「詩だと思って . . .」海獣の子供 Ryoさんの映画レビュー(感想・評価)
詩だと思って . . .
最初観た時は、映像がメチャメチャ美しくて、音が神秘的(?)で、鳥肌でまくりで、全然「分からなかった」ので、あれはなんだったんだろうかと、原作漫画を読んで、もう一度観に行きました。
二回目は、もっとしっかりとハマることができました。
この映画は「詩」なんだと受け取りました。何度か読んでる/観てるとなんだか「感じ」が掴めてくる。
ところで、僕が詳しくないだけなんだと思うんですが、こういうスタイルの映像があるんだということに驚きました。新海誠監督だと現実を美化した美しい背景を作りますが、『海獣の子供』の背景は、そういう意味での美化はしていない。例えばペンキのハゲ方が現実的だったり。でも、「絵画的」という言い方が良いのでしょうか、違う美しさがあると思いました。へぇこういうのがあるんだぁ、と感心しきりでした。
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