マチネの終わりにのレビュー・感想・評価
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すれ違いって今の世の中アリですか?
パリとNYの景色と福山と石田ゆり子を楽しむための映画。 小説は読んだことがないが、映画として見ると、なんでそんなことが起きるのよと ツッコミどころ満載の部分あり。 ラストに向かっていけばいくほど、不可解なのですが。
ハァ?美しい大人の恋?アンジャッシュかよ。
最後まで本当にイライラした。 早苗は全て蒔野の為と繰り返したが、結局その行動の全てが自分の為で、それを最後まで正当化している言葉の数々に、見ていて最後まで本当に腹が立った。そしてその行動が後にどれだけの不幸を周りに呼んだのかが描かれていて、それが美しい大人の恋?はぁ?と思いました。そして何より伊勢谷友介が可哀想。子供たちも本当に可哀想。 薪野が早苗に真相を打ち明けられた後、落ち着いて笑顔で会話してるのも意味不明。ガラスをぶち壊す程の怒りに震えたのに、その怒りはどこへ?その後に演奏家として復活?4年もモヤモヤしてた後にそんな事が分かって、何故、超繊細な感情がコントロール出来たのかも意味不明。 あと石田ゆりこの長崎の母が田舎者過ぎて、フランスの映画監督と恋してた面影ゼロ。もう少し設定と演出を考えて下さい。 パリやNYの公園で福山と石田ゆり子が歩いてるだけでお洒落!美しい大人の恋だわ!と騒いでるアホには響く映画なのだろう。感動?ハァ? 己の身勝手さは全ての他人を不幸にする、という教訓は得ました。あとすれ違いネタをやるならもう少しアンジャッシュから学んで下さい。粗いです。
純愛ものでした
ギターリストとして悩んでいた蒔野。 キャリアウーマンとして働き、婚約していた小峰。 そんな二人が二度会っただけで結ばれた。 小峰はすべてを捨てて蒔野のところに行こうとするが、蒔野のことを思う三谷によって二人は離れてしまった。 月日は過ぎて、蒔野は再びギターリストとして活動を初め、小峰も前に向かって動き出そうとしていた。 そんな時、二人が離れた理由をお互いが知り、二人は再会したという内容だった。 純愛でしたね、お互いのことをほとんど知らない二人が一緒に生きていこうとするなんて。
えっこんなこと許されるの?
愛の形には、いろいろとありますが、いい男といい女だからできる話と思えました。 ギターの調べが随所に入り、ええっ?こんなこと許されるの〜っ!といい男でなくても少し感情移入できるのは監督の力か? 石田ゆり子さんが少しお疲れ気味に見え、魅力があまり感じらなかったのが残念。
ギターが素晴らしい
言葉にとにかく定評がある平野啓一郎の世界観を、忖度という大人の事情が隅々まで絡まるとこうなるのか。と思った作品。 劇中、ずっと鳴り続けるギターは素晴らしい。 もうそれだけで良かったかもと思うくらい。 石田ゆり子はこんなに演技下手だったっけ? いろいろな腑に落ちないところが満載で、 これは原作をきちんと読まないと消化不良になりそうだと思った。 恋愛話としては、ど定番の展開に、 パリのテロ事件だとか、 天才ゆえの苦悩だとかを絡めた内容なんだけれど、 どーにもこーにも繊細な部分を表現しきれなかった気がする。 尺のために編集したんだろうか…? うーんうーん。
実は若干チャラい?(笑)すれ違っていく、大人の恋の切なさ。
【賛否両論チェック】 賛:運命の出逢いをしたはずの2人が、あらぬ誤解ですれ違ってしまう様が、観ていて非常に切ない。物語を彩る音楽も魅力。 否:冷静に考えると、ストーリーそのものがありえなくて結構チャラい。展開もかなり無理がある印象を受けてしまう。 思わぬ出逢いをしたギタリストとジャーナリスト。遠く離れた世界にいた2人が惹かれ合いながらも、些細な誤解やボタンのかけ違いから次第にすれ違っていってしまう姿が、得も言われぬ切なさを生み出していきます。その様子は、まさに観ていて思わずもどかしくなってしまうほどです。 ただ、如何せん福山雅治さんだから成り立っているストーリーといいますか、実際のところ冷静に考えてみると、1度出逢っただけの結婚間近のヒロインに、海外まで結婚を止めようと会いに行ってしまう主人公って、なかなかチャラいです(笑)。その上で、 「人は過去が未来を変えると思い込んでる。でも実際は常に、未来が過去を変えてるんだ。変えられるとも言えるし、変わってしまうともいえる。」 なーんてサラッと言ってしまう辺り、やっぱり福山さんだからこそ成立するキャラクターですね(笑)。 終わり方も好みが分かれそうなところですが、ラブストーリー好きな方は、観ておいて損はないと思います。
