劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのレビュー・感想・評価
全176件中、161~176件目を表示
私は外伝の方が良かった。
通常スクリーンで観賞。
星5個をつけたくて仕方がないのですが、迷いに迷って4個半にしました。京アニ様スミマセン。
色々よい意味でアニメーションとしての完成型と感じます。
私は外伝は星5個をつけさせて頂きましたが、
もう、この辺りは好きずきでしょう。
とはいえ、私の評価を分けたのはストーリーでしょうか、
あえて言うならこの世に存在しない相手への想いをヴァイオレットがどう乗り越えて行くかを見たかったと言うのが本心です。決してハッピーエンドが嫌いなわけではありませんが、外伝のように会えない相手に想いをよせる、もどかしさ、切なさに徹してほしかったかな、相手が存在したとしても、せめてヴァイオレットが「少佐」ではなく「ギルベルト」と呼べる日まで回り道があってもと思ってしまいます。会えた時に想いをぶちまけてしまうのが悪いとは思いませんが、なんと言うのだろう、、、勢いに任せてと言う感じに思えてしまう、少しストーリー的に薄い方(言い方悪いかもしれませんが、ただの恋愛物になってしまう感じ?)にいってしまう残念感みたいな、
お互いに生きてる事がわかった上で、離れていても想いを成熟させる期間があっても?
ヴァイオレットの想いは、そう、まだ、子供のように感じる、対してギルベルトは不器用だと思うが大人の優しさを感じる、まだ個としての存在を確立させていないヴァイオレットを自由にしてあげてからの自分に対する想いだったら喜んだのではないか。
まー、ヴァイオレットは生きてる事がわかっただけで、と言っていたのは良かったと思います、そしてあそこからがスタートという気がしたのですが、ゴールが早かった。
案外一番泣いたのはユリスの最後でした。
外伝は10回位は映画館に足を運びましたが、何度見ても、なんか純粋さを感じて泣いてました。
あくまで個人的な1意見で好みです。
とはいえ、本作品が絵や音楽や作りの凄さに関して(なので完成型という印象)は一級品なのは間違いないと思います。
まさに集大成
「みちしるべ」がTVアニメ版からの壮大な伏線だと気付いたときには鳥肌が止まりませんでした。
思えばヴァイオレットはTVアニメ版からずっとギルベルト少佐の遺した「あいしてる」を道標として、ドールになり、色んな人の手紙を代筆してきていました。
今作のヴァイオレットは本当に人間らしく成長していて、そんなヴァイオレットだからこそ少佐の心をもう一度開くことができたのだと思います。
今作のすごいところはヴァイオレットと少佐の再会だけに焦点を当てるのではなく、かつてヴァイオレットが50年分の手紙を書いた母娘の子孫であるデイジーの話、そして入院中の男の子であるユリスの話、それらを撚り合わせることによって厚みのある壮大なストーリーに仕上がっているところです。
そして作画・音響・声のどれを取っても申し分のないクオリティには脱帽でした。昨年の痛ましい事件も記憶に新しいですが、よくぞこの作品を完成まで持って行ってくれたと、本当にスタッフ・キャストの皆々様方には感謝しかありません。最高でした。
味わい深い作品に仕上がっています
ギルベルトとヴァイオレットの二人がメインのストーリーではあるのですが、親から子への愛、子から親家族への愛、そういった愛の形を織り交ぜ、ストーリー全体をアンの孫がヴァイオレットの足跡をたどるという形でまとめあげるという、とても味わい深い流れでした。
本作品を見るなら少なくともTV放送版は見てからにしてもらいたい。そうでなければあまりに勿体ない。是非ともそうするべきです。
観終わったあとは幸せになれると思います。
Happy ever after ならぬ Happy Evergarden ですね
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの完結作
初日に見てきました。
まじで泣ける映画でした。
大きく分けて3つ?のストーリーが複雑に絡み合い、それぞれのキャラクターの感情も合わせてとても素晴らしい作品に仕上がっていたと思います。
最後、見ていた人、キャラの心はほぼ同じだったはず……
アニメ化の際に、改変されたらしい部分もうまく組み込んでおり良かったです。
ただ、最後の水(たぶんCG)とキャラの足との違和感?が少し気になりましたが多分間に合わんかったんかな……。でもそれ以外は文句なしです!!!
