劇場公開日 2019年6月28日

凪待ちのレビュー・感想・評価

全324件中、101~120件目を表示

4.0良かった!

2019年7月19日
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鑑賞方法:映画館

良いサスペンス・ヒューマンドラマだったと思う。
3.11のことも記憶に留められる。

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still_ontheroad

4.5凪待ち

2019年7月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ギャンブル依存症は怖い。主人公郁男の周りには心から支え助けてくれる人たちがいて、涙がとまらなかった。香取慎吾のなんともいえない表情にグッときてしまった。郁男だけでなく、その助けてくれた人たちも何らかの過去を持っているのだろう。原作を読みたくなった。よかったです!

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nanao

4.0しっかり観させて頂きました!

2019年7月18日
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皆さんのレビューを拝見し、しっかり観させて頂きました。
見ごたえある作品でした。
香取慎吾さんの新たな一面、次回作への期待が高まりました!

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かずたけ

4.5ダメ人間がリアルすぎて泣ける

2019年7月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

主人公がリアルなダメ人間すぎるけどなにか色っぽくて魅力的。とことん堕ちて行く彼を引き留めたくて私自身も手を伸ばしそうになる。更正できたのかどうかはわからない、でも一筋の光は見えた。
白石監督の作品は怖いイメージでしたが、この作品で白石作品をもっと観たくなってしまった。
香取慎吾もリリーフランキーも素晴らしかった!また観たい!

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non

5.0溜息です

2019年7月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

ギャンブルは人をダメにしますね。主人公は運にも見放されている感じがしました。悪い人ではないんだけど…。

白石監督の作品なので、期待してました。
さすがですね。
鑑賞後、浸りすぎて溜息ばかりでした。

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momo太

4.0口コミで…

2019年7月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

口コミが良かったので鑑賞させて貰いました。
白石監督作品はついこないだ発表された麻雀放浪記以来。麻雀放浪記はコメディタッチの博打映画でしたので、凪待ちが全く変わったただの博打映画ではない事に驚愕しました。
監督のNetflixの火花が非常に好きで、どちらかというと切なさやどうしようもなさが似たような雰囲気が漂ってました。
しかし、この映画はそれを上回る映画。
演出、カメラワーク、俳優陣の演技、全てが◎。

主人公は香取さんではないとダメですね。
あの何とも体格とでも愛されさとダメな男感。カメレオン俳優ではないけれど、彼のドラマ未成年のデク、そういえばよかったなと思い出しました。23歳の慎吾ママが20数年経て郁男になる。これからが楽しみな俳優さんの一人になりました。

白石監督の代表作なってもおかしくない。
TVで取り上げられないのが勿体無いです。
また観に行きます。

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J'adore un film

5.0余韻

2019年7月15日
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しばらく余韻に浸ってる。。

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ぴゅるり

4.0かなり重いが心に響く

2019年7月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

こんな奴はどうしようもないじゃないかと思うのに、何故か涙が溢れる

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daikokumai

4.0「どうしようもない」ということ

2019年7月15日
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鑑賞方法:映画館

ぼんやりと浮かんだ感想が「人間っておもしろいな」というものだったので、これは多分良い映画。自分に原因や責任があろうともなかろうとも、人生や世の中には「どうしようもない」ことがいくらでもあって、七転八倒を繰り返して本人にとっては本当に真っ暗闇としか思えない状況になったとしても、それでも人は再生できる「かもしれない」から凄いなと。被災地の今の風景を切り取る映画としても、印象に残った。

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もへじ

4.0印象に残るのは俳優の香取慎吾さん

2019年7月15日
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今まで香取慎吾さんの出演する映画は「こちかめ」や「西遊記」のイメージが強く、どちらかというとコメディ色の強い俳優だと思っていました。
しかし、今回は真逆で覇気がなく、自暴自棄になったダメ人間。簡単な役ではないはずでしたが、場面場面で見事に演じてました。
内容も終始飽きのない作りで、見応えがありました。

