「大きなものは大きな画面で〜」海獣の子供 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)
大きなものは大きな画面で〜
原作未読ですがまるで細密画が動いている感じ。
クジラやサメが緻密な線で描かれているのため
動いた時の怖さ、本物のザトウ鯨の水中動画の様な
あの怖さが十分伝わって来る。
予告編で観た圧倒的なクジラ描写!
とてつもなく大きいものが描かれている映画は
映画館で観ないと全く意味がない私理論。
それだけでもおすすめです。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
ライムスター宇多丸さんの評論やネットでのレビューを読んで
日本アニメのど真ん中(ジブリ、押田さん、新海さん)とは
違うところを知りたくて観て来ました。
クジラやサメだけでなく、主人公の日常生活の描写も
とても丁寧に書き込まれていて
彼女を取り巻く世界がしっかり伝わってくる。
難解だという意見もあるそうですが
宇多丸さんの評論や
ネットのレビューを読んでから観に行った私は、
地球の生命は宇宙からの隕石に含まれた物質によって
発生したのではないか?という学説がありますが
それを形にしたような、
海は全ての命の母
という様な話だと理解しました。
命の起源〜
命溢れるこの星が、もう奇跡〜〜
@もう一度観るなら?
「大きいものが描かれている映画は
映画館で観ないと全く意味がないよね」
コメントする