期待以上の映画でした。
公開予定が決まってからずっと心待ちにしていました。
後悔延期になりやっと見れた劇場版ヴァイオレットエヴァーガーデン。
20代半ばになり映画館で初めて号泣しました。
最初のおばあちゃんが亡くなって母親と子が衝突するシーンがまさに今の私と同じで共感してしまいしました。
お母さんは何もしてない!という子の気持ちが痛いほどわかりました。
アニメで社長の強く願えば想いは叶うものだな。という言葉を聞くたびに心苦しかったのですが本当に叶うと思っていなくて1番最後のシーンは心からヴァイオレット良かったね。と思いました。
私も手紙を書くことが好きですが今の時代ラインで簡単に連絡が取れてしまうので書くのが手間に感じてしまいますが、大切な人の誕生日や記念日くらいは手紙を書こうと思いました。
普段一緒に住んでいるからこそ恥ずかしくて伝えにくい言葉も手紙だと話せたりできます。
もし相手から手紙を貰っていたらまた読み返せたり、その時の感情や記憶を思い出せるのが手紙のいいところだと思っています。
大切な人がいなくなってしまう前に私もちゃんと伝えようと思えました。
ラストシーンを見てその後がとても気になりますが、きっとあの島で2人で幸せに暮らしたのだろうと思っています。
p.s あの島の切手がとても欲しいですね...!!
映画を見てある登場人物に苛立ちを覚えた方へ
あまりにも素晴らしかった。
人生で一番泣いた映画かもしれない。
最高の作品だったのだが、私は見ている時にある一点に苛立ちを覚えた。
それはギルベルト少佐のヴァイオレットに対する態度である。
予告の段階から少佐は生きているのだろうと思っていた。
そして少佐がヴァイオレットに会いに来ないのは記憶を失ったからじゃないのか、なんて勝手に予想していた。
違った。
彼は自分の存在がもうヴァイオレットには必要ない、等ヴァイオレットに負い目を感じていたために会いにいけなかったのだ。
おいギルベルト! それはないだろう!
ホッチンズ中佐が「大バカやろう!」と言ったのと全く同じ感情を抱いた。
お前は何故そんなに煮え切らない態度を取るんだ、と強く思った。
『株が下がった』
表現するのであればこうだろうか。
そこで違和感を覚えた。
この感情、苛立ちは本当に正しいモノなのかと。
その違和感はその後の怒涛の展開によって頭の片隅に追いやられたのだが映画が終わり、帰路につく中で再びその違和感が蘇ってきた。
そしてぐちゃぐちゃになった感情が幾分か整理されたその時に私はその違和感の正体に気がついた。
「自分は思い出の中のギルベルト少佐しか知らない」
そうだ、映画以前の話で語られていたギルベルト少佐の話は彼が如何に慈愛に満ち、真っ直ぐで優しい青年であったかを示すモノばかりだ。
思い出は美化される。
物語だからと先の展開をある種メタ読みできる我々と違い、ホッチンズ中佐しかりヴァイオレットの周囲の人間は皆ギルベルト少佐は死んだものだとして語っていた。
だから我々は本当の等身大のギルベルト少佐の事を何も知らなかった。
彼もまた葛藤する1人の人間だという事を完全に失念していたのだ。
そういう意味では我々も映画を見るまではある種少佐を「死んだ人間」として見ていたかもしれないという事にその時初めて気がついた。
我々が見ていたのはヴァイオレット視点からのギルベルト少佐であり、最後に言われた「アイシテル」を知るために健気に生きてきた事を知っていたからこそホッチンズ中佐と同じ怒りが生まれたのだ。
なら逆はどうだろう?
自分が戦場に連れ出す決断を下し、目の前で両腕を失ったヴァイオレットが自分の事を好意的に見てくれると思えるだろうか?
まあ無理だろう。
そう考えると少佐のあの態度も理解が及ぶ感情として咀嚼する事ができる気がした。
この解釈が正解かは分からないが、普段レビューなんてしない私が感情のまま何かを書かずにはいられない位想いが溢れ出してしまう位には素晴らしい作品だった。
蛇足にはなるが、「解釈」関連で気になった事がある。
ヴァイオレットとギルベルト少佐、2人は腕を失ったという共通点がある。
そして少佐の描写の中でこれみよがしに腕がない事を強調する様に袖を揺らめかせていた。
何故? ヴァイオレットの様に義手を付ければいいのに。
ひょっとするとこれは最初は自分の意思ではないにしろ義手を付け戦争の後も前に進み続けたヴァイオレットと戦後歩みをとめてしまっていたギルベルト少佐の対比なのかもしれない。
そして片目を失ったギルベルト少佐と、ヴァイオレットがつける少佐の瞳と同じ色のブローチ。
まるでギルベルトが失ったものを補うかの様な組み合わせだと思うのは、2人が縦の関係でなく寄り添う関係になったと示す意味を含んでいるのではないだろうか、というのは考えすぎだろうか?
