ダンスウィズミーのレビュー・感想・評価
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自分の意志とは関係なく歌い始める「珍・ミュージカル」
ミュージカルって、おかしいでしょ。 いきなり主人公たちが歌いだして、恥ずかしくないんですか……という、映画の観客が誰でも感じる疑問をテーマに据え、「歌いたくもないのに音楽を聞いた瞬間に歌って踊ってしまう主人公」を描く映画です。 ストーリーやシナリオの作りにはアイディアが光っているのですが、なんと言っても残念だったのは主人公の三吉彩花の演技。 歌唱力が絶望的に弱く、まったくミュージカルになっていません。 おそらく仲間うちでのカラオケなどでは、それなりに歌える人なのだろうと思います。 ただ、マイクと電子的なギミックによって補正されるカラオケと異なり、素の歌唱力が問われるミュージカルという分野に対しては力量不足もいいところでした。 せっかくの主演映画なんだから、少なくとも半年ぐらいは声楽の学校に通い詰めて猛勉強をするとか、覚悟を決めて役を作れば良かっただろうにと残念でした。 努力と勉強、それこそが女優人生の財産なのですが、この女優は努力が好きではない女優なんだなと見抜かれる、寂しい出来ばえの映画でした。 ミュージカルというわりに、仲間うちで歌を歌うだけというシーンが多過ぎ、これも残念な点。 というわけで、これは責任を持って主演女優を教育できなかった監督の責任と、責任感が欠如した女優自身の責任問題なのでしょうね。
「音楽を聴くと、踊り出してしまう」というところから、すごく興味惹か...
「音楽を聴くと、踊り出してしまう」というところから、すごく興味惹かれていた。静かなレストランに行っても、バースデーソングは予期していた。 シャンデリアにぶら下がり、ノリノリなのを酒のせいにされたのは残念仕方ない。家具家電まで売って、借金返済だなんて現実だったら、えげつない。気づけば、最近矢口さん作品を続けて見ている。chayは公園で歌う、秋田弁の女性として出てきた。そのサイドで三吉さんとやしろさんで歌い踊りで、道中女子旅楽しそう。それがまさか、「阪急電車」の中谷美紀さんと同じ役回りな事に驚き!パーティーっとは、軽く言ったものだ!笑えて楽しかった。
映画は観てから。
かれこれ最初に知ってから鑑賞に至るまで約一年。
レンタル店に並んでからも、
今一ぱっとしない印象だったので
いつも借りないでスルーしてた作品。
やっぱり映画はまず観てなんぼだね。
色んな意見がありますが、
矢口監督らしさがあり、
予想外の展開あり。
そして何よりメインの二人の両極端なキャラクター設定や田舎感溢れる舞台・演出。
大好きな下妻物語を彷彿させる魅せ方に、終始楽しませて貰った109分だった。
締めの『タイムマシンにおねがい』が何よりも良かった気がする。あの楽曲のチョイスはマジで最高。
休みの前の日など、
テンションが上がるときにぜひ観てみてください。
とても良い気分で休日を迎えられるはず!
個性豊かな登場人物達の日本ミュージカル
昨年公開時には観に行けず、WOWOWで鑑賞。 矢口監督×三吉彩花×ミュージカル 面白くないわけがない。 そして今作はミュージカル嫌いの主人公が音楽を聴くと勝手に歌って体が踊りだすという設定にしたことで、ミュージカルの魅力を思いっきり引き出した作品に仕上がっていました。 自分はミュージカルは好きな方ですが、嫌いな方ももちろん楽しめます。 全ての発端は宝田明さん演じる、マーチン上田。 彼を追って、ショーのサクラや借金取りと共に北へ。 トラブルだらけの旅だけれど、そこで発見することも多々あって、意外と話が思わぬ方向に行くこともあり、 ドタバタな展開に音楽がマッチしていて、非常に面白かったです。 キャスト欄にやしろ優、chayと書いてあったので、どうなることやらと思っていましたが、ムロさん含めどの登場人物のクセがすごい。 そして、演技も上手かった。 流石です。 そして、なんといっても、主役は三吉彩花。 三吉さんは名前と顔は知っていたものの、実際に演じられているところを見るのは初めてでした。 パンチラも堂々と披露するなど、これからの活躍に期待が持てる良い演技。 物事をはっきり言えるヒロイン静香にぴったりで、音楽が流れると耳を塞ぐシーンなんか割と好きです。 彼女が歌う名曲の数々も聴き落とせません。 ラストシーンはちょっと感動できました。 主要キャスト以外のキャストも豪華ですよ。
