「視線」ダンスウィズミー やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
視線
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この映画に限らず、ミュージカルシーンって、役者さんの視線が上を向いてる様に感じますよね。
そして、この映画の主演の三吉彩花さん、普通の時も美人なんですけど、視線が上を向いて笑顔になると活き活きととても輝くんですよね。
もうこの映画は彼女の為にあると言っても過言じゃないくらい。
三吉さんに魅了されっぱなしでした。
欲を言えば、もっと三吉さんのミュージカルシーンを見たかったかな。
それから、印象的だったのが、終盤のエレベーターのシーン。
乗っている人達の視線が下を向いていたり、前を向いていても気持ちが下を向いた雰囲気だったり。
この人達の視線の演技が上手かったから、エレベーターに残った三吉さんの、前を見ているけどしっかり上を見ている表情が、際立って感じたのだと思います。
普段の生活の中で、突然歌ったり踊り出したりは出来ないけれど、心の視線を上げる事は出来る。
それが出来たら、少し違った世界が見えるのかもと、思わせてくれた映画でした。
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