お呼びでなくても駆け付けたい
少し強引な気もした意外に思える結末でしたが、観客も含め誰もがヴアイオレットの幸せを願っている中、これで良かったのでしょう。ラストで感傷的な姿を見せたいつもは無表情な彼女も可愛くいとおしかった。しかし、PTSDかもしれませんがぐずぐず言っているあいつを殴り飛ばして、私に付いてきなさいと言っても現代的でよかったかも。結局、素直になれない人たちも最後は手紙で救われたということなのでしょうか。さすがに映像は美しく、ことにオープニングでは画面に引き込まれるような感覚がしました。
人の行いに、無駄なことは一つもないという強いメッセージ
まず、テレビシリーズを見たことのある人にとって見覚えのある庭から始まります。
そこからは今までのシリーズで出た人やエピソードが挿入され、それら一つ一つが力を持ち、皆がずっと望んでいたクライマックスシーンを運んできます。
何故なら、それは全てあなたが私に与えてくれたことだから。
また、今作は色々な関係のリフレインで作られています。
兄弟、親子、恩人と少女、純粋に師を慕う教え子、それに答える教師。
それぞれの関係が、誰かの関係の裏腹な言葉であり、また誰かの望む関係であり。
ラストシーンもまた、彼女たちのして来た事が長い長い未来で身を結んだことで終わります。
起こったことも消えないけれど、してきたことも消えないのでしょう。
余談ですが、「少佐をただの優しい男にするまでのストーリー」と思ったら、パンフで浪川さんが同じこと言ってて嬉しくなりました。
追記:(2020/11/14)3回目の感想。
・海の祈りが新月で、ラストシーンが満月。少佐が手紙を出してからあのラストシーンまでは30日前後
・少佐に宛てた最後の手紙が終わり、日が沈み切った瞬間「ギルベルト少佐」は死ぬ。
そしてただのギルベルトだけが残り、ヴァイオレットをやっと追いかけることができる
・ギルベルトは死んだと、打ち捨てられたカマキリが符号している
・ヴァイオレットが走り去る姿は10話でアンが母親に八つ当たりして走り去ることとの符号。
「どうしようもないこと」で今度はヴァイオレットが保護者に泣かされる。
・炎を前にしたギルベルトも、「燃えています」の第一話のリフレイン。
嬉しくて嬉しくて言葉にできない。
本当に嬉しい時、人はその感情を言葉に出来ないものだ。
まさに、小田和正が作ったオフコースの有名な曲の歌詞のような事が起きる。
あれだけ自在に手紙では言葉を紡ぐことができるヴァイオレットが、言葉にできなかった、あの瞬間。彼女が言おうとした言葉はなんだったのだろう。
「アイシテル」を返したい所だがそこをグッと押えたところがたまらない。
普段はあれだけ冷静沈着なヴァイオレットが海に飛び込んだ瞬間、息を飲んだ。
少年ユリスにしても少佐にしても、得てして男というものは、自分のやつした姿は大切な人にだけは見せたくはないという男の美学のようなものを携えて意地を張ってしまいがちな生き物だ。
しかし、深い絆で結ばれた友達や、「アイシテル」存在の前においてはそんなつまらないプライドは捨ててしまった方がいい。
少佐の兄の大佐だってそうだ。軍人としての威厳とか親への反抗から悪ぶってカッコつけてるけど、素直になった方がいい。
少佐の帽子を自分のものだと嘘をついてヴァイオレットにあげなかったし、いつの間にか弟の元へ駆けつけていたところからすると、本当はツンデレな可愛いやつじゃないか。
祖母に手紙を書いたという縁で、ヴァイオレットの住んだ町を訪問する少女は、時代を超えて、ヴァイオレットというドールがいた事が後世の人達にも影響を与え続けていることを印象づけてくれる。
観客はこの少女の目線で、その地で少佐と暮らしたヴァイオレットの暮らしや生き様について思いを馳せることが出来るだろう。
語りすぎず想像力の余地を残してある所が素晴らしい。
日本が世界に誇れるアニメーションで、またひとつ金字塔的な作品が生まれたと思う。
