イコライザー2のレビュー・感想・評価
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マッコールさんが逮捕されないのは?
イコライザー1の方が好きだな。ダイナーに同じ時間に現れて読書するシーンが記憶に残っている。
今回はUBERのような配車サービスの運転手で出てくる。
あれだけ素性が明らかなのに暴力を振るった後に逮捕されないのは元政府機関に居たからなのかな?
トムクルーズのジャックリーチャーにストーリーは酷似してるけど、まあ、いいか。休みの日に時間があるなら行って楽しめますよ。
前作より濃厚。マッコールを怒らすとヤバい。
「イコライザー2」字幕版で鑑賞。
*概要*
善のイコライザーvs悪のイコライザー
海外版・必殺仕事人の続編。
*主演*
デンゼル・ワシントン
*感想*
前作はもちろん、鑑賞済み。前作のマッコールは、ホームセンターで勤めてましたが、ロシアンマフィアとやり合いで、いつの間にか辞めて、タクシードライバーに転職。でも、裏の顔である仕事人は辞めておらず、悪を抹殺していった。
前半は、ダラダラ感が目立つけど見入った。タクシードライバーの日常、裏の仕事をしっかりこなすマッコールが渋くてカッコいい。(^^)
今回は、マッコールの良き理解者スーザンが何者かに殺され、マッコールが怒りに震え、独自に捜査をしていくと、身内であるCIAの仕業であると判明するという大まかなストーリー。
アクションシーンは少ないし、キャッチコピーの19秒は矛盾しているけど、個人的には、前作より濃厚だったし、シリアスだった。
善とイコライザー、悪のイコライザーがハッキリ分かったあと、ずっと緊張感があったw
マッコールと黒人青年の物語も丁寧に描かれてたし、日常生活、裏の生活、両方ともバランス良く描かれてた。
後半の攻防戦は視界が悪くて見づらかったけど、面白かったです!\(^^)/
やっぱりDIYが好き
カッケエ
前作に勝てず
なんと言っても『一人では無理がある』
伊坂幸太郎さんの名作短編集『ジャイロスコープ』の中の一編のタイトルですが、真っ先にこの言葉が浮かびました。
イーサン・ハントだって、あれだけの強力な仲間たちがいてこそなんですから。
指紋や証拠の隠滅、死体の処理、超高度な暗号処理への対応等々……無理な設定の映画は他にもたくさんありますが、キアヌ・リーブスのジョン・ウイックだって裏の特殊廃棄物(要は死体とか血痕のことです)処理業の人に頼んでるのですから、元政府機関のデンゼル・ワシントンならその人脈で裏稼業のプロが登場してもいいと思います。その方がよりリアリティが増して、楽しめるはずです。ゴルゴ13が、色々な分野のプロとの信頼関係を築き、その力をしっかりと活用してるのを見習って欲しいです。
それでもやはり超一匹狼的に、というのならキック・アスのニコラス・ケイジ並みの用意があれば納得できるかな。
マッコールさん再び
NEW HAMSTER
表向きはリフトのドライバーの元CIAエージェントが当時の上官であり友人が殺された事件を追う話。
圧倒的は良いけれどそこは判っているし、ビンチらしいビンチもなく、2作目にして設定にマンネリ感や物足りなさを感じてしまう。
ストーリーの部分ではオーソドックスながら前作よりも面白味や自然さはあったし、序盤のネタ振りエピソードからの人助けを好んでいるという件は前作の娼婦の復讐を含む動機と人間性の説明の補完が出来ていて良かった。
しかしながら面白おかしさがある訳でもなく、派手なドンパチがある訳でもないし、山場らしい山場もないラストバトルはムリヤリ引っ張っている様に感じてしっくり来ないし、設定が裏目になって縛られてしまっている様に感じた。
渋い
晴耕雨読
前作は見ていないけど、この作品だけでもデンゼル演じるマッコール氏がどんな過去を持つ男なのか、何となく感じることができました。
アクション映画…なんだけど、他のわかりやすいポップコーンムービーと違って、ドラマ性が高いかな。
悪人をガンガンやっつける派手な正義漢ではなく、あくまでスマートに静かに物事を収めます(一応悪人を叩きのめしてるけど)。穏やかに微笑む姿、本を読む横顔がとても知的です。
「正義の味方」かと言えば、少し違う。
あくまで市井の人として街に溶け込み、自分の手の届く範囲でひっそりと人々を助けていて、それはあくまでも彼にとって「equalize」しているだけ。
「equalize」は強引な正義を貫く自己中心的行為ではなく、起きたことに対して対価を支払う、対等にする行為と捉えるので、相手側の損傷も「ビビった」から「骨折・打撲」「死に至る」までまちまち。何だか今までのどのアメリカンヒーローにも当てはまらない(大抵ヒーローは目立ちたがり屋。自分のやった善行は大声で叫ぶところを、このマッコール氏は隠徳を積むだけ!)。
年はとったけど、相変わらずハンサムで知性を漂わせるデンゼルにこの役はぴったりだと思いました。彼がなぜ続編を望んだのか納得ができます。
最近のヒーロー映画、アクション映画に飽きてきた方に是非。
やられるまえに、やるしかない‼︎
カッコいい‼︎
全てがカッコよすぎるぜ(笑)
敵をバッタバッタとなぎ倒していく姿は、まさに必殺仕事人!
