「なんてレビューのしづらいアニメだろう」海獣の子供 Ko Fuさんの映画レビュー(感想・評価)
なんてレビューのしづらいアニメだろう
原作は未読。特に感心なかったが時間があったので観た。程度のポテンシャルだったが結果は満足だった。
圧倒的な映像美。静かに興奮を促す素晴らしい音楽。静かさと空気感の中にも燃えるような熱さを感じる演出。
なんていろいろな誉め言葉が思い浮かぶのだが、どれもこの作品を表現するに足らない。
生命の営みと循環。受け継がれる意志。宇宙と命の関係。かつて手塚治虫が火の鳥で、石ノ森章太郎が009で表現しようとしたものに通じるものがある。
まったく万人受けではないし当然子供向けでもないが 、是非とも鑑賞してみてほしい一作。
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