新型コロナウィルスの影響で劇場での公開も危ぶまれ、公開が決まっても延期に次ぐ延期だったが、やっと公開できて良かった。
オープニングとエンディングの部分は流れる画面に仕掛けがある。
家でDVDで観たり、劇場の後列で俯瞰して観ていたら気が付かない人間の視覚の錯覚を利用した仕掛けだ。
前から3列目位までの席に座ると、スクリーンに吸い込まれるように、劇場の椅子が上昇して行くような錯覚を体感することが出来る。
雨はあたかも自分の上から降ってきて、花火は真上に上がっているようにも感じられる。
普段は後列で映画を観る人もぜひこの感覚を前の方で体感してみてほしい。
映像がずば抜けて美しい作品だけに、作品の世界観の中により没入できることになるだろう。
エンドロールに流れていく名前を目で追いかけながら、この作品に携わりながらも、完成した作品を劇場で観ることが叶わなかった京都アニメーションのクリエーターの方々のことを思うと涙が止まらなくなった。
ご冥福をお祈りし、心の中で手を合わせていた。
そしてエンドロールが終わった瞬間のことだ。
劇場は拍手に包まれた。
この瞬間の、会場が一体となり感動を分かちあった瞬間のことは忘れられない思い出となるだろう。
公開初日の出来事だが、きっと全国各地のたくさんの映画館でも同じように拍手が巻き起こったに違いないと思いを馳せた。
息を飲む沈黙の長回し
非常に丁寧に創られた作品でした。作画はもちろん、演出、音楽に至るまで、細かく丁寧に、丁寧に作られていました。
特に、心臓を掴まれたのが、ヴァイオレットが、少佐を思い出すシーン。 音楽、効果音なし 無音で、気が遠くなるくらい長い時間、夜自室で佇むヴァイオレットの後ろ姿観るとき、館内は静まりかえり、息をするのもためらわれるくらいでした。
他にも随所に、空白の間を折り込み、深い深い悲しみの闇を穏やかな調子で描くことに成功したと思います。
もちろん最後に青空は来るのですが、それでも、作品全体には、静かな悲しみが漂い、事件を経て、深く傷つき、悲しみにくれ、それでも復活していく様が現実のこの世界以上に描かれていました。
テレビアニメシリーズを観ていない人がどれほど楽しめるかはわかりませんが、ストーリーに、丁寧に時間の経過やヴァイオレットの人柄などを説明するエピソードが自然に盛り込まれていたので、初見の方でも、楽しめるのではないかと思います。
海外での視聴も意識して制作されているので、世界各国の人々も目にする機会があると思いますが、この沈黙の演出がどのように評価されるのか、興味があります。
新海先生の場合は、映像表現でガンガン語りかける部分があるのですが、この作品は、引き算と静止と沈黙で、自分の内面に向き合うように仕向けられている気がします。
リズと青い鳥もそうでしたが、空白を活かす、京都アニメーションの少女マンガ的な演出は、情報過多で詰め込みまくる作品とは違った余韻が味わえます。
テレビ版の原画も流用しているのもあり、この作品にも携わっていた池田先生のお名前がスクリーンに出てきたときには別の涙を禁じえませんでした。
それぞれ、作品の携わった人のことは、ヴァイオレットの手紙のように、後世に伝えたいと思います。
「愛してる」を知りたくて思い知り伝えたくて
意外性のある導入、TVシリーズからの視聴者には冒頭から泣かせにくる展開。
外伝で結構月日が流れたと思っていたのですが、ヴァイオレットはまだ18歳!?
ヴァイオレットとギルベルトの再会に、ユリス少年との約束を絡めて、手紙から電話への時代の移り変わりも反映した良い映画でした。
劇場内も随所で鼻をすする音が聞こえました。
ユリスにエピソードはTVシリーズ屈指の人気であったアンのエピソードのリピートとならないように努力したスタッフの苦労が偲ばれます。
しかし、ホッジンズは何の為に付いていったのか?もっと大人としてしっかりと二人をサポートしろよ!と思いませんでしたか?
