「特別映像も、何度でも観たくなる!」女王陛下のお気に入り Apollōn_mさんの映画レビュー(感想・評価)
特別映像も、何度でも観たくなる!
女性3人のパワーバランスに関わるあれこれは、実際すごく身近にもあるわけで。でもやっぱり、国を動かす権力だとか、再び良い身分にのし上がりたい!というような野望が絡んで来ると、サラとアビゲイルの戦闘モードともいえるエネルギーが半端ないです。
なので、アスリートの陸上競技を応援し終わった後のような、徒労感がこちらにも押し寄せて来ます。役者さん頑張り過ぎ…かな。監督の過去の作品見ちゃうと、そうなってしまうのか?才能には才能で応えたくなるような。
映像の元が美しく、そこへ到達するまでのこだわりが半端ないです。ボーッと字幕も読まずに観る、そんな鑑賞にも耐えられると思います。ただ、音楽が一筋縄で行かないから、無理かもしれませんが。
それにしても、この作品の構想から、実現までの道のりを、むしろ観たいかも。誰がお金を出しますよと言い、キャストはもちろんクルーも、どうやって揃え、まとめて行ったのか。主演の3人は3週間のリハーサルがあったそうだから、その間に裏方は詰めて行ったのかな?
最近の映画は、どんなに凄くても、どうせCGでしょ?と思ってしまうのが、この映画には無くて。それが本当に凄い!と、思いました。
ところで、女王様のオリビア・コールマンさんと、日本の女優、平岩紙さんが似てるな…と思えたのは、私だけ?
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本作、3大女優競演の火花散る様な宮廷愛憎劇でした。エマストーンの新境地を開いた演技がGoodでした。
私、アメイジングスパイダーマン2以来、エマストーンのファンです。
彼女は、アメイジングスパイダーマン2以降、ラ・ラ・ランド、本作、クルエラなど、色々な作風の作品に出演して新しい魅力を魅せてくれています。世界的な大女優になることを期待しています。
では、また共感作で。
ー以上ー