無理やりミュージカルが良い
ゴールデンウィークに、新しく買ったノートパソコンから、Windowsストアで、何気なく、VODでいくつか鑑賞しようと思い、海外作品が多い中、目についたのがこちらの作品。 パッケージのスタイルのいい主演女優が印象的で、「スウィングガールズ」を楽しんだ自分には矢口史靖監督というのも縁がありました。 主演女優は、三吉彩花。切れがある美人顔、特に視線と眉毛が良いです。劇中のダンスと、歌も本人ということで、初期の「さくら学院」にいたというキャリアが活かされているかまでは不明ですが、作品の良さに厚みを加えています。 「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」よりも、ミュージカルを無理やり話しの主軸に据えるために、ファンタジー的な設定が、意外でしたが、自分も主人公と同じように、ミュージカルに違和感を持つタイプなので、それに同意なので、すんなり楽しめました。 とはいえ、最初は、概要にあったあらすじで不幸になるというのが印象に残っていたので、展開にハラハラしました(笑)が、やしろ優さん、ムロツヨシさん、Chayさんや、各地の人たちとの絡みが、あきさせませんでした。 宝田明さんは、実年齢は感じさせますが、ノスタルジックなマジシャン・催眠術師がマッチしていました。「トゥナイト」と言えば、「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば」のエンディングという固定観念を、ノスタルジックにして壊してくれました(笑)。 気になる部分もありますが、ファンタジーと思えば、単純にハートフルな映画として、楽しめると思います。
キャスティング
映画自体も楽しめたし役者達も良かったと思う。ただ一流企業に勤めてる主人公が無理して働いてるようなは見えなかった。三吉彩花が仕事をこなしてるというイメージを持ってしまった。別に芝居が下手とか上手いとかの問題ではなく三吉彩花が3枚目のイメージが浮かばなかっただけ。色々な役をこなして色々な顔を持てるような女優になって欲しいですね。
カラダもココロも踊り出す!
Amazon Prime Videoで鑑賞(レンタル)。
全体的なことを言えば、矢口史靖監督作品の中で、いちばん面白くなかった…。笑える箇所が少なかったのが大きな理由ですが、特に永谷園ご令嬢の無駄遣い、もとい、「事務所のゴリ押しで出演させたの?」と疑いたくなるくらい、彼女の役はストーリーに必要だったのかなと思いました。
途中からロードムービーになったので、旅の先々で遭遇する事件のひとつ、と考えれば納得出来たのかもしれませんが…と思えども、やっぱり納得いかなかったです。
別にchayが嫌いなわけじゃないんですけどねぇ…。「テラスハウス」は観ていたし、「あなたに恋をしてみました」は好きな歌ですし…。でもそれとこれとは別の話だ!
「くたばっちまえ、ア~メン♪(怒)」からの結婚式復讐シークエンスがいらなかったなぁ~(笑)。なんかそうなるんじゃないかなって気がしたし…。盗まれた車を取り戻してくれたのは嬉しかったけど、元彼とその結婚相手にケーキナイフ振り回すような女が、そんなことしてくれるかな?―旅を共にしてくれたことへの恩義?―腑に落ちませんでした。
てか、一晩中トランクの中に隠れてたんかい???
気になったこと(殆どchay関連(笑))をつらつらと書きましたが、ミュージカルシーンは総じて楽しく観ることが出来ました。確実に、三吉彩花の功績に足るところが大きい!
歌唱もダンスも吹き替え無しで、ひるがえったスカートからのパンチラもなんのその。根性のある女優だと思いました。
すらっと伸びた手足はさすがモデルさんですが、ダンスのときにそれが画面に映える…。美しさを醸し出す…。歌声もなかなかのかわいらしさで、聴いてて心地好かったです。
選曲がこれまたいいんですよねぇ~♪
監督的には、自分と同世代の人たちに馴染みがあって、かつ振りをつけることが容易な楽曲をセレクトしたそうな…
センス抜群だと思いました。20代の私も知ってて、かつ口ずさめる歌ばかり…。気づいたら歌っていました(笑)。
※修正(2022/12/03)
ヒロインが見とれてしまう程美しい!!
