ダンスウィズミーのレビュー・感想・評価
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ある程度ミュージカル耐性は必要かも
もともとミュージカルは苦手で、なんで歌うの?って思っていたのですが、ミュージカルも楽しいと思うようになりました。
この映画はミュージカルなのですが、歌う理由がハッキリしていているので、そうは思いませんが、歌い出すと、軽く鳥肌がたちます。そういうものも含めて楽しめるようになりました。
三吉さんとムロツヨシはとても良かった。
演出なのかもしれませんが、曲も演出も昭和。
わたしも立派な昭和生まれなので楽しめた点もあるけど、ちょっと引き気味。
ミュージカル苦手な人にこそ観て欲しいミュージカル
見ているこちらも催眠術にかけられたような不思議な気分を味わった。この先どうなるのか気になってスクリーンに釘付けだった。三吉彩花さんの美しさとスタイルの良さ。厄介な出来事に巻き込まれたときの表情がとてもリアルでファンタジーのような設定なのにリアリティがあってよかった。この映画で一番面白かったのはやしろ優さんの演技。とにかく面白い。彼女の演技が輝いていて、厄介だけど憎めない感じが良かった。主人公に頼まれて催眠術師の行方を追うムロさん演じる調査員や催眠術師のおじさんの癖の強さも面白かった。chayさんの歌も良かったな。
催眠術にかかって楽しそうじゃないのに音楽が流れてダンスを楽しそうに踊るときの主人公の輝きっぷりに感動した。キャスティングがいいなと思った。それぞれのキャラクターの個性を際立たせていた。ミュージカルのいきなり歌い出したり、踊り出したりする感じが苦手な人にこそ見てほしいミュージカル映画だなと思った。
ノイズが多くて乗り切れなかった
発想は面白い。
主役の女の子もかわいい。
単純にお気楽に観たいのに、しっくりこないところが目につき気になってしまい没頭できなかった。過去作から見れば矢口監督のギャグセンスはかなり高いはずだが今回はけっこうスベっている。これは三吉彩花とやしろ優の演技力の問題でもあり仕方ないところか。
ミュージカルシーンはとても良い。歌唱力もダンスのクオリティも低いのだが、それは「催眠術にかかっているだけ」という前提条件との整合を考えれば正しく機能している。決して「うまくなる」という魔法をかけられたわけではないのだから。ただ、それだけに一般人が彼らのパフォーマンスに熱狂しているいくつかのシーンには違和感がある。それならば、それこそお金を取れるレベルで圧巻のパフォーマンスを繰り広げてほしいところであり、一貫性の無さに白けてしまった。同様に、登場する人々がどうにも記号的で、ストーリーを展開するためだけの機械のような不自然さがあり馴染まない。取立屋、中国人観光客、詐欺師、chay、、極めつけはヤンキーダンス集団、。いくらなんでもあんな人たちが日本のどこを探せばいるというのか。虚構と現実の境目が曖昧でメリハリが無い。
結論、発想は良いが脚本はうまくない。
それでも見所は確かにあった惜しい一本。
ROCK'N ROOL
ミュージカルは得意分野ではない。でも、この作品はありだ。
踊る事も歌う事も拒絶してきた主人公が、催眠術によって、踊らずには歌わずにはいられなくなる。この設定が活きてる!