腕時計のカウントがスタートしたら、もう彼に敵うものなし。
19秒あれば、どんな強敵もあっという間に倒してしまう、まさに正義の覇者それが、ロバートマッコール。
普段はしがないタクシードライバーの彼ですが、困っている人がいたら必ず救ってしまうのが彼の流儀。
CIA時代に鍛え抜いた筋肉をフル活用して、迫り来る敵をバッタバッタとなぎ倒してしまうのですから、観ているだけで痺れます!
前作のイコライザーを観た人は、思わず「帰ってきた!」と叫びたくなるはず!
今回ターゲットとなるのは、まさかまさかの同業者「イコライザー」。
唯一無二の親友が、何者かに殺されてしまう不運からの幕開けです。
まさか2にして、スーザンが殺されてしまうとは思いませんでした。
いつも冷静沈着なロバートですが、この時ばかりは動揺を隠しきれません。
彼女は一体誰に、なんのために殺されたのか?
殺された彼女の仇を取るために、犯人探しを続けるロバートですが、今度は自分自身が何者かに狙われてしまうという予想外の展開に⁉︎
犯人の目的は何か?
犯人のやっていることは悪なのか、正義なのか…?
どう捉えるかは、鑑賞者に委ねられている感じでした。
今回この『イコライザー2』は、ロバートを生み出した、デンゼルワシントン本人が続編を熱望し、生まれたそうです!
前作の『イコライザー』の時には、ショッピングモールで様々な道具を使って、敵を欺いていくロバートの姿に感動しましたが、今回は、ハリケーンの街中での銃撃戦!
戦い方は、前作以上にスケールが半端なくデカイです!
そして、相変わらず仕事が早い!
19秒で対面した敵をことごとく潰していく、その神業的能力に惚れました!
クライマックスでは、19秒の正義VS19秒の悪との因縁の対決が、火蓋を切って落とされます!
やるかやられるか、ハリケーンの雨風と、海岸から打ち寄せる猛烈な波しぶきの中での対決は、息を呑むほど危険な場所。
それでも、敵はロバートを狙い撃ちしてくるのですから、気が気ではありません。
ロバートは逃げきれるのか?
最後の最後までハラハラドキドキの展開となりました!
人に優しく、スピーディ、史上最強の正義を貫いた仕事人。
普段はしがないタクシードライバーが、突如キレッキレの仕事人に大変身するのですから、観ているだけでちょー楽しいです!
仕事でムシャクシャしたサラリーマンや、アクション映画好きな大学生にオススメ。気持ちがどんよりとした時は、気持ちを切り替えるために『イコライザー2』を観ましょう!
観終わった後、スッキリとした気持ちになれるはず!(笑)
仕事人マッコールさんの『人生タクシー』
新鮮さは少ないけど
我が目を疑うくらいのスカ
元CIAでホームセンター店員が活躍する快作『イコライザー』の続編。今回マッコールさんはホームセンターを退職してUBERではなくてLyftドライバーに転職。乗客達が織りなす日常にちょいちょい首を突っ込む毎日だったが、元上官のスーザンが何者かに殺害される事件が発生、誰にも頼まれていないのに独自に捜査を開始するとそこには思いもよらぬ危険が待っていた。
これは我が目を疑うくらいのスカ。そもそもの殺人事件の解決もアッサリしているし、敵は弱っちいし、知人の妹探しというサイドストーリーもとってつけたみたいだし、クライマックスに選ばれた場所には必然性が全くないし、エンドクレジットがやけに短いので全然予算がなかったのでは?というのも透けて見える。面白いのは冒頭の数分間で繰り広げられる本筋と全く関係のない人助けシーンだけ、見せ場は予告で全部出しというダメ映画のテンプレをバカ丁寧になぞった実にくだらないB級アクション。格調高いウェスタン『マグニフィセント・セブン』の次がこれか?とアントワン・フークワ監督の凋落ぶりに頭を抱えました。ダメ過ぎてなぜこうなったのか?と変な興味が湧いてしまい、現場で一体何があったのかが気になって眠れません。
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