「やっぱり、でもなぜ」凪待ち sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱり、でもなぜ
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競輪にハマっていた木野本郁夫は、内縁関係の昆野亜弓と彼女のむすめ美波と暮らしていた。会社をリストラされたのを機に、彼はギャンブルから足を洗い、石巻の亜弓の実家で暮らすことに。しかしノミ屋の競輪に彼は再び手を出してしまう。そんなとき、とんでもないことが起こる。
主人公と違いギャンブルが苦手なので、自分は手を出せない。なので、のめりこむ主人公に感情移入できないけれど、まさかの出来事と立場に同情を禁じ得ないです。そして、二人の爺さんの仁義や郁夫の再生の兆しなどと、いくつかの小さいながらの救いが良かった。ただ犯人について、やっぱり、でもなぜ、という気持ちが残りました。
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