ラストシーンでの、彼女が普段の生活に戻った時は、大きな箱とも思えるエレベーターの中だ。通勤の時間帯、音も無ければ色も無い。皆が俯き空気は停滞しているように見える。
そことの対比が強烈だった。
音楽が流れたら無条件に体が動く。
目を輝かせ感情を歌いあげる。
ショーが終わった後の舞台は散々だ。
色んなものを巻き込んで、色んなものをぶっ壊す。軽いテロのようだ。
迷惑極まりない催眠術の呪い。
でも、その時の開放感までは嘘ではなかった。
彼女にとって自分らしくある事は、音楽に身を委ねる事だったようだ。
その選択に架空の世界を感じるものの、三吉さんが踊って歌う姿は華やかで美しく、何より心の底から楽しんでもいるようであったので、妙な説得力を感じてた。
ミュージカルは苦手だが、三吉彩花さんはずっと見ていられると思えた。
宝田氏に代表されるように、物語には結構胡散臭い人間が頻繁に出てくる。
華やかなミュージカルシーンとのバランスなのかもしれないが、わざわざソレをチョイスする意図が俺には分からなかった。
監督は照れ屋で案外、常識人なのかと邪推するくらいだ。
若干の中弛みを感じるものの、ミュージカルシーンはどれもこれも楽しくて、満足。
スマホが普及してからこっち、1日の大半を画面を眺めて過ごす昨今…。
それも楽しいんだろうけど、それしか知らないのは勿体なくないか?と。
顔を上げて、胸を張って、五体を思う存分振り回し、溜まった毒を吐き出すかのように声を出してみたらどうだ?と。
その声が届く仲間はきっといるよ、と。
長い人生のたった1週間、無自覚な檻から力任せに引きずり出されて濁流と激流に押し流されるのも案外面白いよ、って。
ま、それが出来ないからこの手の映画が楽しいと思えるのだけれど。
ミュージカルなんだけど、ただのミュージカルではなく…ロックなナンバーはあまり出てこないのだけど、監督と脚本がロックンロールでシェゲナベイベーな作品だった。
再三言うが、
三吉彩花さんがとても美しい。
このレビューは、その色目からだろと思われても、否定が出来ない程にしなやかで美しい。
三吉彩花ファンの方はどうぞ
たしかに歌と踊りのシーンはちょいちょい登場するものの、これがミュージカルかと問われると、頭を傾げざるを得ない。
歌とダンスシーンが多く登場する、コメディータッチのロードムービーといったところか。
主演の三吉彩花は手足も長くスタイルが良いので、見栄えはするものの、歌も踊りも上手いかと言われると、それもまた微妙。
いくら勝組OLと言っても、まだ若い子が、あんな超高級なタワマンに住んでるとか、どんだけ給料もらってるんですか。
主人公静香が子供の頃のシーンで、家にあったテレビがブラウン管テレビ。
しかも放送されてる番組がモロ昭和って、いったいいつの時代よ?
明らかに静香が生まれる前でしょ。
時代考証以前に、あまりにも時間がズレていてる。
良かったのは、ムロツヨシの極めて普通の演技が観られた事と、やしろ優だが頑張っていた事。
しかし、やしろ優は見た目が小汚くて可哀想だった。
もう少し小綺麗にしてあげてもいいのに。
あと、OLさん憧れの的、イケメンエリート社員役に、三浦貴大はちょっと違うかな。
予告編にひかれて観ました
笑えるところなし 主人公誰??
幸福な二時間弱
これまでの矢口史靖的なテイストを幕の内弁当的に詰め込んだような印象。(華麗な歌とダンスに『スウィングガールズ』『ウォーターボーイズ』を、ロードムービー調なところに『裸足のピクニック』『アドレナリンドライブ』を、宝田明のキャラクターに『ロボジー』を、主人公が本当にやりたいことを見つけるラストに『ひみつの花園』を思い出した。)今作はこれらの要素をちょっとずつ味わいつつ、最終的にお腹いっぱいで大満足という感じでした。
矢口史靖の作品はダークサイドに傾くものもあるけど、やっぱり今作みたいな明るい作品のほうが好きだ。(結婚式のシーンはかなりダークだけど。)
あと、やしろ優の演技がよかった。ファンになってしまいました。
もっと踊ってほしかった!
