「私は嘘をつかない、それが愛よ」女王陛下のお気に入り 奇妙鳥さんの映画レビュー(感想・評価)
私は嘘をつかない、それが愛よ
強欲というよりは、業欲と言うべきか。
そんな深い泥沼の様な醜悪な愛憎劇。
一見きらびやかな王宮の裏側を垣間観せられた。
そのきらびやかさを演出してた当時の様相が、醜態を表している。あの裏に一般の国民の苦痛を見出すのは、考えすぎか?
国を司る立場で在りながら、自己愛の執着から逃れられない悲劇。人類史の儚さを見せつけられた。
深いな内容なのに、興味深く惹きつけられる。
故人的ではあるが、エンドロールも個性的でスクリーンで眺めたかった。
コメントする