「主演女優3人の圧巻の演技×ヨルゴス・ランティモスのオリジナリティ」女王陛下のお気に入り ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
主演女優3人の圧巻の演技×ヨルゴス・ランティモスのオリジナリティ
『哀れなるものたち』を観て、ヨルゴス・ランティモス監督の過去作に興味を持ち
本作を鑑賞しました。
ランティモス監督ならではの構図・絵づくりは本作でも健在であり、
特に宮殿のしつらえや衣装にも目を奪われる素晴らしい出来だと思います。
何といっても軸となる3人の女優の競演・怪演が圧巻であり、
オリビア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ、いずれの俳優も
素晴らしい演技で鑑賞者を圧倒するほどの迫力でした。
ランティモス監督は、背中を見せる構図が特徴的だなと思います。
私としては、レイチェル・ワイズがカッコよかった。
彼女の演じるサラには信念があり、本作においては唯一筋が通った人物として共感できました。
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