは伝わるけれど冗長過ぎる。
自分みたいなレベルの低い方の一般人でこれを面白いと絶賛出来る人はいるのだろうかと感じてしまう程、自分にはレベルが高く合わなかった。
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