泣くな赤鬼のレビュー・感想・評価
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柳楽優弥の演技力に感嘆
試写会で拝見いたしました。
甲子園出場の夢を監督として追ったが、くたびれ果てて夢を見なくなった老教師の再生話。
ストーリー展開は、文字にするとありがち。
野球部のレギュラーだったのに、なまじ才能があるだけにサイン無視に練習サボりが常態化した生徒を、奮起させるために叱ったら、生徒がやる気をなくして退部、退学。
という過去をもつ元教え子と、病院で再会。
教師自身は転勤で進学校に行き、指導する意欲を失っていて……
しかし、元教え子は20代後半~30代前半に若くして、末期癌と判明し……
ここで、元教え子を励ましながら、今の学生たちと甲子園を目指すようなら、昔のドラマにあったパターンなんだけど、それが違うのが本作(原作)のいいところ。
具体的に書くとネタバレになるので、ここまで。
正直、感情の吐露セリフの応酬で、さほど魅力ある画面にはなっていない。
むしろ映画化における演出が凡庸かも。
それでもこの映画を観てよかった。
すげーなーと感心したのが、助演の元教え子役、柳楽優弥。
難病ものによくある、長く闘病したのに顔が艶々ふくふくで病人に思えない外見なのに。
柳楽優弥の演技が、手や目の動きだけで死にゆく重病人に見える!これがすごい。
主役の、堤真一さんの安定感があってこそでもありますが。
俳優の無駄遣い
内容はわざわざ映画にしなくてもいいレベル。
過去と現在の切り替えがうまくいってなくてイライラした。
だいたいガン末期をなめてるとしかいいようのない甘い演出。
ただひとつ、柳楽 優弥の目力というか色気に満ちた視線にやられました。
脚本が残念な作品
完成披露試写会に参加。堤真一さんはスタイルが良くてのスーツ姿がほんとにカッコいい、若手の柳楽優弥さんのスーツ姿を凌駕。未だ関西弁にも好印象。でも作品は非常に残念。表現力が不器用な熱血野球部顧問が教師人生に禍根を残す記憶に残る生徒としての物語が薄い。もちろん尊い教え子への想いはあるが唯一無二の教え子???と思うとラストシーンも希薄な印象。脚本が残念な作品。
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