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とうちゃん

5.0感動しました

2019年7月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

こんなに心動かされる作品を見たのは久々です。人生に葛藤する姿に、泣かずにはいられませんでした。

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貴彦

5.0レビュー投稿者に感謝

2019年7月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

私は昔から公開後に直ぐには劇場に向かわず、多少サイトのレビューを拝読してから足を運ぶのを決めるので、白石監督やサスペンスは苦手だったものの、ヒューマンドラマということで鑑賞。

映画の良質さは、一番は脚本、次に監督、そしてキャストの順番で出来が変わると聞いたことがある。
凪待ちは脚本は勿論、監督の演出力、誰一人として不要な人物がいないほどにキャスト皆の演技が素晴らしかった、三位一体の物語。

特に香取慎吾さんの未熟な男らしくも人間の弱さを表現した郁夫には参った。大男はたいてい優しいが、小心者が多いイメージ。だがそれだけではなくリアリズムの中に愛着を沸かせる声質と仕草、ギャンブル依存も抱え悩む姿を熱演。
我々を吸引するかのような展開と迫力のあるアクションは圧巻。
石巻で起こることの意味、彼の大震災とも呼べる負の連鎖は地震の本震から、強い余震が何度も続くように終わりのない恐怖をも感じ取れる。
そして観客を感情移入に誘うマジックがあちこちに。
最後の見たニュースで郁夫がニヤリと笑う意図も察し、切ない暴力へと突き進む、感情が溢れ出して私も泣いた。
あの場所に住まう人々の行く末がどうか復興とともに前に進みますように。

100本に1本の名作だと私は断言したい。

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映画は別腹

5.0感動しました🥺

2019年7月14日
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人の優しさをとことん感じる素晴らしい映画でした。香取さんの演技が凄い!本当に想像以上です。

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かにゃ

4.5ひとは弱い生き物ですね

2019年7月14日
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8月下旬のジメッとした暑さが終始まとわりつくような作品だった。
香取慎吾演じる主人公がどうしようもないほどのクズ野郎。でも、なぜか感情移入してしまう。
「この人はどこまで自分を許してくれるんだろう」と周りを試しているかのような人間性は誰にでもあって、そう言う形でしか繋がりを感じられない人もいるんだろうなと考えさせられる。
何を言っているのか自分でもよくわからんけど、平日のナイトショーで見たい映画だった。

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にゃたろう

3.5闇からコチラをじっと見る

2019年7月13日
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鑑賞方法:映画館

いやぁ、流石の白石節でございました。俳優面々も素晴らしかった。そして香取慎吾さん。彼の想像以上の演技が、どうしようもない男の物語を現実世界へ持ち上げる。
多少なりとも、こんな人達との接点があったりもしたので、「万引き家族」同様に、映画云々を越えて身に詰まされてしまった。「3-6の車券」あれが全てだったのだろう。劇場内に灯が戻るまでピクリとも動けなかった。

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lynx09b

4.5どこまでもダメ男

2019年7月13日
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それほど宣伝もしてないし、注目もされていない作品でしたが、レビューの点数通り、人間の弱さと愚かしさに焦点を当てた、社会派ドラマ。

白石和彌監督にしては、あまり血生臭さは感じなかったけれど、ギャンブル依存で、どこまでも落ちていくダメ男の哀れさをよく表していました。ジャニーズではできない役だろうなぁ。

主役の香取慎吾は、スマップ解散後はCMくらいしかテレビでは見ることなかったけど、悲愴感漂う、中年のダメ男役を見事に演じ、しっかり脱アイドルしていました。

ギャンブルにハマって依存症になると、これほどまでに愚かしい行動をとるのか、という怖さと哀れさが、これでもかと伝わってきます。

そうした愚か者を捨てる神もあれば、拾う神ある。人の情けから涙を誘う演出は、白石監督上手いですね。

但し、亜弓殺しの犯人は、登場人物のメンバーからして、早々に察しはつきました。そして、案の定でした。(笑)

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bunmei21

3.5なんちゃってスズキカー(笑)

2019年7月13日
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mz

4.0見てよかった。

2019年7月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

監督、脚本、俳優すべてが一体となった力のある作品です。
よく考えないと意図を汲み取るのは難しいかもしれません。
サスペンスではなくヒューマンドラマです。

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Tomiwao

3.0脇役が良い!

