「穏やかな大人の恋」マチネの終わりに 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
穏やかな大人の恋
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最初から最後まで貫くテーマの「未来は常に過去を変えている」はとっても素敵。確かに過去の現象は変わらないけれど、結局その起きたことをポジティブに捉えられるか、それともネガティブに捉えるかによって、未来は全く違う景色になるし、未来が変われば、過去はやすやすと輝かしい奇跡になると思います。
福山が復活し、石田が人生を吹っ切ることによって、未来は変わり、過去の秘書による裏切りはかえって二人の絆を強固なものにしたような気がします。人生はやはり苦しみを味合わなければ、醍醐味を得ることができないのでしょうか?
にしても、あの秘書の裏切りには、超頭にきて、そのシーンから怒りのようなものがフツフツ。最後まで一気に走り抜けてしまいました。
あと、青春時代の激しい恋とは違う、おだやかな情熱の爆発に対しては、涙がじわりじわりと滲み出ました。^_^
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