「感性の先に」ある画家の数奇な運命 KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
感性の先に
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物語はクルトの幼少期から始まりはじめは彼の家族の描写から始まる。
若くして叔母は不必要な人間と政府に判断され殺され、父も自殺をする。空襲で他の家族も失う。
クルトは学生になりエリーと出会い恋に落ちる。そのエリーの父親が叔母を殺した元高官である事は観客側にはすぐ伝わりこの後何が起きるのか、伏線を張られてるような展開に緊張感が高まる。
この辺りまでは面白く鑑賞できたのだがそこからの展開に残念ながら僕はあまり興味を唆られる事はなかった。
模写から真実に近づいていくシーンなんかも一瞬は興味を惹きつけれるのだがその後の表現が非常に感性的であり残念ながら僕の感性が未熟であり作品の理解に追いつくことができなかった。
最後はエリーは再度妊娠をしハッピーエンドで終わったクルト。
今回は少し中盤から興味を失ってしまったが個人的にはまた機会があればといった作品ではあった。
話は作品とはそれるが3時間作品ということもあり体は疲れた。上映している劇場も箱が小さいところが多く疲労感を感じた。
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