劇場公開日 2019年5月31日

僕はイエス様が嫌いのレビュー・感想・評価

全47件中、41~47件目を表示

3.5演出は最高だったけれど映像が物足りない

2019年6月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

少年時代の瑞々しさとかナチュラル感は半端なく表現されていて、それだけでもウルッとさせられたけれど、やはり、どうしても映像的な物足りなさを感じてしまう。映画であればこその映像的な感動をもっと求めてしまう。内容が悪くなかっただけに余計そう思ってしまった。

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SH

4.5小さな奇跡と、大きな悲しみ

2019年6月1日
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小さな奇跡を積み重ねても、イエス様にだって叶えることの出来ないことがある。
それは、時として、大きな悲しみとして、心が潰れそうにもなる。
そんな時は、イエス様に八つ当たりしたって構わないはずだ。
でも、いずれは、わかる時が来る。
そんな悲しみも、かけがえのない思い出となり、永遠に心に刻みつけられるのだ。
それも、奇跡だ。

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ワンコ

3.5だから

2019年6月1日
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鑑賞方法:映画館

イエス様が嫌いになるんですね。それは気持ちがわかります。演出なのか全体的に顔のアップが少ないので、各個人への感情移入ができ辛いですが、冷静にストーリーを追えます。

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ごっとん

3.5儀式の機能。

2019年6月1日
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宗教、そして儀式。機能を考えさせられます。

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kaisei

4.5子供の瞳に映る美しくも不条理な世界

2019年5月31日
Androidアプリから投稿

悲しい

知的

幸せ

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しずる

4.0宗教がテーマではなく

2019年5月5日
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テーマは宗教ではなく友情です。ミッションスクールに通って毎日朝礼でお祈りしたのに、現実は厳しい?信じる者は救われる、か?という疑問が残ります。同じような経験があるので共感できました。雪国の映像が美しく子供達も良いけれど、ただチャーミングなだけではない心に沁みる映画でした。

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とも朕

4.0映像から溢れ出るピュアさとみずみずしさ

2018年11月24日
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鑑賞方法:映画館

サンセバスチャン映画祭 新人監督賞を受賞した作品。

奥山大史監督は22歳で、これがデビュー作
なるほど、とてもみずみずしい作品だった

小学生のユラは、おじいちゃんが亡くなって、一人になってしまったおばあちゃんと同居するために、お父さんの実家に引っ越してきた

ユラが転校した学校はクリスチャンの学校で、お祈りというものを、ユラはそこで始めて知る

友達が一人もいないユラだったが、やがて、ユラにしか見えない神様が現れ、神様はユラにクラスメートのカズキを紹介する

その物語は
「神様は本当にいるのか」
「お祈りは何のためにするのか」
という、大人でも答えづらい疑問について、小学生の目線で描いている作品

たしかに
悲しいことがあったとき
人は「祈りましょう」と言うけれど
祈っても、どうにもならないことはたくさんあるわけで
それを子供に説明しなければならないとなったら
ますます難しくなる

そんな時、大人たちは
「神に祈りなさい」と言ったとしても
それに従順に従うのではなくて
「僕はイエス様が嫌いです」
と言っても良いと思った

むしろ、それが子供ならではの素直さであって、そうやって彼らは成長していく

窓の外の景色を、障子に穴を開けて覗くように
ユラにとっては、ちょっと大人の世界を覗くような
そんな経験になったのではと思う

面白かったのは、その時、監督は映像を少し斜めにしたこと

それは子供の気持ちをよく表していて
これまで真っ直ぐに見ていた社会を
少し斜めから見るようになったということではないのか

映画を観る前に、出演者たちによる
舞台挨拶があって
登壇した佐伯日菜子さんは「監督は子供の感性をお持ちの方」だと話されていた

この映画を観ていて、その言葉が何度も頭の中で繰り返された
景色が斜めなのも、
障子に穴を開けて外を覗くのも
真っ白な雪の上に残る足跡も
ピュアだからこその映像

その感性で、今後、世界をどう観ていくのかが、とても楽しみな監督だと思った

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とえ