劇場公開日 2019年12月20日

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「傑作。前作も良かったけれど更に面白く重い。」この世界の(さらにいくつもの)片隅に mugさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0傑作。前作も良かったけれど更に面白く重い。

2020年1月2日
iPhoneアプリから投稿

前作でカットされたリンが関わるエピソードが追加されてすず、周作の心情がよく分かり、前作では理解出来なかった周作の水原とすずに対する行動の理由が納得できるようになった。北條家の人々が単なる良い人達ではない事も見えてくるし、何よりすずが社会というか国家、戦争の犠牲になっていたんだという事実が玉音放送に対する怒りに現れた事もわかりやすい。絵柄はソフトだけれど内容は結構エグい。上映時間は長いが全く気にならない。

mug