予告のコメディミュージカルの雰囲気に誘われて鑑賞してきました。主演の三吉彩花さんが、その容姿はいうまでもなく、歌もダンスもとても素敵で、ずっと見とれていました。そこへ絡むやしろ優さんが、主役を食うぐらいの勢いで、その見た目どおりどんどん幅をきかせてくるのもおもしろかったです。
内容はミュージカルというより、ミュージカル要素を含んだバディ物のロードムービーといった感じでしたが、ストーリーはよく練られていて、伏線や布石になっているシーンが多かったので、最後まで楽しく鑑賞できました。
ただ、全編にわたってミュージカル仕立てかと思いきや、案外そうでもなかったので、肝心のダンスシーンがいささか物足りない印象でした。予告で何度も見た、オフィスやレストランでのようなモブを巻き込んでのダンスシーンをもっと見たかっただけに残念でした。
また、三吉彩花さんのダンスを際立たせるためには、バックダンサーも大切だと思うのですが、本作はここが弱いように感じました。比べてはいけないのでしょうが、前日にロケットマンを見たばかりだから、よけいそう感じたのかもしれません。あと、大好きなムロツヨシさんの出番が少なく、彼の持ち味が十分に発揮されてなかったのももったいなかったです。ムロツヨシさんがバディでもおもしろかったかも!?
楽しいダンス💃娯楽映画❗
個人的には好きな映画
三吉彩花さんの映画のはずが‥‥
「ひみつの花園」+「歌謡曲だよ、人生は 」+ダンス
コメディタッチのロードムービーでしたね。ストーリー的には都合良すぎるけど、アップテンポの娯楽映画に仕上がっていると思います。矢口ファンとしては楽しめました。ただし、台詞を歌で表現するのがミュージカル。これは既成のジャズや歌謡曲に合わせて歌い踊るシーンを挿入しただけで、ミュージカルではない。ヒロインは若い女性なのに劇中、使用されるのはなぜか昭和歌謡曲。その選曲が平凡だが、若い女性が知っていて歌える曲としたらあんなものか。オムニバス映画「歌謡曲だよ、人生は」の矢口が監督した園まりの昭和歌謡曲「逢いたくて逢いたくて」をモチーフにしたエピソードがまた観たくなった。
小学唱歌の「浜辺の歌」を突然歌い出すシーンがあるが、若い女性がこの歌をとっさに歌えるのか疑問に思った。
矢口監督の作品で描かれるヒロインは退屈はしないが、嫁さんにするなら、やっぱり山田洋次監督が描くヒロインが理想だな。
ミュージカルか、これ?
催眠術で音楽を聞くと歌って踊る体質になってしまったOLの話なのだが…いや、これミュージカルか?単なるダンスパフォーマンスでは…?
最初の2曲まではよかったのだけど、そこから先は単に歌が好きなノリノリOLにしか見えない。周りを巻き込んでいるはずが踊ってるのは自分だけ、という設定がいつの間にかなくなっていたのが原因か。そもそも踊りも段々しなくなっていったし…
とは言え、最初の2曲はよかった。最初の曲で、オフィスを駆け巡って嬉しそうに跳ね回る姿はミュージカルならでは。2曲目も心情・状況を歌い表していると気づけば唸るしかない。
パーティの一面や最後のショーも良かったけど、その良さはミュージカルには関係なかったし…
残念ながら、ミュージカル体質というキーワードさえなければもっと高く評価できた。あと、偶然と幸運で転がしすぎるし、なんとな〜く問題が解決するところも好きになれなかった。
主役のキャスティングがよかった。
まずはララランドに土下座
久々に「何一つ良いところが見出せなかった」一本。
何もかもが中途半端な「やっつけ仕事」と、金の匂いしか感じられない。
おかげで2時間弱の尺が長くて苦痛だった。
矢口監督のこんな仕事を観せられる日が来るとは…と哀しみに溺れる作品。
少しもったいない
設定を聞いた時はもっと面白いものを想像してしまった。想像と大きく違うのは、ミュージカルでなかったこと。歌謡ショーだった。まあ街に流れてる音楽といえばポップスなんだからしょうがない。歌謡ミュージカルと言ってくれたほうが身構えできてたかも。
もっと地味設定の女の子が音楽でアクロバティックに変身するほうがよかったと思うし、もっともっと、この設定で困った事態になってくれてもよかったのだけど、割とほどほどな具合で進んでいく。なんかもったいない。三吉彩花は上野樹里や吉高由里子に比べると、圧倒的な手足の長さがあり、更に美人なのだけど、キ◯ガイ度がないのでもったいない。せっかくなので、もっと弾けたところがみたかった、と。
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