凄く面白いという訳ではないですが、ヒロインが見とれてしまう程美しかったです。ストーリーは弱く、タイトルはあまり関係がない気がします。音楽シーンは最初の方が良かったです。学芸会で活躍したかった少女が、何か可哀想でした。
三吉彩花さんがばえる
本作品は三吉彩花さんがミュージカルシーンの全ての歌とダンスを吹き替えなしで演じたとのこと。長い手足が画面に映えて本当にお綺麗でした。 ストーリーは途中からややロードムービー的になってくるけど、細かい事は気にせず楽しみましょう。やしろ優さんがあんなに踊れるとは知りませんでした。
ヒロインが綺麗だし、やしろ優は名演
トラウマをかかえてミュージカルが嫌いな主人公が、ひょんなことから音楽がなるとダンスせずにはいられないという催眠術にかかったというお話。 周りも一緒にダンス始めるのをみたときは、ちょっと驚き。本人だけじゃないの?って。 舞台が東京だけじゃなく、新潟や秋田、札幌までうつっていく。 途中に出てくる路上シンガーのchayもいいキャラしてるけど、まさかそういう展開だとは分からなかった。 ちょっと怖い。 ちなみに札幌のホールが、羽生市産業文化ホールだった。 ロビーがあまりにも似てるから、もしかしてと思ってみていたら、外の道路が見えた段階で確信。 一応エンドロール確認したら、やっぱり羽生でした。 札幌が舞台だから、埼玉の羽生で十分だろうという考えですかね。 一緒に見てたツレは、どちらかというと時間の無駄だったかもしれない、というぐらいの評価だそうで。 テンポが悪いってさ。 あと、ミュージカルシーンの日常シーンの音量の差が大きすぎて、いちいち音量変えなきゃいけないのは非常にストレスでした。
やしろ優最高
うちの学校と関係があると知る前から、 これは観に行こうと思っていた作品。 どう贔屓目に見ても、フツーに面白かったです。 練りに練った脚本、お約束の展開ですが、 そのど定番に安心します。 そして今回、女優・やしろ優にびっくり。 やるねー! 自分の容姿を生かした役、よかったです。 主役の三吉さんも、相当の練習量をこなしてのダンスと歌だったと思います。 無理やりこの作品で腹をくくった感が伝わります。 良い女優さんになってね。 さて、おそらく今回一番ギャラが高かったであろうムロツヨシ、 故意に抑えたのか、やる気半分だったのか不明ですが、 私としてはドラマ大恋愛で急上昇した査定ががっくり下がってしまいました。 もっと大メジャーの曲をどんどん使ったりは出来なかったのかな? タイムマシーンにお願いとか、いまのアイドルとか歌えばいいのにね。 世代を超えて、ノリノリの曲だけで作り上げてもよかったのかも。
恥ずかしい。
なんだかわからないけど、劇中で突然踊りだすミュージカルって変だよね? みんながなんとなく思うところを催眠術という案で、説得力を持たそうとしてるのはわかるけど、上司もノリノリで踊って最後キスまでくれようとしてるのはいったい笑 食事のシーンでのミュージカルシーンでは実際ニュースになってるシーンとのギャップで、あー妄想なんだなあとはわかるけどそれでもなんだかなあ 三吉さんは長身でダンスは映えるんだけど、シチュエーションなり場所なりが現実感がありすぎてどうも見てるこちらが赤面してくるような恥ずかしさを覚える。 ちょいちょい微妙なパンチラがこれまた恥ずかしい こーゆーミュージカルはまだ海外の映画のが気にならずに見れるかな 内容的には北海道までいくのは完全に間延びしてる。 chayが個人的には1番面白かった、狂気!オチも良かった。 コメディにら佐藤二郎とムロツヨシみたいな風潮なのか最近邦画で頻繁にみるけどそろそろお腹いっぱい。
「楽しんだもん勝ち」だろうに…
私見、この手の映画は「まぁ、とにかく細かいことは気にせず楽しんだもん勝ちだよっ!」的なことをストーリー展開と作品の位置付けの両方で観客にそう思わせることが出来たら成功だと思うのだけど、そう思わせるには演者が突き抜けておらず、結果、全て中途半端に映る。 結局、何を描きたかったのだろう…と感じてしまったし、タイトルの落ちが使い古された感あり、残念感だけが残った。 「見えるオチ」や「見える展開」が楽しみであり面白みとなりうる作品になれれば良かったかもしれないが、中途半端ゆえ、そこには届かず。 もしかしたら、キャスティングによってはもっと良い作品になったかも???
ハッピーミュージカル
「今まで普通に喋ってた人がなんで踊り出すの」というのは主人公の台詞だけれど、そんな理屈を問答無用でブチ破って心から人を楽しませる力が歌と踊りにはある。それがミュージカルの魅力だ。 特に主役の三吉彩花さんは本当に魅力的で一発でファンになった。 歌と踊りもだけど、現実に引き戻ったときの、酸っぱい牛乳を飲んだときみたいななんとも言えない表情がキュート! 後はchayを加えて歌で路銀を稼ぎながら秋田に向かう旅は出会い、途中の多幸感、最後のオチも含めて流れが完璧で何度も観てしまう。
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