何はともあれ美しい映像は必見と思う
もともと恋愛の後悔とか苦悩が好きなタイプなので、主演のお二人の演技力もあって私は好きな作品です。 なんで、どうして、という恋愛で避けられない苦悩を丁寧に描いていて、そういう心理描写と、感情の残酷さと、美しい映像が好きな方はぜひみていただきたい作品です。
人生の素晴らしさを切り取ったような作品
大切な人に出会い、惹かれ合う幸福。 どうしようもなくすれ違うことの切なさと、無力感。 未来によって、過去の解釈は変わっていくということ。 人生の結末は誰にもわからないけれど、 "生きる"ということの希望が詰まった 美しい作品だと思いました。 音楽が素晴らしいので、ぜひ劇場で。
淋しい男と寂しい女のひとりごと、それでも何時かはいつものように慰めあっている。
不能な男と不感症な女が年老いて出会うことはない。 でも、夢想することは勝手だ。 妄想を形にすれば美しく見える。 映画はとても便利なものなのだ。 福山は相変わらず大根だったし、石田ゆりに救われていたし、そういった意味からいえばこの監督は優秀なのだ。突き詰めたら演技しない方がよいことになってしまう。他の役者がバカに見えてしまうのは哀しいことになってしまう。
美しい映画でした
原作は読まずに映画を。切ない大人のラブストーリー。見終わった直後はストーリーに違和感を覚えましたが、時間が経って思い返してみると切なく余白を感じさせるいい作品でした。 「未来が過去を変える」「幸福の硬貨」など印象的なフレーズも沢山。美しい映像。そして、何より音楽が素晴らしい。ギターの演奏にこんなにも引き込まれたことはありません。
大人
10代の恋愛は興味本位、20代はより良い環境のパートナー探しの恋愛、そして、自分と向き合い続けた30代。アイデンティティを尊重し合える人に巡り会えた時、人は激しく恋に落ちる。6年間で、たったの3回しか会ってなくても、2人の結びつきを丁寧に描かれてて素敵だと思った。
余韻が長い
一度目は『ん?』 二度目は『感動』 三度目は号泣するかも知れないからBlu-ray Disc出てからホームシアターで観ようと思う 初めてサントラを買った 曲毎に場面が甦りラストシーンからのエンドロール『幸福の硬貨』からのフルオーケストラ 何度聴いても鳥肌が立ち目頭が熱くなる
始まりの段階から結末は読めるし、流れはダラダラしてるし、永遠と眠気...
始まりの段階から結末は読めるし、流れはダラダラしてるし、永遠と眠気が襲って来るような作品。 非常につまらない‼️ この作品の中で、唯一何かを取り上げるとしたら、「未来が過去を変えることができる」という言葉が多少心に響くくらいです。 (※ただし、その言葉の意味の含みが良いだけであって、この映画自体は非常につまらないだけではなく、内容的にも全く共感できない。) また更に、この程度の内容のストーリーであれば、素人の私でも当たり前に書けてしまうくらいに中身がちゃちくて非常にくだらない。
アンジャッシュの様なすれ違い(笑)
えーっ!?評価いいですね。びっくり。 まず、評判になる程風景が美しく撮られていなくてかなり残念。 わたし的にドキドキできなかったのは、全く魅力のないマキノ。福山ビジュアルのおかげで救われたと言っていいほどパッとしない人物。もてそうにない。だからすぐ身近なマネージャーと結婚したんだな。 ヨーコは素敵なのでマキノがひとめぼれするのは理解できるけどヨーコの方は、あの程度でマキノのことを好きになるかなぁ?不思議。 恋愛はすれ違いの美学だと思っているのですが、その肝心のすれ違いはアンジャッシュのコントの様で苦笑。 たった1回のラブシーンであるキスシーンが酷い。中年なのでお口ネバネバ(笑)?きったない。何故取り直さなかったのか。 ステージ上とかキッチンとかでの苦悩の表現もなんかピンと来ない。 最後、子どもには罪がないのでマキノにはぜひ家庭に戻ることをおすすめします。
「かなりの秀作」
今年132本目。 中々初恋で結ばれるって少ないと思います。白鵬と紗代子夫人が初恋同士で結婚したように。 すれ違い恋愛の作品。自分も若い時にすれ違いの恋愛をしましたが、この作品はそんな恋愛にも最後には素晴らしい事が待っていると言う映画。 感動しました。
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