HOSTILE ホスティルのレビュー・感想・評価
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このジャンルでこの流れ。そしてこの結末。
恋愛映画だと、物語の流れの中で、過去の記憶や思い出を挟みながら進めていくと言うのはよくあるが、(一応)ホラーと言うジャンルでこの流れは新鮮だった。がっつりホラーと言う感じもなく、グロテスクなシーンも少なく、いい意味で期待を裏切られ、見応えがあった。
うーん
恋愛映画としては見れるだろうけど、ホラーとしては低予算だし、視聴者への世界観の説明不足や主人公二人以外の外部の情報がなさすぎて、ちょっと。
最終的に、怪物がもと旦那だというオチなら、もっと手のしぐさ以外に、フラグを立てるべき。なんで怪物は最初は襲ってたのに、最後になっていきなり、攻撃やめたわけ?急展開すぎる。
回想に焦点を当てすぎて、実際に危機におちいる女優の世界観が車の中と外だけという範囲の狭いこと狭いこと。
孤独との対峙的なニュアンスを秘めているなら、そもそも怪物設定いらないし、事故のケガで旦那の外見が誰だかわからなくなった、幽霊になっちゃった、くらいの設定でよいと思う。わざわざなぜ世界を世紀末状態にしたのに、その設定が適当すぎて、非現実さが伝わらない。
恋愛映画なら恋愛、ホラーならホラー、どちらにも中途半端な印象がある。恋愛描写は女性からみれば素敵なので、完全な恋愛映画にでもしてくれたらよかったかな。
配給会社への敵意
荒廃後世界でのサバイバル話と、荒廃前世界でのラブラブ話が描かれる。
「シェイプ・オブ・ウォーター」的売り文句をインプットされた観客が身構えながら観ると、ラストの結末への共感・驚異の気持ちが半減しちゃう。
二匹目の異形を狙ったんでしょけど...配給会社への敵意を感じる。
痩身怪優ハビエル・ボテットをうまく使ったクリーチャーや、荒涼とした世界の描き方など、B級感満載な見どころはあるのに、勿体ないです。
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