「久しぶりに背中で感情を表現する役者さんを観た。」凪待ち 蛇足軒瞬平太さんの映画レビュー(感想・評価)
久しぶりに背中で感情を表現する役者さんを観た。
沸騰した湯は摂氏100度。
それを言葉にして、アツアツの湯とか、
グラグラの湯とか言っても、
伝わる温度は、せいぜい36度以下くらいのヌルい湯として伝わってしまいます。
映像で表現すると、70度くらいは可能でしょうか。
「ぼくはどうしようもないろくでなしです」
アツアツのいや、グラグラの?ろくでなし、
その温度の伝え方、伝わり方、
こういう人を伝導師というのかもしれません。
久しぶりに背中で感情を表現する役者さんを
見たような気がします。
🎶カッコ悪い毎日をがんばりましょう♪
遥か彼方の平成のトップスターからのメッセージでした。
そして令和、この地上に降りてきて、
トップスターからトップランナーとして進化、血と汗のメッセージとして、カッコ悪い毎日をがんばりましょうをアップグレードさせたような『凪待ち』。
香取慎吾は背中でもお芝居をしてました。
背中でも感情を表現するのを観たのは寅さん以来でしょうか。
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