劇場公開日 2018年10月5日

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「正義の押し売り強盗」イコライザー2 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5正義の押し売り強盗

2018年10月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

話もシンプルだし、見るからにむかつく悪人を、次々にぶっ壊していく姿に快感を得られる。
仕事人というか、ハングマンというか。
ダーティハリー的というか。
依頼人がいないで、正義の押し売りをするのが少し怖くもあり、面白くもあり。

予告編にあったように「同じイコライザー同士の戦い」という割には、主人公が強すぎて、途中から「これ一方的処刑じゃないの?」って疑問すら抱くレベルでした。
最終決戦は、長回しのため19秒ルールはどこかにいっちゃった。

パート2ものだが、前作を観てなくても設定やキャラの特徴はよくわかる。
ただ私はなんだかんだ言って前作を観てしまっているので、比較してしまう。
1作目は「好感を持ってる娘を守る」のが戦うモチベーションだったが、本作は「元上官の友人が殺された復讐」。
事件に直接関係ない、同じアパートの青年に託したエピソードを入れたとはいえ、「事件後の未来」に対する希望や爽快感が比較すると少ないのが難かな。

とはいえ、デンゼル・ワシントン演じるマッコールってキャラクターが立ってるのがいい。
(原案が昔のテレビドラマシリーズではあるものの)映画としての面白さは維持されてるので、ロングシリーズ化してもいいと思う。

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コージィ日本犬