2019年7月12日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

香取慎吾の演技と震災後の話に興味があったので見た。
香取さんは、あの髪型とあの声でどうしても「慎吾ちゃん」のイメージだったが、今回は少し違っていた。
震災の話は少ししか出てこなくて残念だった。
この作品は、脇を固める役者さん達がすばらしかった。
リリーさんは期待を裏切らないし、恒松さんは期待以上に良かった。音尾さんも安定の演技だった。おじいちゃん役の人となべさん役の人も良かった!
西田さんは皆の人気者のようには描ききれてなかった気がするので、物足りなさが残る。
どうしてクズの郁男が周りの人に助けてもらえるのかも、あまり描かれてなかったので、その部分をもっと見たかった。
もう少し細かい描写があったらもっとわかりやすかったかもしれない。

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mamecororin

4.0人生の喪失と再生

2019年7月12日
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鑑賞方法:映画館

知的

重苦しく、陰鬱で暗澹たる空気が終始充溢し続ける、決して笑って楽しめる映画ではありません。
己の才、己の知、そして己の縁を浪費し喪いつくして社会の底辺で蠢き、のたうつ中年男が、世の中から見放された孤独と閉塞から、唯一ギャンブルのみを捌け口として被虐的に自らは抑えようがなくのめり込み、周囲を巻き込んで徹底的に堕ちつくした上で、最後のやり直しを図る、人生の喪失と再生の物語といえます。

本作を観て、日本映画史のベスト5には必ず入る名作『浮雲』(1955年)に相通じるものが、私には感じられました。『浮雲』は、閉塞感と倦怠感に満ち溢れつつ、各々が狡猾で自分本位な男女の遣る瀬無く切ない関係を切々と綴ったものですが、本作は、この重苦しい空気感と殺伐とした他人との繋がりを一人の男に体現させて描いたように感じます。
『浮雲』で森雅之演じる富岡は、女にだらしなく、ずるずると堕落していく末に悲劇的終末を迎えるのに対し、本作の香取慎吾演じる郁男は、徹底してギャンブルに呑み込まれ、己ではどうしようもなくスパイラルに奈落に陥った末に再生の光明を見出しますが、何れも女の犠牲を生贄にしていく点が相似しているように思います。

白石和彌監督は、人間の心の奥底に潜むダークな本質を曝け出させ、対峙させ、そこに生じる荒ぶるドラマを作品化してきているように思いますが、本作もその延長線上に位置しているといえます。
主人公の、水草のように刹那的に唯々世の中を漂い彷徨うだけの日常の中で、自己嫌悪に陥り悶え苦しみながら、それでも抜けられない自堕落で自暴自棄の、愚かで、切なくて、哀しい生き方が、見事に描かれています。
特に、ユニークで斬新な撮影アングルとフレームの取り方と寄せカットの多用によって映像に緊張感と戦慄感が満ちており、更に手持ちカメラ撮影の落ち着かないカットの多用によって悲愴感と不安感が塗され、作品全体の画調が暗く沈んだものに仕上がっていました。
また、主たる舞台となる石巻、そしてその前段の舞台として作品に重要な意味合いをもつ川崎、その各々のエスタブリッシング・ショットとなる、片や不穏な予感を漂わせる石巻の街と港湾の遠景俯瞰、片や物語の軛となり物語進行のガイドレールとなる競輪場の描写は、観る者に強く不吉な印象を与えます。

主人公役の香取慎吾は、うらぶれた中年男の悲哀と孤独感と倦怠感をそれなりには巧く演じていたとは思いますが、己の意志の弱さに自己嫌悪に陥り苦悩し憔悴するまでには至らず、やや主人公のキャラクターをアピールしきれていないように感じます。
何より声音に張りがあり生気が感じられるのは違和感がします。真の役者なら、単に所作と台詞回しだけでなく声調もいくつかの抽斗を持つべきで、今後の彼の円熟に期待します。

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keithKH