アイリスは美人になってましたね。中身はあんまり変わってませんでしたが。
とても良かったです
放映当日に見てきました。
テレビシリーズ、外伝と見てきましたが今作も感情を持っていかれる良い作品だったと感じています。
泣かせる展開のあと、ラストは少しずつわかってきた「愛している」を言葉にしきれない、健気な彼女がそこにいます。
映像、音声共に流石クオリティで大変満足でした。
この作品の背景には多くの情勢的な苦難や事情がありましたが、そんな中で作られたこの作品が少しでも、多くの方の目に留まればいいなと心から思えるそんな作品でした。
喪失と再生の物語、完結。
ヴァイオレットの「あいしてる」を探す旅を見届けてきました。
粗も探せば色々あるかと思います。完成度で言ったら
外伝の方が高かったかも知れません。
でも、これでいい。
ギルベルトは女々しく、情けない一面も見せる。ヒロインも鼻水垂らしながら語彙を無くしてひたすらに泣きじゃくる。
ヴァイオレットは沢山の物語を紡いで、冷静にプロの仕事をこなしてきました。
それが自分の物語になるや、みっともなく、泥まみれに、後先考えず結構な高さの船から飛び降りて。
自分の物語をカッコ悪くもがく、もがく。
格好の悪いふたりの、ようやく辿り着いた「あいしてる」は、失い続けたふたりと事件で大切な命を失ってしまった僕たち、でも無様でも悲しくても生きていかなければいけない僕らに、あたたかいものをくれました。
全てのスタッフの皆様、ファンの皆様、みんなで紡いだ物語。ずっと大切にしたい作品です。
ヴァイオレットエヴァーガーデン無事完結。お疲れ様でした。
映画グッズ、見終わって見に行ったらパンフレットと小説以外全部売り切れてました。
ちょっと少なすぎでは。こういうのがあるので、朝一から並ぶ必要があるんですよね
TVアニメを見てから映画を見たので所々で回想で涙が出てきてハンカチを手放せない映画でした。
逆にアニメを見てないとお勧めできないかもしれません。登場人物達の考え方や生き方に深みがある作品なので、ぜひアニメを見てからがお勧めです。
考えてみれば何かきっかけがなければ素直になれない人ばかりだった気がする。表に隠れた本当の気持ち、とても難しい事だけど、言葉にしなければ、わからないです。
たまに会話している人との距離感が、おかしいなって所がありました。が自分の勘違いかもしれません。
少佐にちょっとガッカリしました。
社長の殴りたい気持ちに共感した!
過去をずっと後悔するのはわかる、でも、それを相手が同じように考えているとは限らない。アニメを見てきたから、ヴァイオレットちゃんに感情移入しすぎている自分には、愛しあって欲しい気持ちでいっぱいでした。
ヴァイオレットちゃんが子供に渡した手紙、今、渡しに行けよ!と思った、下にいるんだろ
なんか後で絶対渡すね!みたいに別れた。
で、何故かお兄さんと少佐が会話してる時にタイミング良く手紙が上から箱に入って流れてくるんですが、子供の声も姿もなく。宛名を読み取ったお兄さんが読めと言った。子供、ちゃんと渡せ!
凄い不自然。
子供の言ってた。少佐の足も!スッゴく速いんだ!のシーンの見せ所もありました。しかし、船が、かなり離れているのです、少佐は叫びますが声が正直聞こえるとは思えませんでした。が!アニメだからでしょう、彼女には少佐の声が聞こえ船から飛び降り海の中に。正直、大丈夫なの?と心配になりました。
二人が出会い、ヴァイオレットは女性から少女に戻った感じで素晴らしかったです。少佐は愛していると言ったのに、ヴァイオレットちゃんは泣きながら、言葉にならない感じでした。
このシーン泣けなかった、なんとなく会ったら泣く自信があったのですが、ただ、見てました。
正直『私も』『私も、愛しています』と言う言葉がヴァイオレットちゃんから聞きたかったです。
アンの孫娘の女の子の行動力が凄いな~と思いました。正直、最初、誰だこの子はと思いましたが、彼女が最後に電話などではなく『手紙』を書いたのも、とても印象に残り良かったと思います
。
京アニの時計が動き出した。
『松竹』の富士山が消えた後の「京都アニメーション」の文字。
秒針が時を刻んで物語がはじまります。
1人のストーリーテラーが2つの物語を綺麗に纏めてくれます。
バイオレットの神々しいまでの美しさ。
風景の美しさと相まって涙なくして観続ける事が出来るでしょうか(笑)
ただね…ちょっとお涙頂戴⁈的な所が幾つかあり自然と涙する場所との混ざり具合が悲しい。
飛び込んじゃダメだよね。
せめてもう少し早めに走り出してくれないと。
でもいい作品。
スクリーンで観なきゃ。
前作の外伝を見た上での考察
まだ亡くなられた方のメンタルが
落ち着いていないにもかかわらず、
あれだけの美作画を成し遂げられる、
京都アニメーション
そのもののブランド力、そんな八田社長も語っていたが、社員を大切にしてくれる
会社の世界から賞賛されるクオリティの
高い作品を今現代の自分たちが見れることにとても誇りを感じる。
ヴァイオレット本人といい、街の情景といい全てにおいて、完璧なスタイルが確立されてきた、世界の京アニをこれからもできる形で支援していきたいと思わせられる作品になるだろう。
来年の映画もみなさん是非ハンカチを片手に劇場に足を運ばれては如何だろうか。
全176件中、161~176件目を表示