「カラダもココロも踊り出す!」ダンスウィズミー しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
カラダもココロも踊り出す!
Amazon Prime Videoで鑑賞(レンタル)。
全体的なことを言えば、矢口史靖監督作品の中で、いちばん面白くなかった…。笑える箇所が少なかったのが大きな理由ですが、特に永谷園ご令嬢の無駄遣い、もとい、「事務所のゴリ押しで出演させたの?」と疑いたくなるくらい、彼女の役はストーリーに必要だったのかなと思いました。
途中からロードムービーになったので、旅の先々で遭遇する事件のひとつ、と考えれば納得出来たのかもしれませんが…と思えども、やっぱり納得いかなかったです。
別にchayが嫌いなわけじゃないんですけどねぇ…。「テラスハウス」は観ていたし、「あなたに恋をしてみました」は好きな歌ですし…。でもそれとこれとは別の話だ!
「くたばっちまえ、ア~メン♪(怒)」からの結婚式復讐シークエンスがいらなかったなぁ~(笑)。なんかそうなるんじゃないかなって気がしたし…。盗まれた車を取り戻してくれたのは嬉しかったけど、元彼とその結婚相手にケーキナイフ振り回すような女が、そんなことしてくれるかな?―旅を共にしてくれたことへの恩義?―腑に落ちませんでした。
てか、一晩中トランクの中に隠れてたんかい???
気になったこと(殆どchay関連(笑))をつらつらと書きましたが、ミュージカルシーンは総じて楽しく観ることが出来ました。確実に、三吉彩花の功績に足るところが大きい!
歌唱もダンスも吹き替え無しで、ひるがえったスカートからのパンチラもなんのその。根性のある女優だと思いました。
すらっと伸びた手足はさすがモデルさんですが、ダンスのときにそれが画面に映える…。美しさを醸し出す…。歌声もなかなかのかわいらしさで、聴いてて心地好かったです。
選曲がこれまたいいんですよねぇ~♪
監督的には、自分と同世代の人たちに馴染みがあって、かつ振りをつけることが容易な楽曲をセレクトしたそうな…
センス抜群だと思いました。20代の私も知ってて、かつ口ずさめる歌ばかり…。気づいたら歌っていました(笑)。
※修正(2022/12/03)
「犬鳴村」のときは特になんとも思いませんでしたが、本作で真の意味で三吉彩花を発見した気になりました(笑)
特撮ファンとしては、宝田明が出演していることは嬉しかったし、記憶に留めておかなければ…(笑) じゃあ本文で言及しろよって話ですが…(笑)
えーーっと...彩花たん以外の出演者、記憶に無いです。
スカートターン以外のシーン、記憶に無いです。
そんな映画でしたよね...と言うか、それで良い映画w