ダンスウィズミーのレビュー・感想・評価
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みて損はないが。
日本製のミュージカル映画自体が珍しいので楽しめた。
突然歌に乗せてセリフを語る、という日本人になんとも馴染みにくい従来のミュージカルでなく、催眠にかかり音楽を聴くと踊らずにいられないという設定もすんなり受け入れられた。が、残念なことに選曲が古臭い。当方40代で、知っている曲ばかりであったが、それでももっと弾けたというか、ダンサブルな曲でのダンスが見たかった。
全体的に古臭い演出が目立ったような気がする。
もう少しぶっ飛んだ和製ミュージカルが見たかったというのが正直な感想。
配役も微妙な気がした。
三浦貴大のイケメンエリート社員はしっくり来ない。
ムロツヨシももう少しムロらしさがあっても良かった。
三好彩花もとにかく美しいが、もっと弾けても良かったような気がする。
ラスト、ちょっとグッときた。
日本公開前に、海外で公開されており、しかも評価が高いと知っていたので、半ば「ホントか?」と疑いつつも、楽しみに観てきました。
予告でさんざん見た催眠術にかかってしまった主人公が、どうやってこの事態の収拾にあたるのか、着地点が知りたくて。
あ~、そうきたか!
(^^)
私も催眠術にかかりたい
期待を裏切らないHappy間満載の谷口映画。序盤"スィング感"が足りないと感じたがロードムービーになる辺りで良い感じに。三吉彩花さんの魅力全開、オーディション?歌も踊りも頑張った。やしろ優さんとも良いコンビ。自分を見つけ一流企業を笑顔で去るエンディングに個人的に自分が重なり共感して涙。
主役が喰われていた
三吉彩花の存在感が途中から薄くなり、やしろ優(ぽっちゃり)の強すぎるキャラクターに喰われていた。
またミュージカル要素を無理矢理詰め込んだ印象であった。
バラバラのシナリオを組み合わせたような脈絡のないストーリー。例えば田舎でヤンキーとモメる下り、シンガーソングライターと資金集めする下り、本編(静香が催眠術を解くという目的)とあまり関連がない。よってかなり中だるみする。
また催眠術の設定に一貫性がない。
観る前の印象だと、催眠術とは、曲に合わせて踊り出すとその場にいる皆もハッピーになれるような、一種の特殊能力のようなものかと想像していて、割と中盤以降はその通りであったようにも思う。しかし、序盤のオフィスやレストランのミュージカルシーンでは、その場では誰もが一体化していたように見えて実は静香の独り舞台であったし、レストランに至っては破壊行為をしていたという驚愕の事実。催眠術とは危険な幻覚症状なのか?設定に一貫性がない。
ミュージカルシーン自体の魅力が薄い。
そしてミュージカルシーン自体に魅力があるのかと言うと、素人の意見ではあるが、目を見張るようなダンスと言う訳でも、息を飲むような歌声と言う訳でもない、中途半端であった。
コメディ要素も印象が薄い。
自分自身も思わず吹き出してしまうような程のシーンはなかったし、最近のヒット邦画としては記憶に新しい『ザ・ファブル』などに比べると、観客席から聞こえた笑いの数も圧倒的に少なかった。
提案
ストーリーに関しては、先述した幻覚の設定は無くして一貫させる。もしくはディズニーや本来のミュージカルのように、曲が始まればその時、その世界観は完全にそのミュージカルとして一体化させる。
もしくは歌と踊りだけでも観客を魅了できるほどのキャスティングをする。
もしくはコメディ要素を増やしてもっと笑わせにいく。
いずれか一点だけでも突き抜ければだいぶ違ったようにも思う。
三吉彩花さんの魅力満点
ミュージカルのロードムービーってのはよくある話だけど、コメディ要素満載のそれである。
矢口監督の雰囲気そのままに、三吉彩花さんという協力なキャストで、見ていてとてもハッピーになれる映画に仕上がっていた。
催眠ってのはチープな感じだけどそれがまた良い。
催眠術師の宝田さんがまた良い笑
胡散臭さプンプンしてるところから笑ってしまった笑
変に恋愛を絡めず、ある程度で留め、仲間との友情や仕事への嫌悪感のようなものをスムーズに挿入してくるあたり、ただのコメディではない仕上がりで素晴らしい。
そして、三吉彩花さんの表情。
この映画はこれに尽きてしまうか…
以前から、表情豊かでプラスとマイナスの差が大きいからどの表情もインパクトがあり流石。
今回もそれは健在で、ダンスシーンのとてつもなく明るいシーンからの我に返って怪訝な顔。最高である。
ただ、三吉彩花ありきの映画になってしまっていた。ダンスも歌も最高。流石、元さくら学園。まぁそれで、少ないキャストでこれだけの作品に仕上がっていることに驚く。
矢口作品は何度も見たくなるものが多い。
本作もその中の一つになった。
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