「リアリティが…」ポップスター ma.ri.kaさんの映画レビュー(感想・評価)
リアリティが…
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ああいう事件の被害者が、鎮魂の歌を歌ってメジャーデビューまではわかる。
でもああいう猥雑なイメージのビジュアルで売っていくのってアメリカでは普通なの?
バックボーンがどうであれ、注目されたきっかけや曲が追悼式のような場所だったから余計違和感が続く。
そして少女時代と17年後のつながりが悪い。
ライブ当日、女性2人が訪ねてくるのだけど、ママっていうセリフが聞こえて、もう1人は姉だしでてっきり母親と姉が来たのかと思ったら姉と娘だと!
いつの間に…
後に娘の父親は誰かとか想像させるシーンはあるけど、多くは語られなくて行間を読んでくださいって感じ。
1人のスターの人生にいろいろありましたよって話なのに、その話を端折りすぎでは?
最後のライブシーン、あの手の音楽の良し悪しはわからないので評価しませんが、意匠と振り付けはダサい!
小柄で華奢なナタリー・ポートマンがもっさりした体型に見えてしまって。
チームメンバーを厳選するのに時間をかけたって劇中で言わせてるのにバックダンサーの動きのキレが悪いこと!
ナタリーはダンスの素養があるので見られましたが、そもそもの振り付けが…身内て済ますんじゃなく、ちゃんとポップアーティスト専門でやっている人を呼んでください…
あと公演シーンはありませんでしたが、前座に起用したというアジア系シンガー…なにあれ?
やっぱり何か業界への皮肉なの?
と、文句ばっかりになってしまいましたか、ナタリーを含め何人も好きな俳優が出ていたので苦痛ではありませんでした。
その人たちのギャラが予算を食ったのかなー
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