劇場公開日 2019年6月28日

「日本映画屈指のゲロシーン」凪待ち hhelibeさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5日本映画屈指のゲロシーン

2020年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「いいエロシーンといいゲロシーンがある映画はいい映画」という持論があるんだけど、黒田大輔が大量に吐きながら謝るシーンは日本映画屈指のゲロシーンなのでは!最高すぎてこっちまで吐きそうになった。香取慎吾にもあそこまで吐いてほしかったなあ。

香取慎吾は身体がでかくて、何考えてるか分からず急に暴力を振るう役がよく似合ってた。でくのぼう感というか。「愛しのアイリーン」の安田顕と似たキャラ設定だけど、でかいから暴力がよく映える。

映画のテーマ自体には正直最後までそれほど興味を持てなかったけど、黒田大輔、リリーフランキー、宮崎吐夢、音尾琢真とか、小劇場とかサブカル界隈出身の役者たちの演技合戦としては見ごたえ充分。「怒り」で素晴らしかった佐久本宝君が出てたのも嬉しかった。

hhelibe