「消費への警鐘」ポップスター Fさんの映画レビュー(感想・評価)
消費への警鐘
スターであれ芸能人であれ、応援している誰かがいる人なら刺さる映画だと思います。あえて銃乱射事件をたっぷり表現し、古臭い映像や語り口にしていることにも、並々ならぬこだわりを感じました。
具体的なスターが思い浮かばないのは、"顔を見せない"SIAがエグゼクティブプロデューサーに名を連ねていることからも、意図的なものでしょう。スキャンダルの多さと年齢的にはブリトニー、ド派手な衣装はガガ様を思い浮かべましたが…エッセンスを抽出したんでしょうね。
重すぎる現実描写に反して、セレステが歌う歌詞が酷すぎて笑えました。でもポップソングが私たちにくれる、その「何も考えなくていい時間」を大事にしたいとも思いましたし、私が今応援している人に、苦しまなくていい芸能活動を進めてほしいと思えた、いい体験でした。
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