「無印鑑賞済」この世界の(さらにいくつもの)片隅に なおさんの映画レビュー(感想・評価)
無印鑑賞済
りんさんとの描写が追加されたことで、周作との関係性も補完され印象が変わる。細かな描写にも意味が付加されたりしている。てるちゃんちょっと言葉が九州っぽいと思ったらクレジット中に「飯塚弁協力」の項目を観て、やはりと納得した。
子供時代の哲とのシーンの追加も後々効いてきた。
しっかり軍需工場でのエンジンテストで「いい音鳴らして」(実際はうまくいっていない場面だが)きたのは、ミリオタらしいというか(ですよね?)
枕崎台風にオチをつけてくるのがすずさんクオリティ。
知多さんがががが。
音楽も新曲追加やアレンジ変更など気合が入っている。
などが追加シーンの印象。
それと前からあったすずさんが焼夷弾を消す場面だが、黄燐焼夷弾だったら非常に正確に消し方を描いているとか(『このミステリーがすごい!2020年版』「皆川博子×辻真先 レジェンド対談」中の辻真先氏の発言より)。すずさんがやけくそになってめちゃくちゃに消してると捉えていたのだが、ちょっと違うのかもしれない。そんな新たな発見もあった。
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